博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

最近見てるドラマ(2023年9月)

2023年09月11日 | 中華時代劇
『歓顔』
1930年の広東汕尾。東南アジアの農園主の息子・徐天が上陸する。彼は三本の金塊を上海に届け、自身の婚約者に会うという使命を託されていた。父親の同志・老孫を案内人に列車で上海に向かうが列車強盗に金塊を奪われてしまい、途中下車。福建で頼みの老孫が死亡し、土楼に住まう土地のボス兪亦秀が新たなパートナーとなるが、彼も徐天と同様に世間知らずで…… ということで全18話のロードムービー。お坊ちゃんが数々の試練に見舞われて成長していくという物語になるようですが、段々徐天の目付きが険しくなってきます (^_^;) 主人公徐天が董子健、兪亦秀が張博等々キャスティングも豪華。

『鵲刀門伝奇』
趙本山主演の武侠パロディで、1話30分サイズ。イケメン美女が登場せず、衣装やセットもダサさというかイモさを強調。毎回のように金庸ネタをぶっ込んできますが、『武林外伝』あたりと比べるとパロディの引き出しが少ないなと。それにダサさは感じられても『武林外伝』のような安っぽさは感じられず、また『武当一剣』のようなガチの古くささも感じられません。お笑い武侠として足りないものがたくさんあるという残念感漂う作品に…… 評価できる点があるとすれば、台詞なんかで東北の地方性を押し出してる所ぐらいでしょうか。

『雲之羽』
武林で覇権を握る無鋒に対し、唯一対抗できる力を備えた宮氏一族の宮門。無鋒は少主の婚姻を機に宮門にスパイを送り込むことにする。最下級の雲為衫は花嫁候補のひとりとして身元を偽装して宮門に潜り込むが、無鋒からは彼女以外にもスパイが送られているようで、更には宮門の当主にあたる「執刃」と少主がともに急死。急遽四公子の遊び人、宮子羽が新執刃として立つことになるも、一族の宮尚角が物言いをつけ…… ということで最近流行りの騙し騙されのストーリー展開になる模様。ヒロインを演じる虞書欣もなかなかいい演技をしていますが、1話55分~70分という尺はつらいです (^_^;) 正直話的には1話45分程度に収まりそうな感じですが…… アクションは美麗で見せます。
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