気づいたら今年の五月でパスポートの期限が切れていた。
惜しくも更新の機会を逃したわけだ。
近々渡航する予定はないが、イタリアの姉一家の所などに急に行く可能性もあるので、
とりあえず再発行を申請しておこう。
といっても、申請から受取まで日数がかかるので、夏休みまで待つことにした。
そして、その夏休みに入った。
さっそく予定していた作業をこなすべく、
月曜の午前中、パスポート申請を目指して家を出る。
事前にネットで確認すると、申請には、戸籍抄本と写真を持参する必要があるという。
写真は、前回は、池袋のサンシャイン内にある旅券事務局と同じフロアで撮った気がするが、
もし、その写真屋がなくなっていると空しく帰ることになりそうなので、
とりあえず最寄駅の中にある3分間写真を利用する。
この種の設備を利用するのは久々だが、今は3分もかからず、たった18秒で写真が出てくる。
しかも出来上がりが、以前のような指名手配犯のような人相にはならず、
けっとうまともな顔つき(自分の顔のせいじゃなかったわけだ)。
700円でパスポート用2枚とさらに大きめのが1枚ついていた。
(使うのは1枚だけで、あとは使う予定がない。
1枚だけでいいから500円にしてほしい…)。
次に、区の出張所に戸籍抄本を取りに行く。
交通不便な所にあるので1駅分以上も歩く。
運悪く雨が強くなってきた中、出張所に駆け込む。
戸籍の申請書を取り出し、眺めると、本籍の記入欄がこの区であることが前提となっている。
係の人に尋ねると、戸籍抄本は、本籍のある区で申請しないとダメなんだそうだ。
実は私の本籍地はここではなく、新宿区(こう見えても”新宿の男”)。
住民票のつもりで、住んでいる区の出張所に来てしまったのが間違いだとわかり、
むなしく来た道を引き返し、1駅分以上の距離を帰宅する。
家から出張所までの往復の徒歩の旅は完全に無駄だった。
帰宅して、新宿区の出張所の位置と自分の本籍を確認(暗記していない)。
新宿区の出張所も交通不便な所にある。
ウチからは都バスを使うのが一番早そう。
バスの時刻を確認しないでバス停に向うさなか、一抹の不安がよぎった。
そして、その不安が的中。
眼の先100mのバス停には、バスが止まって、信号が青に変るのを待っていた。
信号がなかなか変らないので、間に合うかもしれないと思い、歩道を年がいもなく走った。
しかしあと一歩で、信号が青に変り、バスは無慈悲にも発車してしまった。
走りが無駄になり、しかも一番長い時間次のバスを待つという最悪の事態に陥る。
地面をたたいて悔しがりたい。
なんか、踏んだり蹴ったり。
パスポートを申請するのってこんなにたいへんだとは…。
10分以上待ってやっと来たバスに乗る。
最寄のバス停で降りて、雨上がりで太陽が出てきてやたら烝す中、しばらく歩く。
2つめの出張所でやっと戸籍抄本をゲット。
めざすは池袋のサンシャイン。
ここもあっちも山手線の駅から遠い。
両者を結ぶ公共交通は都内で唯一の”都電”。
というわけで、歩いて早稲田大学とそれに続く飲食店街を空腹を抱えて通り抜け
(朝食を抜いてパスポート申請に出発したのだ)、
都電の「早稲田」駅に。
都電に乗ると、そこは冷房地獄。
首からぶら下げていた気象計はそれまで31℃を越えていたのに、一挙に25℃以下に下る。
乗車時間が短い客より、運転手が冷房病になりそうで可哀想。
冷房地獄から開放されて、サンシャインのビルに入り、
やっと都の旅券事務所に到着。
10年パスポートの申込を記入し、写真は今朝撮ったものを使用。
パスポートは、運転免許証と違って、
申込用紙に貼り付けた写真がそのままパスポートに使われることがわかった。
運転免許証の場合と同じかなと思ったので、申請書用は3分間写真で済ませたのだが…。
でも指名手配犯には見えそうもないので、それを10年間使う事にする。
受取は、一週間後の9日以降だという。
その時、16000円を支払う。
これまでの作業、軽く午前中に終らせようと思っていたのに、今は12時半。
それに予定外の距離を歩いてしまった(少し走ったし)。
朝から固形物が入っていない腹をかかえて、サンシャインの別のフロアに行って、
