「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日経平均「覚えておきたい節目」一覧

2017-11-11 23:51:12 | 役立つ投資情報

   
土曜の夜、来週以降の相場展開を考えると、短期的に調整を意識させ
週明けの日経平均は、売りからスタートになるも、押し目を捉える好機
ともいえます。

そこで、参考で、資産運用をアドバイザー平田和生氏のメモをアップします。
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20171111-00000002-zuuonline-bus_all

  ◎覚えておきたい日経平均の重要な節目一覧

  38957円:ザラ場史上最高値(89年12月29日)
  38915円:引け値ベース史上最高値(89年12月29日)
  30000円:心理的抵抗ライン(90年8月2日が最後) 
  28314円:史上最高値からの2/3戻し
  27146円:バブル崩壊後91年の戻り高値(91年3月18日)
  25000円:心理的抵抗ライン(91年11月1日が最後)
  24144円:日経平均予想PER16倍(17年11月10日時点)
  23382円:17年ザラ場高値(17年11月9日)
  22985円:史上最高値からの下げの半値戻し
  22937円:17年引け値ベース高値(17年11月7日)
  22750円:バブル崩壊後のザラ場の戻り高値(96年6月26日)
  22666円:バブル崩壊後の引け値戻り高値(96年6月26日)
  22635円:日経平均予想PER15倍(17年11月10日時点)
  21126円:日経平均予想PER14倍(17年11月10日時点)
  20952円:15年高値(15年6月26日)
  20000円:心理的抵抗ライン(直近では17年9月12日から上回る)
  19114円 16年末(17年12月30日)
  18909円 16年度末(17年3月31日)

========================================
日経平均が11月7日、2万2666円を上回った。チャート上で非常に重要な節目
として市場関係者が注目していた水準。

96年6月26日につけたバブル崩壊後の戻り高値だからだ。デフレ終焉の象徴
だとの見方も出て来ている。株式市場はチャートの重要な節目を意識しながら
価格が形成される。覚えておいた方がいい節目を整理しておこう。

◎日本株は9月8日を底にターンアラウンド

北朝鮮半島の地政学リスクで下値模索の続いていた日本株のトレンドが変わっ
たのは9月8日だった。日経平均が1万9239円を底に急反発、ドル円も同じ日に
107円33銭を底に大きく反転し始めた。

北朝鮮が9月9日独立記念日にむけて国内でミサイルを移動しているとの報道が
あり緊張感が高まっていたが、威嚇行動を起こさなかった。前日の9月8日が
底となり日経平均もドル円も急反発した。北朝鮮は9月15日に日本上空を通過
するミサイルを発射したが戻り始めた市場ではほとんど材料視されなかった。
その後、威嚇行為はしていない。

世界景気は好況。日本の景気も実感こそ少ないがいざなぎ景気を超える戦後
2番目の景気拡大局面にある。名目GDPはバブル期を抜いて過去最高となり、
法人企業統計では日本企業の経常利益率はバブル期を抜いて過去最高に達
した。現在発表中の17年7~9月期の決算も大方が予想を上回っている。日本
経済は、マクロでもミクロでもファンダメンタルズ的には魅力的な水準になっていた。

◎日経平均は25年10ヶ月ぶり2万3000円台に

地政学リスクが落ち着きはじめたことで、世界の株式市場はリスクオンで上げ
始めた。米国、ドイツ、イギリス、韓国、台湾などが過去最高値を更新する中、
ファンダメンタルズが好調な日本株の出遅れ感が強くなり、海外投資家投資家が
日本株に買いを入れ始めた。

海外投資家は9月3週まで9週連続で日本株を売り越していたが、9月4週以降
明らかに買いスタンスに変更した。6週連続で合計2兆4871億円を買い越した。
昨年11月~12月のトランプラリー時の6週連続の2兆2533億円を超え、日銀の

追加金融緩和で円安が進んだ13年10~12月の10週連続の4兆6996億円以来
の大幅買い越しとなっている。

海外投資家買いが日本株の上昇を牽引し、日経平均は10月2日~24日まで史上
最長となる16連騰を記録した。様々な重要な節目を払って上げてきており、9月8日
から11月9日高値までの上げは4142円(21.5%)に達した。

特に96年6月26日の高値2万2666円は、バブル崩壊後の高値として重要視され
てた節目だった。
日本では、バブルが崩壊した1991年頃からデフレ色が強くなり「失われた20年」
などと呼ばれるサイクルに入った。日銀がインフレ率2%をターゲットにしてるのは
デフレから完全に脱出したいからだ。バブル崩壊後の高値更新は、デフレ終焉を
示唆している可能性が高いだろう。

チャート上の重要な節目は、上値抵抗線にもなるが、抜けた場合はモメンタムの
強さを確認して一段高になることも多い。日経平均が2万2666円を抜けた11月7日
10時過ぎにあっさりと抜けると上げを加速しその日の高値は2万953円まで急騰。
逆に調整時にも節目は下げ止まる目安にもなることがよくある。
覚えておいた方がいい日経平均の節目を覚えておこう。
=========================================

それでは、また。 

各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 


 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング