米玩具大手トイザラスがインターネット通販に押されて経営不振に陥り、破産
手続きを検討していることが分かった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00050040-yom-bus_all
ロイター通信が6日伝えた。米小売り大手の値引き攻勢にさらされ、資金繰り
が悪化しているとみられる。
同通信によると、トイザラスは、米国の法律事務所と契約を結び、来年に返済
期限を迎える約4億ドル(約440億円)の債務の取り扱いを協議。経営再建に
向けた選択肢の一つとして破産手続きが挙がっている。
同社は米国だけで約870店舗を展開し、11月に始まる年末商戦で店の前の
長い行列が風物詩になる等人気を集めた。しかし、米ネット通販大手アマゾン
や米小売り大手のウォルマート・ストアーズなどの値引き拡大で顧客を奪われ、
業績が低迷している。
東京商工リサーチの取材によると、米トイザらスは50億ドル(5500億円)の
債務がある。このリファイナンスを検討してるのは事実であるが、この動きが
日本のビジネスに直接影響を与える事はない、とのコメントを入手しており、
先行きの状況、注目です。
さて、日経平均は小幅反発して、38円高の19396円の大引けでした。
(出来高 概算15.2億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、ハリケーン「ハービー」の被害救済法案が前進して、これ
を好感した底堅さから、シカゴ日経先物が上昇。日経平均は、19400円台
回復してスタートした。ただ、週末SQや9/9北朝鮮建国記念日を控えて、
投資家も慎重姿勢となり、19400円台手前で終了した。
日経平均は反発。もち合いレンジ下限レベルから自律反発をみせ、ボリンジャー
バンド-1σ~25日線レンジへ移行する兆候が見られ、連日の踏ん張り所です。
注目のNY市場、材料に乏しく、反落してスタート。終了時にプラス引けとなる
か、ポイントです。
明日の日経平均、SQ通過しもみ合いを想定しています。