『将夜』第49~54話まで見ました。
道石の死の一件により、寧欠が入魔している=「冥王の子」であるという認識が広まり、寧欠自身も「自分は「冥王の子」なのではないか?」と不安を感じるようになります。桑桑の処遇については、彼女が寧欠の侍女であることには変わりないという唐王の裁定(というよりは「夫子」の思し召しを追認しただけのようですが)により、また2人で老筆斎で暮らすことになったと思っきや、寧欠は「夫子」から「書院」後山の思過崖で謹慎を命じられてしまいます。
思過崖での謹慎は懲罰というよりは、世間の噂から寧欠を守り、入魔の原因となった「浩然気」の制御できるように修行せよという思し召しですが、寧欠以外は自由に出入りできるようで、桑桑は洞穴の外の小屋で彼の面倒を見、「二層楼」の師兄・師姐もひっきりなしにやって来ます。寧欠はみんなから愛されてますね 。更に西陵に唆された南晋「剣閣」の閣主の弟・柳亦青が挑戦者としてやって来たり、「書院」入学の仲介をするという約束を信じて「荒原」から唐小棠が押しかけたりと千客万来です。唐小棠は「夫子」の思し召しで三師姐・余簾の弟子となります。実は彼女も魔宗の出身の模様です。
しかしそんな生活もいつまでも続かず、桑桑が衛光明の後継者ということで、西陵国から天諭大神官と副神官の程立雪が後任の光明大神官として桑桑を迎えに来ます。桑桑が西陵に行ってしまうと聞き、寧欠は矢も楯もたまらずに思過崖からの脱出をはかり、遂に「浩然気」を「昊天神輝」へと昇華させてその制御に成功します。そして天諭大神官に「あと3年待って欲しい」と申し出、西陵側もその言葉を信じて素直に引き下がります。大神官の目には3年後に桑桑が光明大神官としてとてつもない力を発揮している姿が見えているようですが……?
そして寧欠は「剣閣」に挑戦に出向いたまま行方不明となっている朝小樹の剣を携えてきた柳亦青の挑戦を受けますが、「昊天神輝」を身につけた寧欠に柳が敵うはずもなくあっさり敗北し、かつ自分が西陵国に踊らされていたことを悟ります。
「剣閣」の柳白も弟からの手紙で、「剣閣」に西陵国の裁決司の間諜が入り込んでいたを知り、報復として「荒原」からの帰還以来謹慎生活もとい写経生活を送る葉紅魚に密かに剣の極意を伝え、「お前が裁決司大神官に取って代われ」というメッセージを込めます。それを受け取った彼女は西陵を出奔。そして柳白に挑戦しようとして、西陵の間諜のワナにはまって崖から落ちて死んだはずの朝小樹ですが(これまで省略してましたが、そういういきさつがあったのです)、やっぱり死んでませんでした!!\(^o^)/
一方、廃人となって魚売りにまで身をやつしていた隆慶ですが、かつて自分を認めてくれていた知守観観主の陳某と再会。陳某を演じるのは有名俳優の劉佩琦です。彼に再会したことで隆慶は再び修行の道を志し、知守観で日字巻・落字巻などの『天書』に挑むことになりますが、寧欠への復讐心は相変わらずの模様。色々辛酸をなめたはずなのにこの悔い改めてない感は一体何なのでしょうか…… 金庸からこのかたみんなこの手のキャラが嫌いなんだなと (^_^;)
寧欠の方は桑桑の父母に婚約を申し出、雁鳴湖の土地を購入して2人の家を建て始めますが、結婚の前に林将軍の仇・夏侯を討ち果たさなければならないと思い定めています。そして夏侯の方も西陵国から与えられた「通天丸」の服用により、武功が「武道巓峰」の域に達し……というあたりで次回へ。最終回というか第一部完(本作第二部の制作が決定したとのよし)に向けて話を畳みにかかっている感じです。
道石の死の一件により、寧欠が入魔している=「冥王の子」であるという認識が広まり、寧欠自身も「自分は「冥王の子」なのではないか?」と不安を感じるようになります。桑桑の処遇については、彼女が寧欠の侍女であることには変わりないという唐王の裁定(というよりは「夫子」の思し召しを追認しただけのようですが)により、また2人で老筆斎で暮らすことになったと思っきや、寧欠は「夫子」から「書院」後山の思過崖で謹慎を命じられてしまいます。
思過崖での謹慎は懲罰というよりは、世間の噂から寧欠を守り、入魔の原因となった「浩然気」の制御できるように修行せよという思し召しですが、寧欠以外は自由に出入りできるようで、桑桑は洞穴の外の小屋で彼の面倒を見、「二層楼」の師兄・師姐もひっきりなしにやって来ます。寧欠はみんなから愛されてますね 。更に西陵に唆された南晋「剣閣」の閣主の弟・柳亦青が挑戦者としてやって来たり、「書院」入学の仲介をするという約束を信じて「荒原」から唐小棠が押しかけたりと千客万来です。唐小棠は「夫子」の思し召しで三師姐・余簾の弟子となります。実は彼女も魔宗の出身の模様です。
しかしそんな生活もいつまでも続かず、桑桑が衛光明の後継者ということで、西陵国から天諭大神官と副神官の程立雪が後任の光明大神官として桑桑を迎えに来ます。桑桑が西陵に行ってしまうと聞き、寧欠は矢も楯もたまらずに思過崖からの脱出をはかり、遂に「浩然気」を「昊天神輝」へと昇華させてその制御に成功します。そして天諭大神官に「あと3年待って欲しい」と申し出、西陵側もその言葉を信じて素直に引き下がります。大神官の目には3年後に桑桑が光明大神官としてとてつもない力を発揮している姿が見えているようですが……?
そして寧欠は「剣閣」に挑戦に出向いたまま行方不明となっている朝小樹の剣を携えてきた柳亦青の挑戦を受けますが、「昊天神輝」を身につけた寧欠に柳が敵うはずもなくあっさり敗北し、かつ自分が西陵国に踊らされていたことを悟ります。
「剣閣」の柳白も弟からの手紙で、「剣閣」に西陵国の裁決司の間諜が入り込んでいたを知り、報復として「荒原」からの帰還以来謹慎生活もとい写経生活を送る葉紅魚に密かに剣の極意を伝え、「お前が裁決司大神官に取って代われ」というメッセージを込めます。それを受け取った彼女は西陵を出奔。そして柳白に挑戦しようとして、西陵の間諜のワナにはまって崖から落ちて死んだはずの朝小樹ですが(これまで省略してましたが、そういういきさつがあったのです)、やっぱり死んでませんでした!!\(^o^)/
一方、廃人となって魚売りにまで身をやつしていた隆慶ですが、かつて自分を認めてくれていた知守観観主の陳某と再会。陳某を演じるのは有名俳優の劉佩琦です。彼に再会したことで隆慶は再び修行の道を志し、知守観で日字巻・落字巻などの『天書』に挑むことになりますが、寧欠への復讐心は相変わらずの模様。色々辛酸をなめたはずなのにこの悔い改めてない感は一体何なのでしょうか…… 金庸からこのかたみんなこの手のキャラが嫌いなんだなと (^_^;)
寧欠の方は桑桑の父母に婚約を申し出、雁鳴湖の土地を購入して2人の家を建て始めますが、結婚の前に林将軍の仇・夏侯を討ち果たさなければならないと思い定めています。そして夏侯の方も西陵国から与えられた「通天丸」の服用により、武功が「武道巓峰」の域に達し……というあたりで次回へ。最終回というか第一部完(本作第二部の制作が決定したとのよし)に向けて話を畳みにかかっている感じです。