「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

9月第4週 相場展望と予定

2017-09-18 12:25:10 | 相場展望

   
9/11~週の日経平均は、北朝鮮リスクの後退で、株高/円安が広がり、
前週末の円高の動きは解消された格好でした。

週末にかけ、国連安保理が北朝鮮制裁を決議したが、米が譲歩する内容で
緊張感はやや緩和。しかし、週末金曜日早朝、北朝鮮は2回目の日本列島を
通過するミサイルを発射。一時緊張感が走り、円高の反応。ただ、週初からの
円安の流れを変えることもなく、ある程度織り込まれていたことで、リスクオン
と、北朝鮮リスク常態化をチャンスと捉えた外資もあった。

日経平均は、為替相場が108円台から週末110円台への流れもあり、週間で
大きく上昇しました。

結局、日経平均は週間で634円(↑3.29%)上昇し19909円の大引けでした。

さて、9月第4週(9/18~9/22)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

注目イベントは、米で9/20のFOMCが上げられます。
国内も、9/21の日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の会見に注目です。
また、9/19の基準地価、9/20の8月訪日外国人客数、9/21東京ゲーム
ショウ。

北朝鮮情勢については、今後も日本上空を通過する形でミサイルを発射する
恐れもあるが、常態化している。戦闘行為が無ければ、情勢をウオッチしながら、
堅調な相場展開に期待したい。

明日から、北朝鮮情勢を注視しつつも常態化してるので、節目の2万円を回復
する相場展開もありそうです。

日経平均、9月第4週(9/18~9/22)レンジは19700円~20150円程度
を想定しています。

1.9月第4週(9/18~9/22)主なイベントと予定

 9/18
日本 休場(敬老の日の祝日)
 米   7月対米証券投資
中国 8月不動産価格指数
EU  ユーロ圏消費者物価指数改定値
 9/19
日本 基準地価
日本 ツルハHD、アークランド 各決算
 米   FOMC(~9/20)
 米   8月住宅着工件数
 米   アドビシステムズ、フェデックス 各決算
 独   9月ZEW景況感指数
 世   国連総会の一般討論演説(トランプ米大統領初出席)
 9/20
日本 日銀金融政策決定会合(~9/21)
日本 8月貿易統計
日本 8月訪日外国人客数
日本 ニーズウェル IPO
日本 クスリアオキ 決算
 米   FOMC声明、経済予測公表
 米  イエレンFRB議長会見
 米  8月中古住宅販売件数
 9/21
日本 日銀会合結果公表
日本 黒田日銀総裁会見
日本 8月スーパー売上高
日本 8月百貨店売上高
日本 オプトエレ 決算
日本 東京ゲームショウ2017(9/21~)
 米   9月フィラデルフィア連銀景況指数
 米   景気先行指数
 米   新規失業保険申請件数(~9/16日までの週)
NZ   第2四半期GDP
EU   ドラギECB総裁、講演
EU   ECB経済報告発表
 9/22
日本 サツドラHD 決算
日本 パークシャテクノロジー IPO
 米   8月製造業PMI
 米   ダラス連銀総裁、講演
米   サンフランシスコ連銀総裁、講演
米   カンザスシティー連銀総裁、講演
 独   9月製造業PMI速報値
 英   メイ英首相、EU離脱巡り演説
EU  9月ユーロ圏製造業PMI速報値
 9/23
NZ   総選挙
 9/24
 独  連邦議会選挙
 仏  上院選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/15)

今日のNY為替市場、朝方発表になった米小売売上高や鉱工業生産が予想を
下回ったことでドル円も戻り売りに押されている。一時110.60付近まで伸び
悩む場面も見られたが、米国債利回りや米株が堅調に推移したこともあり、下
押す動きは見られていない。その後は110円台後半を中心に推移した。

 北朝鮮が日本時間の早朝にミサイルを発射したにもかかわらず、市場は
落ち着いた反応を見せたことから投資家のリスク許容度が改善しているのか、
きょうは円安の動きがドル円をサポートしている。

また、市場では改めて日本と各国の金融政策の相違に着目し始めている様だ。
前日に英中銀が年内利上げの可能性を示唆したことがきっかけとなっている
模様。

きょうのドル円は一時111.35付近まで上昇し、100日線を上回る場面も見
られていた。ただ、111円台は維持できなかった。今週に入って年内の米利
上げ期待が再び出始めているものの、来週はFOMCも控えており、その動向
を見極めたい雰囲気もあるようだ。

 一方、ユーロドルは中盤から伸び悩む展開。朝方の米指標を受けて1.1985
近辺まで上昇したが、心理的節目の1.20は達成できなかったことでロング勢も
一旦後退した模様。しかし、21日線の上をしっかりと維持されており、上向き
トレンドは変わらずといったところのようだ。

