『大秦帝国之縦横』第35~40話まで見ました。
どさくさに紛れて秦に攻めこんだ義渠国ですが、その直後に怒りに燃える秦側に攻めこまれて国が滅亡。義渠王駭は王宮の瓦礫の中に匿われ、駭と羋八子との間の子の羋琰は奴隷として秦に連行されることに……
さて、張儀に商・於の地を割譲すると騙された楚の懐王は、復讐のため秦への出兵を決意。斉と盟約を結んで開戦します。秦側は三晋や燕と盟約を結んで対処しようとしますが、韓側は盟約の条件として修魚の戦いで太子奐を殺害した将兵の引き渡しを求めます。実のところ太子奐は秦将馮高の捕虜となった所を逃亡しようとして崖から滑り落ちて死んだのですが、秦は取り敢えずその馮高を太子奐殺害の張本人として差し出すことに。そして韓の廟堂で処刑される馮高…… 彼は両国の和平の犠牲になったのです(´;ω;`)
これで楚と戦う態勢が整ったということで、張儀の推薦する魏章が総大将、恵文王の弟の一人公子華が副将として楚将の屈丐・景翠に当たります。見事屈丐の籠もる丹陽を攻め落とす魏章・公子華ですが、景翠が別働隊として咸陽にほど近い藍田を襲撃したことを知り、丹陽から藍田へと急行。何とか楚軍の撃破に成功しますが、公子華が戦死。
ここで樗里疾が更に楚に追い打ちを掛けるべきと主張しますが、張儀はこれ以上の戦いは無理と判断し、この戦いで得た漢中の地を返還してでも楚と和平を結ぶべきと主張し、恵文王の不興を買います。結局楚側は張儀の到来を条件に和平に応じてきたので、投獄・殺害を覚悟の上で張儀は楚に赴くことに。
対秦強硬派の屈原はこの機会に何としても張儀を処刑に追い込もうとしますが、元々秦の工作員として楚に仕えていた陳軫が手を回したことにより、張儀は釈放。しかし心中屈原のひたむきさに惚れ込んでいた陳軫はこれを最後に工作員の立場から足を洗うことに。
一方、秦の恵文王は弟の公子華の戦死に心身共に衝撃を受け、思う所があったのか、長氏の王子蕩を太子に立てます。しかしその王子蕩が立太子の儀式の使者としてやって来た楚の項氏の娘に一目惚れしてしまったことから、故国の魏から太子妃を迎えようとしていた母后との間に軋轢が生じ……
前回・今回は『史記』張儀列伝に見える話を中心にまとめ直しているのですが、盛り上がりがいまひとつですな……
どさくさに紛れて秦に攻めこんだ義渠国ですが、その直後に怒りに燃える秦側に攻めこまれて国が滅亡。義渠王駭は王宮の瓦礫の中に匿われ、駭と羋八子との間の子の羋琰は奴隷として秦に連行されることに……
さて、張儀に商・於の地を割譲すると騙された楚の懐王は、復讐のため秦への出兵を決意。斉と盟約を結んで開戦します。秦側は三晋や燕と盟約を結んで対処しようとしますが、韓側は盟約の条件として修魚の戦いで太子奐を殺害した将兵の引き渡しを求めます。実のところ太子奐は秦将馮高の捕虜となった所を逃亡しようとして崖から滑り落ちて死んだのですが、秦は取り敢えずその馮高を太子奐殺害の張本人として差し出すことに。そして韓の廟堂で処刑される馮高…… 彼は両国の和平の犠牲になったのです(´;ω;`)
これで楚と戦う態勢が整ったということで、張儀の推薦する魏章が総大将、恵文王の弟の一人公子華が副将として楚将の屈丐・景翠に当たります。見事屈丐の籠もる丹陽を攻め落とす魏章・公子華ですが、景翠が別働隊として咸陽にほど近い藍田を襲撃したことを知り、丹陽から藍田へと急行。何とか楚軍の撃破に成功しますが、公子華が戦死。
ここで樗里疾が更に楚に追い打ちを掛けるべきと主張しますが、張儀はこれ以上の戦いは無理と判断し、この戦いで得た漢中の地を返還してでも楚と和平を結ぶべきと主張し、恵文王の不興を買います。結局楚側は張儀の到来を条件に和平に応じてきたので、投獄・殺害を覚悟の上で張儀は楚に赴くことに。
対秦強硬派の屈原はこの機会に何としても張儀を処刑に追い込もうとしますが、元々秦の工作員として楚に仕えていた陳軫が手を回したことにより、張儀は釈放。しかし心中屈原のひたむきさに惚れ込んでいた陳軫はこれを最後に工作員の立場から足を洗うことに。
一方、秦の恵文王は弟の公子華の戦死に心身共に衝撃を受け、思う所があったのか、長氏の王子蕩を太子に立てます。しかしその王子蕩が立太子の儀式の使者としてやって来た楚の項氏の娘に一目惚れしてしまったことから、故国の魏から太子妃を迎えようとしていた母后との間に軋轢が生じ……
前回・今回は『史記』張儀列伝に見える話を中心にまとめ直しているのですが、盛り上がりがいまひとつですな……