博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『集安闘病記』その4(完)

2009年10月12日 | 旅行・オフ会・展覧会
宿舎の自分のフロアに戻るやいなや、阿姨(フロアマネージャー)に捕捉され、その場で強制検温。ここで38度前後の数字を叩き出してしまったため、病院に連行されるハメに。せめて10分ほど休憩してから検温していれば、もう少し数値が下がったはずですが……

連れて行かれたのは宿舎の隣にある大学付属病院ですが、ここは1年ほど前に風邪をひいた時に知人から「ここは良くないから絶対行くな」と言われていた所……(その後別の知人から「普通の風邪ぐらいなら大丈夫ですよ」と、フォローになってるんだかなってないんだか分からないコメントをされた)俄然不安が募ってきます。

まずは採血され、簡易H1N1検査。取り敢えずH1N1ではないというお墨付きをいただきました。まあ、本当にH1N1ならバファリンもどきで一気に熱が下がるわけはないのですが……

お次はおばちゃん医師2人による診察。ひとしきり喉が痛いとか関節が痛いといった症状を説明し、最後に「お腹を壊していて嘔吐感がある」と言った途端におばちゃん医師が「あっ、それは腸炎だわ!」と即断。腸炎の治療を受けることに。イヤイヤイヤ、ちょっと待って下さい、聴診器で心音聴いたりお腹を触診したりっつーのは無しですか(^^;) これでは薬局に行くのとそう変わらんではないですか!「絶対行くな」と言われたわけが何となく分かってきたよorz

腸炎の薬をもらった後、点滴ルームで3時間ばかり点滴を受けることに。ここで患者や付き添いとして来ていた宿舎の別のフロアのマネージャーとか吉大日本語学科の学生さんと出会い、ひとしきりお喋りすることに。何か病院に行くたんびに語学のレベルが上がってるような……

で、その後は腸炎(だったかどうかすら怪しいもんですが)は無事に治まっていき、今は発熱の後遺症と思しき歯肉炎に悩まされています…… 

おまけ:病院でよく使われる中国語
打点(da3dian3):点滴を打つ
コメント (7)
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