気がついてみれば今日が春節です。ただ、今年はギョーザ事件のあおりで寂しい旧正月になるんじゃないかと心配していたら、神戸の中華街では風評被害をものともせずにお客さんが集まっているようですね。
『浣花洗剣録』第22~27話まで見ました。
珠児に断崖絶壁から突き落とされたものの、間一髪のところで白水聖母に救われた大臧。しかし傷の具合はますます悪化し、聖母は奔月を人質に取って紫衣侯に治療をさせることに。その甲斐あって大臧は回復しますが、折悪しく王巓率いる正派の面々が白水宮を襲撃。紫衣侯も成り行きで聖母を助けることになります。
これまで大人しく聖母に従っていた火魔神も正派へと鞍替えし、白水宮は壊滅に追い込まれますが、大宛国の脱塵郡主は奔月とともに大漠(ゴビ砂漠)へと逃れます。この辺りの地理感覚って一体どうなってるんでしょうか(^^;) そもそもこのドラマ、登場人物が関外を関内を気軽に行ったり来たりしているのも気になります……
紫衣侯は聖母とともに敵の手から逃れますが、ここでいよいよ聖母が自らの正体を紫衣侯に明かします。一方、大臧は敵に追われ、断崖絶壁で決死のダイブを敢行。断崖絶壁から飛び降りる(もしくは突き落とされる)というシチュエーションはこのドラマではや3度目であります……
蠱毒に冒された珠児はと言えば、宝玉らに付き添われて名医百暁生の治療を受けることに。しかし蠱毒が取り除かれるかわりにこれまでの記憶が失われ、記憶を取り戻そうと苦悶するうちに医院を飛び出し、尼寺に拾われます。
その珠児の行方を捜す宝玉はうっかり木郎神君と出会い、その正体を知ってしまいます。この木郎神君、五行教の一派である青木堡の跡取り息子ということになっており、青木堡が壊滅した後は大臧や恋人の脱塵郡主とともに白水聖母の配下に入っていましたが、その実体は朝廷の錦衣衛で、明朝の権臣厳崇のもとで武林の有力諸派を壊滅させるべく暗躍していたのでありました!
ここで唐突に厳崇なんて実在の人物の名前が出て来ましたねえ。何で魔教の一員が朝廷のスパイなんてやっているかと言いますと、実は彼は偽物の木郎神君で、本物の方が表に出ないで誰もその姿を見たことがないままにひっそりと病死したのをいいことにすり替わっていたという次第。
宝玉は秘密を知ってしまった自分を始末しようとする木郎神君や官軍から逃亡するうちに大漠へと迷い込み(この辺りの地理感覚が……というツッコミはもういいですね(^^;) )、脱塵郡主と奔月と合流。しかし郡主は恋人の木郎神君が錦衣衛であるという話を信じず(以前にも配下の将軍が「あいつはどうも朝廷の飯を食っているみたいですぜ」と耳打ちしたことがありましたが、やっぱりスルーしてました……)、珠児と初夜をともにした一件以来、奔月ともギクシャクしたままです……
『浣花洗剣録』第22~27話まで見ました。
珠児に断崖絶壁から突き落とされたものの、間一髪のところで白水聖母に救われた大臧。しかし傷の具合はますます悪化し、聖母は奔月を人質に取って紫衣侯に治療をさせることに。その甲斐あって大臧は回復しますが、折悪しく王巓率いる正派の面々が白水宮を襲撃。紫衣侯も成り行きで聖母を助けることになります。
これまで大人しく聖母に従っていた火魔神も正派へと鞍替えし、白水宮は壊滅に追い込まれますが、大宛国の脱塵郡主は奔月とともに大漠(ゴビ砂漠)へと逃れます。この辺りの地理感覚って一体どうなってるんでしょうか(^^;) そもそもこのドラマ、登場人物が関外を関内を気軽に行ったり来たりしているのも気になります……
紫衣侯は聖母とともに敵の手から逃れますが、ここでいよいよ聖母が自らの正体を紫衣侯に明かします。一方、大臧は敵に追われ、断崖絶壁で決死のダイブを敢行。断崖絶壁から飛び降りる(もしくは突き落とされる)というシチュエーションはこのドラマではや3度目であります……
蠱毒に冒された珠児はと言えば、宝玉らに付き添われて名医百暁生の治療を受けることに。しかし蠱毒が取り除かれるかわりにこれまでの記憶が失われ、記憶を取り戻そうと苦悶するうちに医院を飛び出し、尼寺に拾われます。
その珠児の行方を捜す宝玉はうっかり木郎神君と出会い、その正体を知ってしまいます。この木郎神君、五行教の一派である青木堡の跡取り息子ということになっており、青木堡が壊滅した後は大臧や恋人の脱塵郡主とともに白水聖母の配下に入っていましたが、その実体は朝廷の錦衣衛で、明朝の権臣厳崇のもとで武林の有力諸派を壊滅させるべく暗躍していたのでありました!
