博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『碧血剣』その3

2007年01月31日 | 武侠ドラマ
『碧血剣』第7~15話まで見ました。

丁度物語の折り返し地点ですが、袁承志が泰山大会で七省の盟主に選ばれ、元の旦那で錦衣衛のリーダーとなった安剣清に攫われた安大娘を助け出すあたりまでのエピソードを扱っています。袁承志と阿九との絡みが増えたり、ラスボスである玉真子が早い段階で登場して袁承志と拳を交えたりと、だいぶ細かいアレンジがなされてますね。

孫菲菲演じる阿九は気品と愛嬌を兼ね備えていて実に良いです。正直、黄聖依演じる青青より好みです(^^;) ただ、彼女の武功は武術というより新体操のようですが……  安剣清も原作では単なる悪役の一人で、日本語訳では登場人物一覧に名前も出て来ない程度のキャラなんですが、ドラマ版では出番が大幅に増えているうえに武功が強く、ムダに哀愁の漂う格好いいキャラになってますなあ。

で、第15話のラストでは乱戦の中、安剣清によって早々と阿九の正体が袁承志らにバラされてしまうのですが、これは原作通り袁承志が宮殿に潜り込んだ際にお姫様姿の阿九を見て、初めて正体を悟るという展開にした方が良かったと思うのですが……
コメント (3)
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