博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『棋魂』その2

2020年12月14日 | 中国近現代ドラマ
『棋魂』第13~25話まで見ました。

時光が弈江湖道場に入学してから初段となり、職業棋士として歩み始めるあたりまでの話です。原作では院生篇にあたる部分となります。


合宿では指導者・責任者だった沈一朗と白瀟瀟も道場では同学に。沈一朗は原作の伊角に相当。この沈一朗に洪河(原作の和谷)が時光のルームメイトに。


道場ではまずは二軍クラスの二組から始まり、一組への昇格が目標に。時光は「大老師」こと朱大勇の叱咤を受けつつ弱点を克服し、一組への昇格、そして一組でベスト8に食い込み、初段入段を競う定段賽への挑戦権を獲得します。


その過程でこの名台詞の場面もあり。


当時大人気だった女優舒淇のカレンダー。時光がファンということですが、彼女の名前が「輸棋」(囲碁で負ける)と同音ということで、同学の岳智(原作の越智)の怒りを買ってしまいます (^_^;) このドラマ、割とこの手の言葉遊びが多いです。

武者修行で訪れた寺には褚嬴に関係しそうな梁の武帝時代の棋譜やら、なぜか褚嬴の声を聞くことができるらしい僧侶が出てきたりと、生前の褚嬴に関係するエピソードも。そして兪亮は、韓国留学時の同学秀英が時光に敗れたという話を聞き、彼に再び興味を持ち始めます。

そして定段賽。一癖も二癖もある好敵手たちに翻弄されながらも予選、本選と勝ち進み、時光は本選最後の12戦目で最難関の岳智を打ち破ります。実力は折り紙付きながらもメンタル面での弱さから何年も入段できないでいた沈一朗も勝利を収めますが、初段入段を果たせるのは2人のうち片方だけで……

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『大秦賦』その2 | トップ | 『大秦賦』その3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国近現代ドラマ」カテゴリの最新記事