博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大秦帝国之縦横』その5

2014年05月05日 | 中国歴史ドラマ
『大秦帝国之縦横』第23~28話まで見ました。

函谷関での秦と五国連盟との決戦が迫り、張儀も恵文王も前線へ。秦軍の閲兵式でたまたま羋八子を目にした魏冉は、唐突に姫狐に「あれはオレの実の姉だ」などと言い始めます。ここでムリヤリ史実と帳尻を合わせてくるとは(^^;)

その羋八子ですが、かつての愛人義渠王駭が五国合従に同調して秦へと出兵すると知ると、単身義渠国に潜入して撤兵を求め、断られたりしております…… 張儀も姫狐と燕軍の陣に潜入しますが、ここで姫狐が燕の太子平とかつて婚約者であったことが判明し、(東周国から燕国に嫁入りする途中で戦乱に巻き込まれ、そのまま山賊に身を投じたらしい)彼女に惚れていた張儀は複雑な気分に。しかしその太子平により燕軍撤兵の同意を取り付けます。

そしてなぜか軍の炊事係から仲間内の教練役を務めるようになった白起が樗里疾に抜擢されて前線へと召喚され、魏冉とともに楚陣を偵察することに。で、楚の兵糧を燃やし尽くして楚軍を撤退へと追い込みます。燕と楚が脱けて三晋のみとなった連合軍は秦軍にあっさり撃破され、函谷関の戦いは秦軍の大勝利に。大手柄を挙げたということで、魏冉は晴れて羋八子に姉弟の名乗りを挙げますが、王子稷が「お前ホントに僕の叔父さんなの?母上、こんなのに騙されちゃダメだよ?」と疑って掛かってるのが微笑ましいですw(両親が離婚して母親が魏某と再婚する時に魏冉だけ引き取られて姉弟が生き別れになったらしい)

しかしその後姫狐と燕の太子平との婚約が復活し、彼女が燕国に赴くことになり、色々あって彼女と相思相愛の仲になっていた張儀にとっては辛い展開に…… しかもその直後に燕国で宰相子之への禅譲事件がおこり、太子平と姫狐の消息が不明となってしまいます。そして五国合従が崩壊させられた犀首も再び動き出し、函谷関の戦いで太子が戦死した韓国を焚き付けて再び秦へと出兵させようとしますが……
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする