鎌倉・東慶寺で、イワガラミの公開が始まっています。
数年前から、花の時期限定で行われているものです。
(今年は、6月1日から15日まで)
この期間中は、ご本尊を祀る泰平殿の扉が開かれて
網戸越しですが、釈迦如来坐像を拝観することができます。
そしてイワガラミは、このお堂の裏手にあるのです。
お堂に上がり、回廊を廻って裏手へ・・
イワガラミ(岩絡み)
アジサイ科イワガラミ属
気根で岩や木を這い上り、初夏のころ散状花序に開花します。
お堂裏の岩壁一面にびっしりと!
この細い幹から、岩壁を上へ上へ
どんどん上へ
石窟を覆い、屋根も越えて伸びています
一見ガクアジサイに似た、涼やかな白い花と見えるのは
装飾花(萼)で、ツブツブの部分が花だそうです。
「散る前の花がひときわ綺麗ですよ。」とお寺の方が教えてくださいました。
できれば、その頃にもう一度!
入梅間近の今日この頃、
あちらこちらで紫陽花が咲き始めました。
古名は「アズサイ」
「アズ」→「集(あつまる)」+「サイ」→「真藍(さあい)」が語源とか。
最近は、「真藍」だけではもちろんありませんね。
英名は Hydrangea
hydro(水) + angeion(器)というギリシャ語からきているとか?
因みに、中国語では「八仙花」とか「綉球花」と習いました。
「八仙」は、道教の神話に出てくる8人の仙人のことで
日本でいう七福神のような存在らしいですが
仙人サマ達と花と、どんな関係?
老師(教師)に質問してみたけど、ご存知なかったみたいで
恥をかかせてしまった・・トホ
「綉」=「繍」なので、「綉球花」は読んで字の如し。
ナットクです!
(これは昨年撮ったものです)
「紫陽花の 花重くして おのづから 傾く見れば やさしかりけり」
松村 英一
「紫陽花や はなだにかはる きのふけふ」 正岡子規
トノが丹精しているクジャクサボテンが
今日ひとつ開花しました。
今年の「初めまして!」
思いきり近づいて撮ってみました
妖艶な雰囲気が出るかな~と 宵闇をバックにしてみたら・・・
あらら ボケてしまった・・
失敗 失敗
花菖蒲の季節ですね。
JR「衣笠」駅からぶらぶら散歩がてら、見に行ってきました。
約7,000㎡の菖蒲田に、江戸系・肥後系・伊勢系の412品種
14万株の花菖蒲が、色とりどりに咲き競います。
「しょうぶ祭」が開催されていて、人が大勢訪れていました。
よく見ると、ひとつひとつに違った個性があっておもしろいですね~
「三河八橋」 「滋賀の浦風」
「美吉野」 「磯辺」
「初嵐」 「爪紅」
「金鶏」 「初紅」
「雪国」 「町娘」
「業平」 「花奴」
「涼夏」 「暁の峰」
アメリカ生まれの花菖蒲もありましたよ。
「ピンクフロスト」
青空の下もいいけれど
雨に濡れた花も見てみたくなりますね☆
14,671歩
噴水のある公園の前を 海へと向かう道は
通称「うみかぜの路」
テレフォンボックスは燈台の形
帆船「日本丸」の縮尺1/3のマストが展示され
海への期待いや増す波模様
見えてきました~
岸壁には 今日もズラリと太公望
釣れますかぁ~?
「うみかぜの路」は 全長なんと10,000m
海に近づいたり 少し離れたりしながら続きます
今日は途中まで歩いて・・・ハイ、お時間でーす
11,895歩
カラリとした夏のような陽ざしが照りつける昼下がり
日蔭に入るとホッとします
足が、水音のする方へ自然に向かって行ってしまいます(笑)
公園の音楽噴水が、曲に乗って踊り始めました
初めは ゆったり♪
だんだん ノッてきました~♪
梅雨入り前の、青空の1日です
京急・津久井浜駅裏手の小高い場所の樹木の中に
お社のような建物が見えています。
何の建物でしょうね、行ってみましょう☆
石造りの鳥居の先に、石段が続いています。
上って行ってみると・・
「浅間神社」の額を掲げたお社
説明板によると;
ご祭神:木花之開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
この神社は、嘗てこの先にある浅間山(三浦富士)への登り口に
あったのを、1928(昭和3)年にこの地へ移したものだそうです。
つまり、三浦富士山頂にある奥宮がご本殿という訳。
へぇ~、そうだったんだ・・
因みに、山頂の奥宮はこんな可愛い祠です。
手前の穴の開いた石は、儀式で使われるものなのかな?
『新編相模国風土記稿』によると、江戸時代の三浦半島には
浅間神社が12ヶ所あったそうですが、なかでも三浦富士は
山容が似ていることから富士山に見立てて霊山とされ、毎年
7月8日 富士講の人々によって山開きの神事が行われてきました。
現在もこの日、家内安全・大漁・海上安全・五穀豊穣などを
願って、山頂で‘お焚き上げ’神事が行われているそうです。
今日の拝殿は人けもなく、ひっそり・・
狛犬さんには「昭和三年」の銘。
お社が移転した際に、奉納されたもののようですね。
拝殿の奥には、「金毘羅宮」
こちらは、「稲荷神社」
7月8日の山頂は、参詣者でとても賑わうようです。
ご祭神が女性であるためか、女性の参詣も多いとか。
どんな神事なのか、興味がわきますね~