愛知県の最高峰茶臼山(1415m)の直下に広がる茶臼山高原は、
県内唯一のスキー場として有名だが、
スキーシーズンが終わると、これといった売りのない静かな高原になっていた
(信州側の"ワン"と鳴くネバタゴガエル以外)。
ところが数年前からスキーリフトが掛かる萩太郎山(1358m)に、
芝桜が毎年一定面積ずつ植えられ、次第に見ごたえのある風景を作るようになった。
昨年初めて芝桜の群落を見た。
今年も芝桜のシーズンを目指したわけでもないのだが、
気分的ローテーションで、5月の連休明けの旅を、茶臼山高原にしていた。
といっても、新年度から学科主任になっていろいろ忙しいので、
日曜の晩一泊(月曜は午後から出校でいいから)。
愛車MINIで飯田街道から茶臼山高原道路に入り、高原に着くと、
駐車場はすべて有料で、道路もすべて通行制限。
昨年は駐車場は無料で、通行制限などなかった。
もちろん、そのような制限が必要となるほどの人出だから仕方ない。
なので今回は宿(休暇村)の駐車場に停めて、そこから歩いて出かける必要がある。
日曜の日中だとリフトは40分待ちの行列。
なので月曜の朝に行った(ガラガラ)。
といってもまだ四分咲きで、ほんの一部だけが色づいている(写真)。
6月下旬から7月にかけては、ニッコウキスゲが咲く。
茶臼山高原は、観光地としてはこれといった売りがないが、
山好きの私にとっては、南アルプス南部(赤石~聖、上河内)の展望台でもあり、
川好きの私にとっては、矢作川の源頭でもあるし、
愛知県内としては最高の転地効果を与える所だ。
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