博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

平城宮は雨だった

2010年06月14日 | 旅行・オフ会・展覧会
昨日は関西幇会にて平城遷都1300年祭に行ってました。せんとくんのぬいぐるみに会うのを楽しみにしていたのですが、あいにくの雨のせいかせんとくんには遭遇できず(^^;) 取り敢えず巡ったところを写真で挙げていきますと……



入り口の朱雀門。これは平成10年に復原されたものということですが、近鉄奈良線の電車の中からもバッチリ見えます。会場の方は入場無料。というか、平城宮跡自体がだだっ広い原っぱのような状態で囲いも何も無い状態なので、確実に入場料を取り立てるのが不可能なんですね(^^;) 

しかしJR奈良や近鉄奈良駅などからのシャトルバスや、会場内を走るトラムの運賃も無料というのエラい。1年前に行った西安の法門寺はこれと同じぐらい広い空間ながら、バカ高い入場料を設定し、カートバスの運賃まで容赦なく取り立てていたというのに(^^;)



復原された遣唐使船。船の中にも入れますが、隣接する歴史館の中から入って行かなければなりません。(歴史館の入場料は大人500円。)しかしこの歴史館、年表などのバネル展示や解説映像だけで、当時の文物の展示が全く無いというのが何とも…… しかし解説映像の中で我々はウザいぐらいにせんとくんのご尊顔を拝することができたのであった(^^;) あと、映像に合わせて喋る天平女官型ロボットと、最後に控える平城京VRシアターは色々と凄かった。



そして再び朱雀門の方に回って、今度はその奥に控える第一次太極殿へ。この2点間は7~800メートルぐらい離れているということで、結構歩きます。しかも途中で近鉄奈良線の踏切を渡らなくちゃいけません。ここでまた門から仏舎利塔まで延々と歩かされた法門寺を思い出すことに…… 



そして太極殿に到着。これは今回のイベントに合わせて復原されたもの。中には四神の絵が飾られていたり、



儀式の時に聖武天皇が座った高御鞍が展示されてたりします。



この後は敷地内の西にある平城宮跡資料館へ。こちらでは当時の木簡など出土文字資料を中心に展示されていましたが、写真撮影もオッケーの模様。(「フラッシュ撮影禁止」という看板があったので、フラッシュ焚かない撮影はオッケーということだと思う。)これ以外に遺構展示館もあるということですが、今回は時間と天候の関係でパス。

感想としては、やっぱり実物の展示がもっと欲しかったなと…… 県内各地では大遣唐使展や大唐皇帝陵展など関係する特別展が開催中でしたが、このうちの1つでも会場の方に持って来れなかったものかなと思うのですが。あと、フードコートはどう考えても狭すぎると思います(-_-;) 弁当を各自持ち込んでベンチや草原で食えということでしょうか。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『三国』その2 | トップ | 『三国』その3 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はるか~♪そ~ぉげ~んを♪ (ぐんまま)
2010-06-14 23:01:09
 近鉄から眺めるだけでも、会場広っっっっっ!
 ご年配の方やお体の不自由な方は、確実にトラムでしょうね。

 で、結構あの踏切が渋滞を作っているらしい‥‥とか聞いたんですけど。

 ところで、会場限定の平城遷都の海洋堂フィギュアがあるそうなんですが‥‥気になるなぁ。
返信する
Unknown (さとうしん)
2010-06-15 20:08:21
>ぐんままさま
>ところで、会場限定の平城遷都の海洋堂フィギュアがあるそうなんですが‥‥

カプセルに入れて売られてましたよ!見本で展示されていた伐折羅像や遣唐使船が何ともカッコよかったので買ってみましたが、当たったのはせんとくんストラップ二個入り…… どう見てもハズレです(-_-;)
返信する

コメントを投稿

旅行・オフ会・展覧会」カテゴリの最新記事