今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ポール・マッカートニーの影響

2015年04月30日 | 時事

ビートルズ世代のかろうじてはしくれといえる者として、ポール・マッカートニーの49年ぶりの来日には感慨深いものがある。
何をおいても武道館に行きたいほどの同時代性はないが。

彼の元気な姿を見て嬉しいのは、ベジタリアンでもパワフルに活躍できることが証明されたことだ


私は思想的でなく、嗜好的なベジタリアン(肉が好きでなく、野菜が好き)だが、心強くなる。

あと、授業で紹介予定の、左利きの有名人に彼を入れるのを失念していて、あわてて追加した(私も左利き)。

それだけでなく、無自覚レベルの影響ももたらしたようだ。

今日授業で、デカルトの『情念論』について、語っているうち、
「ジョウネンロン」の発音がどうしても「ジョンレノン」になってしまうのに気がついた。
ポール・マッカートニーが無自覚レベルでジョン・レノンを連想させやすくしたようだ。

このような記憶現象を心理学で「プライミング効果」といわれている。
ある先行刺激が与えられると、その刺激に関連する記憶が無自覚(私は「無意識」という表現は使わない)に喚起されてしまい、行動に影響するという現象。 


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