ここで唐突に厳崇なんて実在の人物の名前が出て来ましたねえ。何で魔教の一員が朝廷のスパイなんてやっているかと言いますと、実は彼は偽物の木郎神君で、本物の方が表に出ないで誰もその姿を見たことがないままにひっそりと病死したのをいいことにすり替わっていたという次第。
宝玉は秘密を知ってしまった自分を始末しようとする木郎神君や官軍から逃亡するうちに大漠へと迷い込み(この辺りの地理感覚が……というツッコミはもういいですね(^^;) )、脱塵郡主と奔月と合流。しかし郡主は恋人の木郎神君が錦衣衛であるという話を信じず(以前にも配下の将軍が「あいつはどうも朝廷の飯を食っているみたいですぜ」と耳打ちしたことがありましたが、やっぱりスルーしてました……)、珠児と初夜をともにした一件以来、奔月ともギクシャクしたままです……

現在、15話まで放映が終わったところです。こちらは1日に3話なんて少ないくらいで、
しかも連日放映なので、結構辛いものがあります(毎日その時間が、確実に拘束されて
しまいますので)。
ところで、最近気になっているのが、オープニングとエンディングの、呉静怡(伊能静)の
表示、“中国香港”となっているのですが、お気付きになりましたか?北京での制作
らしいですが。
>こちらは1日に3話なんて少ないくらいで、
しかも連日放映なので、結構辛いものがあります
毎日毎日2時間以上ドラマに付き合わなきゃいけないというのも確かにしんどそうですね(^^;) 現地の人なんかはどうしているんでしょうか。適当に飛ばし飛ばし見てたりするんでしょうか。
>オープニングとエンディングの、呉静怡(伊能静)の表示、“中国香港”となっているのですが、お気付きになりましたか?
あらら、本当ですねえ。
他のドラマですと台湾の俳優はちゃんと「中国台湾」と表示されたりするので、「台湾」と明示するのがタブーになっているというわけでもないと思うのですが……
あるいは伊能静が活動の拠点を台湾から香港に遷したということなのかもしれませんが。
主人公の“大蔵”、制作発表時には“山野大蔵”でしたし、流派も“巌流”だったのです。
佐々木小次郎と一緒ですね。必殺技の名前も“燕返し”(これは変更なし)ですから。
大蔵の背景も、“東方武士”ということになっていました。
ところが、ドラマでは、大蔵の名前は“呼延大蔵”に、流派は“天界派”、背景は
“蓬莱人”に変更されていますね。
また、父の霍飛騰を倒した、育ての親でもある師匠も“日本浪人・左佐木”だったのが、
“蓬莱人・公孫梁”に変わっていますよね。
この一連の変更を見ていると、日本の剣術に中国の武術家が倒される、というところに
クレームが入ったのではないか…?と思えてしまいます。
'79年に張国栄が出演した香港版は見ていないのですが、もしそちらが、発表時の設定と
同じだったとしましたら、何かあったのかも知れませんね。
キャラクター名変更の件は私も気になっていたんですが、審査段階で物言いが付いたというのはあり得るでしょうね。
ちなみに張国栄主演版ですが、Yes Asiaの商品説明を参照しますと、↓
http://global.yesasia.com/jp/PrdDept.aspx/code-c/section-videos/pid-1005053622/
