以下文はFNN・PRIME(2019年3月28日)、過去の資料等々を参考に記しています。
この事件はもう3年目になりました。
友人談、過去 Le Japon est abasourdi par Nicholas Sepeda Contreras等々と記されたフランスの個人プログがあったそうです。日本語が苦手で英語ではJapan is Be licked by Nicholas Sepeda Contrerasと訳していました。日本語訳では、日本はニコラスセペダコントレラス容疑者になめられている(見下している、怯えている・・・)等になると思います。
当時、筑波大3年日本人学生・黒崎愛海さんは、逃亡したチリの元ボーイフレンドによって大学の部屋で窒息死させた可能性が高いと検察が報じています。
2016年12月4日の夜、フランス語を勉強していた黒崎愛海さんがブザンソン市で姿を消しました。地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、犬とダイバーを含む広範な調査にもかかわらず、黒崎愛海さんを見つけられなかったため、正確な死因の特定が難しいと述べていました。
ブザンソン市の黒埼愛海さんの大学寮の部屋では、泣いている叫び声を12月4日、午前3時30分頃に仲間の学生が身体的な争いの声を聞いたと言うが血液が見つかっていないことを確認、窒息によるものか?恐らく、血を残すものではないと検察官エティエンヌ・マンテウ氏はブザンソンで記者団に語っていました。
彼は失踪前に彼女を脅かすビデオを投稿していました。黒崎愛海さんの元ボーイフレンドのニコラス・ゼペダ容疑者は、この殺害された主な容疑者と考えられると語っています。
ニコラス・ゼペダ容疑者は、黒崎愛海さんが最後にブザンソンのレストランで食事をした車で離れ、直後にフランスを離れチリに戻っています。
ニコラス・ゼペダ容疑者は彼女の死に対する責任を否定・・・チリ当局はフランスが国際逮捕令状を発行したにもかかわらず、これまで彼の逮捕を拒否しており、地元検察官エティエンヌ・マンテウ氏はこのような措置を講ずるためには一定の怠慢があったこと認めています。
元交際相手でチリ人のニコラス・セぺダ・コントレラス容疑者が、殺人容疑で国際手配されていますが、チリ当局は容疑者家族がチリでは有力者等のため、フランス側にも非協力、捜査を躊躇しているようです。
フランス国内での事件とは言え、同じ同胞、未来のある若い日本人女性でした。私達はこの事件を絶対に風化、うやむやにしてはなりません。日本政府も間接的に強く関与すべきです。
フランス司法当局によると4月中旬以降、セペダ容疑者が帰国したチリに捜査担当者を派遣、チリ当局の取り調べに立ち合い容疑が強まった場合は身柄の引き渡しをあらためて求める方針です。
取り調べはチリ当局が行いますが、チリ側の「承諾が得られた場合のみ」、フランス側も事情聴取可能のようです。
事件から、もう3年目になりましたが、ニコラス・セぺダ・コントレラス容疑者はチリ国内では有力者等の家族でチリ当局もフランスの捜査には非協力的、積極的でないようです。事件発生時等の経過を見ると明白、極めて悪質で絶対に許されない事件で海外での日本人の尊厳等が試されていると思います。
事件解決は、日本と多くの善良なチリ国民の未来のために必要不可欠だと思います。もし未解決のまま幕引きの場合、多くの日本人はチリ国に対し、大きな疑問を呈し続けるでしょう。
残された家族のためにも、一日も早く事件が解決されることを!
この事件の細部等々は、このプログのカテゴリー「拉致」にも細部を記しています。