中国政府は28日、2019年から自動車メーカーが生産・輸入する乗用車の
一定割合を電気自動車(EV)など新エネルギー車(NEV)にするよう義務
づける規制を始めると発表した。(北京=福田直之)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000096-asahi-bus_all
エンジン車を年3万台以上生産・輸入するメーカーが対象。世界最大の
自動車市場である中国の決定は、EV時代の本格的な幕開けにつながり
そうだ。
エンジン車の年間生産・輸入台数の10%分に、目標点数が設定される。EV、
プラグインハイブリッド車、燃料電池車というNEVの種類や、EV航続距離など
によって別々に定められる点数を積み重ね、目標を達成することを求める。
例えば、エンジン車を10万台生産・輸入する企業なら目標は1万点で、1台
2点のEVですべてまかなうなら5千台を生産・輸入する必要がある。
達成できない場合、超過達成した他社から点数を買う必要があり、事実上の
「罰金」になる。排出権取引のような仕組みを使って規制する。目標比率は
20年から12%に上げる。
中国政府はこの規制で国内勢のNEV化を進め、外国勢に対して優位に立つ
事を狙う。大気汚染を緩和する効果も期待する。将来的には、エンジン車の
生産禁止も検討している。
日本勢は得意なハイブリッド車が、今回の規制が定めるNEVに入らないため、
態勢を立て直す必要がありそうだ。
大気汚染を抑制する効果もあるが、一定割合をNEV(EV、プラグインハイ
ブリッド車、燃料電池車等)義務付ける事により、中国国内で参入容易なEV
中国産車でシェアーを取り、自前の自動車産業を盛況にする戦略で、中国の
したたかさを感じます。
日本車メーカーは、NEV開発・販売戦略の見直しが急務で、国内メーカー
コラボも進みそうで、目が離せません。
さて、日経平均は小幅に下落し、約7円安の20356円の大引けでした。
(出来高 概算17.3億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、税制改革案もあり、上昇した。その流れを受けた東京市場
も為替の円安が一服したことや衆院解散して選挙戦に突入したが、小池新党
が台風の目となり、弱含みの展開であったが、下げ幅は限定的で終了。
日経平均は、小幅に反落。但し、1週間ぶり陽線となった。ボリンジャーバンド
は+1σ~+2σで、突発的な悪要因なければ、先高感ある展開です。
注目のNY市場、新規の手掛かり材料がない中、下落すたーとも戻りを試す
動きです。週末でも底堅い終了となりそうです。
今日の東京市場、中・小型株がしっかりとして、週末としてはOKでしょう。
来週の日経平均、もみ合いながらの上値追いを想定したい。
ブロガー/読者のみなさん、良い週末を!!
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