今日、東芝が発表した2017年9月中間連結決算は、純損益が497億円の
赤字(前年は1153億円の黒字)となった。半導体子会社「東芝メモリ」の
売却に伴う税金を先行して計上したためで、通期の18年3月期の純損益も
現時点では1100億円の赤字となる見通し。構造改革を一段と進める方針で、
不採算のパソコン(PC)、テレビについては事業撤退を含め検討する。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6260537
来年3月末の株主資本は、負債が資本を上回る債務超過額が7500億円
に膨らむ見通し。東芝メモリの売却を来年3月末までに完了させ、上場廃止
基準に抵触する2年連続の債務超過を回避したい考え。売却益は1兆円強
を見込んでおり、売却が完了すれば、通期の純損益は9700億円の黒字に
転換するとみている。
売却完了までには、独占禁止法の審査や売却差し止めを求める提携相手の
米ウエスタンデジタル(WD)との係争の解決といった課題がある。記者会見
した平田専務は、東芝メモリ売却が来年3月末に間に合わない場合も想定し、
「状況変化に備え、資本(増強の)政策はいろいろと検討してる」と述べた。
「東芝メモリ」の売却に伴う税金を先行して計上しての赤字であり、債務超過を
回避した18年度は、黒字浮上と、出直しの中間連結決算リリースと思いたい。
サザエさんCMから降りる事や企業活動から降板する事を検討している様だ
が、ラグビーや野球は継続してもらいたい。
さて、日経平均は小幅に続落して、45円安の22868円の大引けでした。
(出来高 概算27.4億株の大商いでした。)
今朝方のNY市場、底堅く終了。その流れを受けて反発して始まると、先物
主導の買いが入り、92/1月以来の23000円台を回復し、高値追いで
450円程度上昇する場面も、後場、2:00頃からヘッジファンドの利益確定
売りが入り、大きく下落し、一時350円超安となったが、大引けにかけ小幅
続落で終了。値幅が850円を超えたジェットコースター相場であった。
日経平均は小幅続落したが、上下ヒゲをつけ5日線を上回って終了しており
ボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジを維持。過熱感は、少し緩和されて、
先高感はあります。
注目のNY市場、税制改革の実現性に対して先送りとの見方が広がり、下落
してスタートです。終了時どこまで戻すかポイントです。
明日の日経平均、週末反発となるか、先物主導に注目です。
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