本日14時26分、群馬県の伊勢崎アメダス※が41.8℃を記録し、暑さ日本一を塗り替えた。
※:以下、地名はアメダス観測地
つい先日記録した兵庫・柏原の41.2℃より0.6℃もの大幅更新だ(それまでは0.1℃レベルの更新)。
群馬県南東部の関東平野北辺に位置するここは、同県の館林や埼玉県の熊谷にも近い、日本でも有数の高温地帯(この地帯が暑い理由は右の記事内の研究報告に→かつての”館林”の暑さを検証)。
その中でなんで(熊谷でなく)伊勢崎かと思って、まずその時の伊勢崎の風向をアメダスで見ると西南西。
要するに西風だ。
さらに”Windy”というスマホアプリで広域の風の流線マップを見ると、群馬県境を画す、西から北、すなわち長野県境の関東山地(御巣鷹山がある)〜浅間・菅平連峰、さらには新潟県境の谷川岳に続く越後山脈から、それぞれの山越の風がなんと伊勢崎に集まっている。
なんで風向をしらべたかというと、40℃を超える酷暑は、単なる太陽の直射日光だけでは足りず、フェーンという山越えによる空気の断熱圧縮による昇温効果が必要だから(さらに、前日の夜に気温が低下せず、明け方から高温で始まるという条件も加わる)。
このフェーン(熱波)の収束線の通り道が、その地域での最高気温をゲットすることになる。
すなわち本日の伊勢崎は、関東平野全体に降り注ぐ直射日光に加えて、西から北にかけての県境の山々からの下降流が集まったのだ。
なので、今後も気流の方向によっては、元々気流が集まりやすい場所にある熊谷あるいは多治見(岐阜県)※の再逆転も可能。
※:本日の熊谷の最高気温は40.7℃、多治見は38.2℃。東京のわが本駒込では39.9℃