 一部報道が関係筋の話として、ECBは来年からの出口戦略の中で、償還
国債の再投資を月間150億ユーロペースで続ける意向で、それを強調する事を
検討と伝えていた。これまでも再投資は長らく実施してきたが、市場に与える
インパクトが小さく見積もられているという。

 例えば、国債購入を現行の月600億ユーロから300億ユーロに縮小するもの
の、月150億ユーロの再投資が加わるり、合計月450億ユーロの緩和を続け
ていることを強調したい考えのようだ。

再投資も柔軟化することで市場にインパクトを与えることもできるという。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=391265
 米国債利回り
   2年債       1.380(+0.019)
   10年債      2.201(+0.016)
   30年債      2.768(+0.002)
   期待インフレ率   1.860(+0.005)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表になった米小売
売上高や米鉱工業生産が予想を下回ったことで利回りは上げ幅を縮小したものの
プラス圏は維持した。北朝鮮がミサイルを発射したものの、市場はネガティブな
反応も見せず、米株も最高値更新が続くなどリスク許容度が回復していること
から債券への逃避買いは後退している。

10年債利回りは2.2%台を回復し、2年債も1.38%まで上昇している。
2-10年債の利回り格差は82(前日82)。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=391264

3.NY株式市場 結果(9/15)

 NY株式15日
   ダウ平均      22268.34(+64.86 +0.29%)
   S&P500      2500.23(+4.61 +0.18%)
   ナスダック      6448.47(+19.39 +0.30%)
   CME日経平均   19190  (大証終比:+50 +0.26%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は最高値更新が続いている。朝方発表になっ
た米小売売上高や鉱工業生産は予想を下回ったものの、市場は景気の先行き
に悲観的なムードにはなっていない。ハリケーン「ハービー」の影響が出ており、
その点は割り切っているようだ。

北朝鮮が再び大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行ったが、市場
全体がこれまでの様な動揺は見せていないことも米株式市場に安心感をもた
らした模様。

各セクター内でまちまちな動きではあったものの、電子部品などハイテク株が
堅調なほか、産業株が上昇をリードした。一方、前日上昇していたエネルギー
株が反落したほか、薬品株も軟調。

なお、S&P500は初の2500ドル台に上昇している。
 
ダウ採用銘柄ではボーイングが続伸したほか、アップルが4日ぶりに反発。3M
インテルも上昇。一方、ゴールドマンやIBMが軟調なほか、ファイザーが
反落した。

ナスダックは反発。電子部品などハイテク分野が上昇を牽引した一方、ネット
関連などのIT分野はまちまち。エヌビディアが大きく買われたほか、アップル
の反発もサポート。反面、アマゾンやアルファベット、コムキャストが軟調。

エヌビディアが大幅高となり市場のムードを高めていた。アナリストが、中国
当局がビットコイン取引所の操業停止を求めたことが同社に恩恵をもたらすと
指摘したことに敏感に反応。

オラクルが大幅安。6-8月期の決算はクラウド分野が好調で好決算となった
ものの、9-11月期のガイダンスでクラウドの伸び鈍化を見込んでいることが
嫌気された模様。

クルーズのカーニバルが下落。アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に
引き下げたことが嫌気されている。

コンチネンタルやアメリカン航空といった航空キャリアの一角が軟調。アナリスト
が投資判断を買いから中立に引き下げたことが嫌気された。

医薬品のミラティが135%急伸。非小細胞肺がんの治験薬「シトラバチニブ」
が初期の臨床試験で良好なデータを得たことが材料視されている。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=391260
4.NY市場 原油先物10月限/金先物12月限 各結果(9/15)

 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=49.89(0.00 0.00%)

NY原油10月限は変わらず。この日発表された米小売売上高や鉱工業生産は
予想を下回ったが、ハリケーン「ハービー」の影響という見方で弱気のインパクト
が軽減される一方、ダウ平均株価が続伸して最高値更新するなど米株高が下
支え要因となったものの、10月限は50ドルの節目が強い上値抵抗となった事で、
週末前の利食い売りも出やすくなり、上値が重くなった。米国内の原油稼働中の
リグ(掘削装置)が前週比で7基も減少するなど、支援材料は多かったが、大きな
上伸にはつながらなかった。       http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=391261
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス==1325.20(-4.10 -0.31%)

12月限は、反落。北朝鮮がミサイルを発射したが、リスク回避の動きが一服し、
戻りを売られた。欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小見通しも圧迫要因になった。
日中取引では予想以下の米小売売上高などが下支えとなったが、ドル高・株高
を受けて戻りは売られた。        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=391257


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