谷中=墓地というイメージでしたが、「谷根千」とか呼ばれる
ようになって今や訪れる人が多い人気スポットのようですね。
好天の週末、老若男女を問わず大勢の人が歩いていました。
坂と路地とお寺が多い街を、足の向くままに行きつ戻りつ
2時間ばかり歩いてみました。
まず目についたのは「旧吉田屋酒店」
以前にご紹介した下町風俗資料館の付設展示場ということで
見学は1階店舗部分だけですが、明治~昭和初期頃の形態が
よく残され、道具やポスターなども実際に使われていたもの。
昭和13年創業の「カヤバ珈琲店」
豆大福が美味しい和菓子屋「岡埜栄泉」
ほかにも、レトロな建物がたくさんありましたよ
今どきあまり見かけない工場のような建物もありました。
「旭プロセス製版」
江戸の質屋さんがギャラリーに変身した「スペース小倉屋」
トタン張りになっていますが、珍しい3階建ての大正期の土蔵。
芸大が近いせいか、こうしたギャラリーも多くあります。
ギャラリー巡りも楽しいかもしれませんね!
「朝倉彫塑館」は彫刻家故朝倉文夫氏のアトリエ兼住居
屋上に人? いえ、これも芸術!
谷中といえば、やはりお寺。とてもとてもたくさんあります!
彰義隊の隊士が逃げ込んだという「経王寺」
塀と山門の扉には弾痕が残っています
「観音寺」の何とも風情のある築地塀
スケッチをする人たちがいました
これもお寺?と思ったら、何と「谷中小学校」でした
有名な「夕焼けだんだん」の石段を下りると「谷中ぎんざ」
こじんまりした庶民的なお店がひしめきあって並んでいます
‘ぎんざ’の角にある大正11年創業の「後藤の飴」
100種以上の飴はすべて天然素材だそうです
行列ができていました
‘ぎんざ’を見下ろす屋根の上の猫
おとなしいと思ったら置物でした
スゴイ人込みで狭い通路はいっぱい!
のんきに写真を撮っていられない?感じ
よみせ通り角の奥まったところに
TVでブレイクした指人形のお店「笑吉」
注文に応じてモデルそっくりに作ってくださる
そうですが、注文殺到で受けきれないとか。
ショーウィンドウには、みんな笑顔の人形達
ほかにもいろいろ見てたくさん撮ったのですが・・
あぁ、とても載せきれませ~ん!
古きよき時代の名残と最先端のアートが混在している街 谷中。
街のあちこちに案内板があり、店先にイラストマップも置いてあり
揃いの黄色い上着を着たボランティアガイドさんもいらしたりと、
ふらりと訪れる人をも温かく親切に迎えてくれる街のようでした。
上野~谷中と歩いて19,919歩でした。