睡眠中の口内乾燥を防ぐには

 以前から睡眠中に口呼吸してしまい、朝になると口内が乾燥しきって（粘膜がなくなり）、ヒリヒリ痛くなることがあった。

先日も舌先が口内炎のような点的な痛みにおそわれ、乾燥によるひび割れとわかった。

睡眠中、明け方以降にレム睡眠相が長くなると、筋弛緩して下あごが開き、口呼吸が続いて、口内が完璧に乾燥してしまう。
そうなった時の口内の気持ち悪さもさることながら、ひどくなると口内のあちこちがひび割れてとても痛くなる（寝たきりの人にもこの症状が出る）。

これを治すには、口内の乾燥を防ぐことが第一（そうなれば簡単に自然治癒する）。

問題はその方法。

まず普通のマスクをしてみたが、耳にかかる細い紐が睡眠中に耳元を痛くする（無意識に外してしまう）。

ネットで他の方法を探すと、あごがまったく開かないようにする下あごと頭を結ぶバンドや口をまったく開けないように唇に上下につけるテープがある。
これらは固定するという発想で、睡眠中の動作の不自由さと固定部位の圧迫感を伴うことが予想され、食指が動かない。
きっと、あくびもできまい。 

一番いいのは、やはりマスクで口を覆い、しかも耳にかける紐が幅広でやわらかいものだ。
1つ目に試したもの（100円ショップで購入）は、一晩でマスクの紐が切れしまった。

紐が丈夫そうなのがユニ・チャームの「超立体」というマスク。
これは紐部分が平らでしかもマスク本体と一体化しているため、毎晩の使用で切れることがない。
私にとっては鼻を覆う部分は不要なので、マスクの上半分を外側に折って鼻呼吸を楽にしている。
さらに装着位置自体も下にずらして、下あごを押えるだけにしている。
口は自然に開くが、開き過ぎず、開いてもマスク内なので乾燥しない。
これで問題解決。

1袋7枚入りで（マツキヨで280円くらい）、1枚のマスクでずっと使えるので、当分これで足りる。

☞もっと手軽な方法があった「マスクの効能」