今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

半田に1泊

2009年05月25日 | 
週末、名古屋から2泊の温泉旅行に行けないときは、ビジネスホテルに1泊する。
ビジネスホテルといっても、室内のユニットバスに入る気はしないので、
温泉でなくても大浴場がある所を選ぶ。

泊りに行って何をするかというと、
パソコンでの原稿打ちか研究書の精読、すなわち”仕事”。
なので、レジャー用のホテルより、
LANが引かれて、机が大きいビジネスホテルがベスト
(安いし、週末の予約もとりやすい)。
といっても、寝に帰るだけのような狭すぎる部屋はダメ。
室内で仕事するので、居住性は妥協できない。
最低限、住宅の個室並みの(生活できる)広さがないと。
4×5=20平米はほしい。
それに仕事の後のひとっ風呂は、
狭く浅いバスタブではなく、手足を伸ばせる大浴場(できたら露天)。
ベッドもシングルよりはセミダブルがいい。
最近は、こういうニーズに適うホテルが増えてきているのがうれしい。
そういうホテルなら、出張族以外の私のような近場の客も気分転換に利用する。

カンデオホテルズの半田チェーンは、立ち読みした本で評判がよかったので、
ここを予約した(このホテルに泊まるために半田に行くわけ)。
浴場は最上階で露天があり(温泉ではない)、
部屋には幅広の机とセミダブルのベッド。
もちろんLANも使える。
ネットで予約すると5月いっぱいは800円する朝食が無料というのもいい。
これで5500円。

名古屋に住んでいる人間が、用もないのにこの半田のホテルに泊まるのも、
まさにこれらの設備の賜物。
そういえば半田という所(知多半島の東の付け根)には初めて訪れる。
名古屋から名鉄急行で30分ほど。
もちろん名古屋への通勤・通学圏だし、ホテルは駅前の市街地なので、旅情はない。

ただチェックイン前に行って、ミツカンの博物館「酢の里」を見学したい。
江戸時代からの格式ある蔵が並ぶ所にある博物館は、
パンフには「要予約」とあるが、飛び込みでも受け付けてくれた。
ただし30分ごとのガイド付きで見学時間は1時間。
酢には日頃からお世話になっている(特にここのリンゴ酢)こともあり、
とても勉強になった。
半田は、「国盛」という日本酒とこのミツカンの酢の町。発酵飲料の町というわけ。
ここで作られた酢が江戸に渡って、江戸前の握り寿司を実現させたという。
その当時の米を山吹色に染めたという赤酢(赤ワイン色)は、ここ半田の工場でしか作っておらず、小売に出していない貴重なものというので、試しに買ってみた。

ホテルにチェックイン。
敷地面積は広くないがロビーはゆったりしている。
アメニティはフロントで受け取る。
客室は木が使われていて、木の茶色が落ち着いた雰囲気を作っている。
書斎デスクにシモンズのセミダブルベッド。
窓も広めで、半田の市街が一望。
ただ液晶テレビは小さめで、外部入力端子はあるが繋げても画面に出ない。

ホテルのすぐ近くに夜9時までやってる大きなスーパー・ピアゴがあり、
中の100円ショップも品揃えがいい。
ただ夕食をとる店があまりない(近所は居酒屋ばかり)。
ちょっと先に回転寿司チェーンの「かっぱ寿司」があったが、
日曜の夜のためか超満員で、待っている客だけでも数十人規模。
仕方ないので、その先の吉野家でひさびさの牛丼。
安上がりだったが、充実感はない。

朝は、ビュッフェバイキング。
チェックアウトは11時までだし大浴場も11時すぎまでなので、ゆっくりできる。
10時すぎに発てば、昼の仕事に余裕で間に合う。

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