(前回:その1)
『神雕侠侶』ですが、第14話まで見ました。英雄大宴で楊過と小龍女が金輪国師を打ち破ったあたりです。
第4話で楊過が子役から黄暁明に交替しましたが、やっぱりあの悪ガキがこんなイケメンに成長するとは思えません(^^;) そこから李莫愁の古墓襲撃、楊過と小龍女の別れ、そして前半の山場である英雄大宴へと展開していきます。
しかし楊過と小龍女が武功の修練をするシーンで、二人が軽功を駆使してダンスをしたり、陸家荘で二人が再開したシーンでは、どこにあるのかよくわからないお花畑(このお花畑、作中では陸家荘の外側にあるようにも見えましたが、たぶん二人の心象風景を表しているのだと思います)で思いっ切りいちゃついて二人の世界を作ったりと、特に主役二人に関係するシーンではムダにビジュアルに凝る傾向があります。そういう意味では陳凱歌の『PROMISE』と似たような雰囲気を醸し出してますね(^^;)
とはいえ英雄大宴のあたりの話はテンポがよくて非常に盛り上がり、ついつい数話続けて見てしまいますね。個人的に武侠ドラマは1日2話までと制限することにしているのですが、その禁を破って今日だけで4話も見てしまいました(^^;) 実は第14話も、郭芙を人質にとった金輪国師に対して、楊過と小龍女が二度目の決戦を挑むという、実にいい所でエンディングとなってしまい、もう一話見てやろうかと思ったところを我慢した次第です。VCD版は話の流れに関係なく唐突にエンディテングとなることも少なくないのですが、このあたりの話は毎回絶妙のタイミングで幕切れとなりますなあ……
あと、登場人物の名前が尹志平は甄志丙に、金輪法王は金輪国師にといった具合に、原作改訂版での名前に変更されてます。金輪国師は前作の『射英雄伝』でジェベ師匠を演じていた役者さんなので、郭靖の前に別の役で出演されると何だか変な感じです。その他、欧陽鋒や洪七公など前作にも登場したキャラは軒並み役者さんが変更となってますが、丐幇の魯有脚は前作と同じ役者さんっぽいですね。
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