蓬莱剣客はそもそも大蔵なんて名前ではなく、「白衣人」と呼ばれているとのこと。これが名前なのか単に白衣を着ている人ということなのかはよくわかりません。他のサイトの説明なんかも参照すると、張国栄が演じているのは宝児(方宝玉?)の方で、蓬莱剣客は悪役のようですね。
古龍の原作ではどうなっているかわかりませんが、蓬莱関係の設定は今回のドラマ版のオリジナルである可能性が高そうです。
そうか、香港版では方宝玉が主人公だったのか…。今回のものでは、一応主人公は、大蔵と
宝玉の二人という設定にはなっていますが、あくまで大蔵が軸ですものね。
宝玉の、段誉や虚竹、張無忌的な展開には笑ってしまいましたが…。
とは言え、真の主人公は、侯風(紫衣候)と白艶燭(白水聖母)でしょうね。少なくとも、私には
そうとしか思えない…(苦笑)。
その辺り、古龍先生、金庸先生のスタイルを踏襲されたのか、それとも中国の伝統なのか…?
「大唐西域記」の方ではなく、物語の「西遊記」の主人公って、一応三蔵法師なのでしょうか、
それとも孫悟空なのでしょうか?
一応三蔵法師(玄奘)が主人公なのであれば、このスタイル、中国の伝統なのかな…?
商周史がご専攻ということですので「封神演義」でお話しますと、私にはあの物語の主人公、
結局は紂王(帝辛)だとしか思えないのですが(苦笑)。
古龍の原作もテキストを載っけているサイトで確かめてみましたが、やはり方宝玉が主人公で、東瀛の剣客は白衣人と呼ばれていますね。
>物語の「西遊記」の主人公って、一応三蔵法師なのでしょうか、それとも孫悟空なのでしょうか?
まあ、誰が主人公かとかいうような発想があまり無さそうな時代の作品なんで、このあたりあんまり詮索しても仕様がないような気がするんですが(^^;)
仮に三蔵法師が主人公だとすると、『三国演義』の劉備や『水滸伝』の宋江と同じタイプの主人公ということになりますね。
とすると、このドラマのプロデューサーは、当初原作に挑戦しようと
試みたのでしょうか!?(笑)
昨日で、やっと33話が終わりました。毎日定時に3時間近く拘束される
のは、正直きついです…(苦笑)。
三蔵法師が西遊記の主人公だとした場合、宋江と同じタイプという
感じですね。
…三国演義の主人公って、劉備だったのですか?ずっと“曹操”だと
思っていました…(爆)。
こちらでは、関羽主人公で「関公」というドラマもあります。随分前の
もののようですが。
>とすると、このドラマのプロデューサーは、当初原作に挑戦しようと試みたのでしょうか!?(笑)
単に張国栄版と変化をつけたかったからではないかと(^^;) 同じく古龍原作で何回もドラマ化されている『絶代双驕』も、最近の王晶によるドラマ版は原作とかなり違う設定・ストーリーになっているようですし。
>こちらでは、関羽主人公で「関公」というドラマもあります。随分前のもののようですが。
そのドラマ、今日本のBSデジタルで放映してますね。正直あんまり続けて見てみたいとは思えない作品ですが……
やっと36話まで見終えました。
あと2日ですが、リアルの事情で、明後日の最終話だけが見られなく
なりそうなのです。
ここまできたら、最後まで見終えてから突っ込みたいのですが…。
>関公
私は、1話だけ見掛けて、数十分で挫折しました(苦笑)。
>あと2日ですが、リアルの事情で、明後日の最終話だけが見られなくなりそうなのです。
連日複数話ずつ放映となると、こういう時しんどいですね。後は再放送を待つか、DVDを入手するかですが……