銀行カードローンによる過剰融資への懸念を受け、全国銀行協会は、会員行の
毎月末カードローン残高をまとめて公表する方針を固めた。早ければ9月末の
集計分から始める。同様に増加傾向のアパートローンなど個人の貸家業向け
融資の残高も毎月公表する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00000063-asahi-soci
全銀協は、国内116行の預金と貸出金の月末残高を集計・公表している。新た
に、貸出金のうちカードローンとアパートローンについても分けて公表する。
現在は日本銀行による3カ月ごとの統計しかなく、月次のデータを集めて実態
把握に役立てる。
日銀の統計では、銀行カードローンの残高は6月末時点で5兆6793億円で、
1998年以来19年ぶりの高水準だった。過剰な広告の自粛や収入証明書の
確認を始めた銀行もあるが、金融庁は過剰融資の対策が不十分だとみて、
大手行などへの立ち入り検査をする方針。
金融庁が、過剰融資が問題視されている銀行カードローンの実態を把握する
調査するとの処置を受け、全国銀行協会は、急拡大する銀行カードローンが
新たな多重債務の温床とならない様、適切な管理をする旨ディスクロージャー
して過剰融資を防ぐ狙いがあるようです。
さて、日経平均は反落して、121円安の19274円の大引けでした。
(出来高 概算18.6億株の商いでした。SQ値概算、19278.13円)
今朝方のNY市場、マチマチの底堅い結果も、SQ値を上回るも、為替が
やや円高と下落スタート。北朝鮮の建国記念日(9/9)の動きを警戒や
週末で、為替が107円台に突入して買いが手控えられ、19300円を割っ
て終了した。
日経平均は反落し、5日線に頭を抑えられた格好。ボリンジャーバンド
-1σ~ー2σレンジ辺り、下値を切り下げる状況で、踏ん張り所です。
注目のNY市場、下落して始まったものの反発兆候が見える動きです。
終了時に底堅く終了するか、ポイントです。
来週の日経平均、北朝鮮情勢が一服して反発に期待したいところです。
ブロガー/読者のみなさん、良い週末を!!