博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『諸子百家』/『西遊妖猿伝 西域篇』1

2009年07月19日 | 中国学書籍
先週から継続中のお土産渡し行脚ですが、昨日は指導教授主催の研究会に出席し、今日はDivaneさんとU氏にお会いしました。で、明日はマイミクのArcherさんとお会いする予定。さすがにちょっと疲れてきましたが、この行脚も明日で一段落するはず……

で、帰国してから読んだ本を挙げておきます。

湯浅邦宏『諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家』(中公新書、2009年3月)

諸子百家のエッセンスを、近年の簡帛研究の成果を交えて紹介。現存最古の『老子』を含む郭店楚簡の図録が世に出て約10年、ようやくこういう本が出るようになったということは、それだけ楚簡研究が落ち着いてきたということなんでしょうか。本書の最終章は著者の山東省旅行記となっていますが、今後の旅行計画の参考にさせていただきたいと思います(^^;)

諸星大二郎『西遊妖猿伝 西域篇』第1巻(講談社、2009年6月)

『河西回廊篇』のコミックス完結から約10年。こうして続きが読めるとは感無量です。しかし悟空って、こんなにすぐ手が出るキャラでしたっけ。旧シリーズではここまで考え無しに手が出るキャラではなかったように記憶しているのですが…… ちなみに八戒の方は清々しいほどに変わってません(^^;)

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