今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

青春18きっぷ使い切った

2019年09月05日 | 

勤務先の大学は、9月になって教員の業務活動は始まったが、まだ後期が始まっていないので、会議以外に用事はない。
なので、会議が終ればゆっくり帰京できる。 
ということで、期間中に5回使える「青春18きっぷ」を本日の帰京で使い切った。
夏のサービス期間は7/20-9/10と長いのも幸いしている。

名古屋—東京間を5回、新幹線の代わりに18きっぷの鈍行で移動した結果、4万円ほど浮いたことになる(10年続ければ40万円!)。
もちろん、その代わり、所要時間は3-4倍かかっているが、その間は読書に充てればいいし(最近は電子書籍)、電車での旅気分を味わえるので、他に旅行する必要もなくなる。

夏の期間が終れば、新幹線での往復生活に戻る。 
こっちは高くつくが、その分快適なので不満はない。 


茶臼山カエル館の記事を今度こそ解禁

2019年09月02日 | ブログ編集

茶臼山カエル館での追加アンケートが終わったとの知らせを(アンケート実施をお願いしていた)館長から受けたので、カエル館の”計測”に関するブログ記事を今度こそ解禁した。

身体反応を訴えたデータが300名以上集まったことになる。
今月中にデータを回収し、分析は来月以降となる。
きちんとした学術的な視点で、真のパワースポットであるカエル館のまずはパワーの実態を明らかにしたい。

カエル館の記事をまとめて見るには、ページ左側の下方にある検索欄に「カエル館」と打って検索してください(カテゴリーの「計測」でも他の記事と一緒に読めます)。

 


相州大山ダイエット登山

2019年09月01日 | 山歩き

夏休みが1日延びた感のあるラストの日曜(9/1〕。
私も明日から業務モードに戻るので、最後の日を、この夏行きそびれていた”山”に行くことにした。

実は今の時期に山に行くには、もうひとつ深刻な動機がある。
来月半ばに年に一度の職場の健康診断があるのだ。
そこで「メタボ」にひっかかると、余計な”指導”を受けさせられる。
ところが、8月は実家ぐらしの夏休み、ついつい食べ過ぎて、体重がMAXに上昇している。 
ということでこれからの半月で体重(および腹囲)を急降下させなくてはならない。
そのためには、山歩きのような長時間の有酸素運動が一番効率的なわけだ。

といってもしばらく山を歩いてないので体は充分なまっている(前回は5月13日→津具丸山)。
でも暑いので、ちっとも涼しくない低山(500m以下)は嫌。
なまった体に優しく、しかも標高は先日の涼しかった奥軽井沢(1100m)を超える高さの山といったら、
実家からの近場だと、ケーブルカーがある相州大山(1252m)しかない。

そう、私のホームグラウンドは高尾山(599m)から大山にグレードアップしたのだ。

大山なら、ケーブルが中腹まで上り、そこに食事をとる店があるし、山頂にも茶屋がある。
ということは、 観光地と同じく、食料を持参しなくてもなんとかなる。
これぞ高尾山と同じく観光化された山の”安心”な所。
ここで私に、二つの相盾する目論見が加わった。

ひとつは、減量を期待して、ダイエット登山を敢行すること。
すなわち有酸素運動に、ダイエットを加えて、減量効果を倍加するのだ。
そのために、なんと朝食を抜いて、空きっ腹で山に登る。
するとグリコーゲンがすぐに使い果たされて、あとは体脂肪(とりわけ内臓脂肪)が分解されてエネルギーに変換されるという仕組。

これは、通常の(むき出しの自然に入り込む)登山ではタブー(禁忌)とされる暴挙なのだが、山中にお食事処がある観光地化された山だけに許された行為。
だから絶対に道に迷わないという確信があるから挙行するので、皆さんにはお勧めしない。

もうひとつは、山頂の茶屋で山菜そばを食べること。
これは前回(昨年9月)登山の折りに心に誓ったことなので、いわば心理的な課題の遂行(ゼイガルニク効果)に相当する。→前回の大山
上の課題とは栄養学的には矛盾するが、山頂までの登りはダイエット登山、そして山頂に達したら念願の山菜そばを食べるという、苦行と快楽を経時的に並立させる、実に高度な目論見ということだ。 
これすなわち、苦行と快楽の一方だけに偏るアンバランスな生き方ではなく、私が目標としている「バランスのとれた生き方」の具現、例示とさえいえる。

