極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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拉致問題の本質

2017-10-11 13:32:18 | 拉致

拉致問題が発生して、40年以上の長き年月が過ぎました。もう拉致問題は忘れされようとしています。

私達は、休日等には家族で買い物に行ったり、食事に行くことは極普通のことです・・・

拉致被害者、家族にとっては、この極普通のことが出来ずに40年以上が経過しようとしています。もし、かけがえのない大切な子供が何の罪もなく、拉致され取り戻すことが出来なかったら多くの親達は気が狂いそうな日々を過ごすでしょう。拉致被害者、家族は悲しさ、やり場のない悔しさが入り乱れ、長き年月のため涙も枯れているかも知れません。私達はこの拉致の事実を忘れてはならないと思います。

私達日本人は、拉致問題は自分には関係が無い、所詮他人事と思ってきたかも知れません。

何故、所詮他人事と思うような発想が出来るでしょうか・・・戦前の多くの人達は古来からの武士道、和を尊ぶ心、隣人愛、奉仕の心等々があったと思いますので、このような所詮、他人事というような戦後発想は出来ないと思います。戦後、日本はGHQ策等々により日本人の心は無視され知識、偏差値等が最優先されてきたように思います。他人を思いやる、心の問題は知・理性、感情、本能等々が大きく影響し、微妙なバランスで成り立っていると思います。

 

拉致問題の本質を見極め対応・対処するには国際感覚が大切だと思います。

この国際感覚は想像力、判断力、理解力等々により成り立っていると思いますが、日本の戦後教育では計算、暗記等が最優先され、これらがカリキュラムから外れているようです。戦後GHQ等の策の罠に掛かったとも言えると思います。

多くの未来がある、想像力豊かな多くの子供達が計算、暗記力等が不得意のため、これらの戦後教育の型にはまらないため、のけ者にされたり、いじめ等の対象等になった可能性は否定できないと思います。

 

今、拉致問題は頓挫、時間のみ過ぎ去っているようですが、今一度拉致問題の本質は何かを問うことは大切だと思います。

先ず、基本に戻るにはメディア情報を鵜呑みすることなく、今一度北朝鮮とはどんな国か・・・

一部文献等々を読むと北朝鮮は民族の歴史、伝統、誇りを大切にしてますし、義理、礼を重んずる面があります。この中に拉致問題の解決の糸口があるかも知れません。このように書くと、可笑しいと思われるかも知れません。北朝鮮の弾道弾発射訓練・核開発の現実・・・もう一歩進んでこの問題の本質は何かを精査することは大切だと思います。このままでは拉致問題同様、弾道弾発射訓練・核開発等問題は解決には長い年月を要すると思います。

これらの諸問題を解決するには、国際感覚が必要と思います。

国際感覚には想像力、判断力、諸問題を解決する力が基本になると思います。

戦後教育製・メイドイン・ジャパン国際感覚(想像力、判断力、諸問題を解決する力がない感覚)では、国外の困難を伴う諸問題の解決は出来ないでしょう。何故なら諸問題の「本質」を見抜けないからです。

私達の周りには多くのメディア情報等が溢れています。私達は自分の目で見たり聞いたりしているものは真実だと思い込んでしまう性質があると思います。

物事の「本質」とは、1つの物事等の周りについている無駄をそぎ落としたコア(核)の部分とも言えると思います。果物で言えば、果実をとった中心の種の部分です。

果物としてそのまま食べても美味しいですが、現実世界では、私達の周りに起こる物事が、すべて果物の果実ような美味しい世界とは限りません。果物のように見えたのは、果実の部分で、種が果実の部分と違うことが多いと思います。

物事の中心にある本質(核)を見分けられるようになるためには見たまま、聞いたままを鵜呑みせずに、表面的なものには、すぐに惑わされないことです。物事の本質を知りたい、考えたい、決断する時は果物の話が参考になると思います。このような思考で拉致問題の本質を捉えることは大切だと思います。

 

「拉致問題は日朝間のみの問題でないことは明らかです!」

今、米国は新しい考えを持ったトランプ大統領が就任しています。これは多くの米国民の意思でもあると思います。

トランプ大統領は大統領就任演説でも演説したように、自国益を大切にします。この自国益は米国のみならず、各国の自国益も尊重すると演説しています。

拉致問題は、正に日本の自国益を守るための戦いでもあると思います。

今は、日本にとってトランプ大統領登場で拉致問題を解決する、ビッグ・チャンスでもあるとも言われる方もいます。今こそ日米は、拉致問題解決のための話し合いをすべきです。

先ずは、日朝等の基本に戻り、拉致問題を初心にリセットする必要があると思います。その際の大きなハードルが憲法問題だと思います。

自国益を守るための必須事項の一つが国を守る、国民の防衛義務だと思います。

自国を守る気概がない国家・国民が拉致問題を解決することは難しいと思います。

拉致問題解決には、憲法に裏ずけされた独立国としての強い姿勢が必要だと思います。

拉致問題は日朝間のみの問題でないというのは常識でしょうし、日朝間の対立により益を得ている人達がいるかも知れません。

 

拉致問題の解決には、日本国民の裏打ちされた決意である国を守ると言う気概が必須だと思います。

安部政権は憲法改正を目指していますが、拉致問題の解決には必須だと思います。逆に言えば憲法問題が解決しなければ、拉致問題解決は難しいと言えるでしょう。

 

拉致問題未解決の原因は、国家・国民の防衛義務の欠如等、可笑しな国際感覚からきているとも言えると思います。

戦後最大の理不尽な拉致問題、拉致された人、家族は同じ日本人で同胞です。

残された拉致家族等も高齢となられ、残された時間はありませんが、「新たな憲法」の下、「戦後教育」の見直し等々により拉致問題は大きく前進すると思います。

拉致問題が解決しなかったら、日本国家創建以来の汚名を歴史に残すでしょう。未来に多くの日本人が歴史を顧み、愚かな日本人がいたことを悔やむでしょう。

拉致問題解決は、国民一人々の国を守る気概・国際感覚、決意にかかっていると思います。

 

 

 

 

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