やっと昼食をとり、一息ついた。
惜しくも更新の機会を逃したわけだ。
近々渡航する予定はないが、イタリアの姉一家の所などに急に行く可能性もあるので、
とりあえず再発行を申請しておこう。
といっても、申請から受取まで日数がかかるので、夏休みまで待つことにした。
そして、その夏休みに入った。
さっそく予定していた作業をこなすべく、
月曜の午前中、パスポート申請を目指して家を出る。
事前にネットで確認すると、申請には、戸籍抄本と写真を持参する必要があるという。
写真は、前回は、池袋のサンシャイン内にある旅券事務局と同じフロアで撮った気がするが、
もし、その写真屋がなくなっていると空しく帰ることになりそうなので、
とりあえず最寄駅の中にある3分間写真を利用する。
この種の設備を利用するのは久々だが、今は3分もかからず、たった18秒で写真が出てくる。
しかも出来上がりが、以前のような指名手配犯のような人相にはならず、
けっとうまともな顔つき(自分の顔のせいじゃなかったわけだ)。
700円でパスポート用2枚とさらに大きめのが1枚ついていた。
(使うのは1枚だけで、あとは使う予定がない。
1枚だけでいいから500円にしてほしい…)。
次に、区の出張所に戸籍抄本を取りに行く。
交通不便な所にあるので1駅分以上も歩く。
運悪く雨が強くなってきた中、出張所に駆け込む。
戸籍の申請書を取り出し、眺めると、本籍の記入欄がこの区であることが前提となっている。
係の人に尋ねると、戸籍抄本は、本籍のある区で申請しないとダメなんだそうだ。
実は私の本籍地はここではなく、新宿区(こう見えても”新宿の男”)。
住民票のつもりで、住んでいる区の出張所に来てしまったのが間違いだとわかり、
むなしく来た道を引き返し、1駅分以上の距離を帰宅する。
家から出張所までの往復の徒歩の旅は完全に無駄だった。
帰宅して、新宿区の出張所の位置と自分の本籍を確認(暗記していない)。
新宿区の出張所も交通不便な所にある。
ウチからは都バスを使うのが一番早そう。
バスの時刻を確認しないでバス停に向うさなか、一抹の不安がよぎった。
そして、その不安が的中。
眼の先100mのバス停には、バスが止まって、信号が青に変るのを待っていた。
信号がなかなか変らないので、間に合うかもしれないと思い、歩道を年がいもなく走った。
しかしあと一歩で、信号が青に変り、バスは無慈悲にも発車してしまった。
走りが無駄になり、しかも一番長い時間次のバスを待つという最悪の事態に陥る。
地面をたたいて悔しがりたい。
なんか、踏んだり蹴ったり。
パスポートを申請するのってこんなにたいへんだとは…。
10分以上待ってやっと来たバスに乗る。
最寄のバス停で降りて、雨上がりで太陽が出てきてやたら烝す中、しばらく歩く。
2つめの出張所でやっと戸籍抄本をゲット。
めざすは池袋のサンシャイン。
ここもあっちも山手線の駅から遠い。
両者を結ぶ公共交通は都内で唯一の”都電”。
というわけで、歩いて早稲田大学とそれに続く飲食店街を空腹を抱えて通り抜け
(朝食を抜いてパスポート申請に出発したのだ)、
都電の「早稲田」駅に。
都電に乗ると、そこは冷房地獄。
首からぶら下げていた気象計はそれまで31℃を越えていたのに、一挙に25℃以下に下る。
乗車時間が短い客より、運転手が冷房病になりそうで可哀想。
冷房地獄から開放されて、サンシャインのビルに入り、
やっと都の旅券事務所に到着。
10年パスポートの申込を記入し、写真は今朝撮ったものを使用。
パスポートは、運転免許証と違って、
申込用紙に貼り付けた写真がそのままパスポートに使われることがわかった。
運転免許証の場合と同じかなと思ったので、申請書用は3分間写真で済ませたのだが…。
でも指名手配犯には見えそうもないので、それを10年間使う事にする。
受取は、一週間後の9日以降だという。
その時、16000円を支払う。
これまでの作業、軽く午前中に終らせようと思っていたのに、今は12時半。
それに予定外の距離を歩いてしまった(少し走ったし)。
朝から固形物が入っていない腹をかかえて、サンシャインの別のフロアに行って、
やっと昼食をとり、一息ついた。