そういうわけで、自然な目覚めで8時に起き、朝食を食べない分、ささっと出発でき(大山という近場を選んだのには、早起きが苦手という理由もある)、
新宿の小田急切符売り場で「丹沢・大山フリーパス」を買って、車中では横浜歴史博物館で買った大山信仰の研究書『大山詣り』(川島敏郎) を読む。
バス、ケーブルと乗り継いで、下社に参拝して、11時過ぎに通い馴れた山頂までの登山道に入る。

この先、急坂がずっと続く道、最初はあえてスローペスで歩き始める。
ところが空腹を抱えての登りなので、いっこうにペースが上がらない。
気温は23℃を割って、”奥軽井沢”を実現しているのに、汗が絶え間なくしたたり落ちる。
前回のような大腿四頭筋の痛みこそ起きないが、スタミナが足りず、いわゆる”へばった”状態となり、それに鞭打ってやっと山頂に達する。
へばったといっても標準タイム(90分)だが、大山の登り程度でへばるようでは昔の私からバカにされる。

これでダイエット登山編は終了。

山頂手前の茶屋は、日曜といえども12時を30分まわったためか空席があった(高尾山ではこうはいくまい)。
迷うことなく山菜そばを注文。
茶屋のオヤジさんは愛想こそないが、山の上での山菜そばが500円とはすこぶる良心的な価格(高尾山では、以下略)。
これをここで食べたかったのだ(写真)。
荷物の整理で手間取って食べるのが遅れたため、そばが少々伸び気味になったのは私のせい。
汗をどっとかいたため、水分と塩分を補給したいので、つゆをのんだだけでは足りず、生の冷えた大きい胡瓜(200円)を買うと、味噌をたっぶりつけてくれた。
水々しい胡瓜に味噌をつけて食べて水分と塩分は充分に補給できた。
これで満足。 
しめてせいぜい350kcalほどなのでコンビニおにぎり2個(400kcal)より少ない。

さぁ、2つの目標を達したので、あとは山を降りるだけ。
せっかくなので往路を戻らず、いつもの見晴台経由で降りる。

下りは木製階段(木段)の急斜面が続くが、左脚の腸脛靱帯はZAMSTのサポーターのおかげか、うずきもしない。
見晴台を経由してケーブル下社駅に着いた。

時間があるので、ケーブルの途中駅の大山寺で降りて、関東三大不動の一つである大山不動に参拝しよう。
そういえば、これも大山を選んだもう一つの動機だった。

成田、高幡の両不動は参拝済だったので、ここだけが残っていたのだ。 
ちなみに明治の神仏分離後、神社は大山の中心部を確保したものの、寺は住みっこに追いやられた(上の書による)。
この複雑な大山信仰を語るには、登山とは別に参道だけを歩いた時にしたい。 

というわけで三つの目標をクリアして、あとは女坂の石段を下るだけ。
ところが最後になって、この石段の下りで左脚の腸脛靱帯が痛みだした。

ある意味、最大の隠れた目標であった腸脛靱帯炎の克服は今回も果せなかった。
木の階段と石段の違いかもしれない。

痛む左脚をかばいながらバス停に着いた。
シャツが汗でびしょびしょなので(水分を含んで重たくなっている)、バス停脇のトイレで予備のシャツに着替えた。
せっかくなので近くの売店で地酒「小天狗」の小瓶を買った(今晩冷やして呑みたい)。
咽喉が渇いていたので、自販機に行くも、めぼしいのがないので仕方なしにコカコーラ(カロリーゼロ)を買った。
健康指向の一人としては、前回コカコーラを飲んだのがいつか覚えていない。

帰宅して、風呂上がりに体重計に乗ったら、昨日から1kg以上減っていた!。
ダイエット登山成功!
山菜そばの影響なし!
ただなぜか筋肉量と骨量も落ちていて、その結果、体脂肪率は変化がなかった(コカコーラの水分の影響かな、まぁ誤差の範囲だろう)。 
目標はあと1kg減だ。