折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨の中を開花した、旬のバラの花たち

2013年05月11日 20時21分23秒 | 立夏

◇ 金曜日の明け方から降り出した雨も、いったんはその日の午後には止んだのですが、天気はぐずついたまま、土曜日の午前中も雨が降ったり止んだりの空模様でした。

  午後になってようやく晴れ間が見えてきて、吹く風もたいへん心地よく、一年のうちで今が一番過ごしやすい季節なんだと実感する一日でした。

  雨の中を当初から約束されたとおり(!?)咲き始めたバラの花は、しっとりと雨に濡れていて、それなりに風情のある佇まいを見せておりました。

  その後に日が射し始めると、ローズカラーは一層生気あふれて、バラシーズンの始まりにふさわしく、庭はいたるところで明るい彩りに包まれています。

 

 

□ ガートルード・ジェキル (Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

明るいピンクの代表、しかも庭では上品な香りのバラの代表です。

 

  

  

□ ローズピンクの花びらがしゃんと広がって、見ていて気持ちのいいバラです。

 

  

□ 咲き進んだ姿も蕾のときも、待ち侘びた一番花は何と言ってもいいものです。

 

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

このバラも爽やかなローズピンクの中輪です。

 

□ 雨の中を咲き始めて、雨水に濡れた重みで枝が傾いています。

 

□ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン

(Comtess Cecile de Chabrillant HP 1858 Lambert Germany)

 

□ アブラハム・ダービー (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

□ 素晴らしい大輪の花を咲かせてくれる、毎年楽しみなバラです。

 

□ ここが庭の「中心」になるのかも、結構賑やかな光景になりました。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

□ 雨の中をアプリコット・ピンクの濃淡のバラの開花でした。

 

□ エブリン (Evelyn S 1991 D.Austin England)

 

□ 不調な親株に代わって、鉢植えの挿し木苗に大輪の一番花です。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

 

□ 雨の中をしっとりと、ひっそりと咲き始めました。

 

□ うちの庭では、アイスバーグと「純白度」を競います。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

□ 雨に濡れて開花の始まった、こちらは紫色のオールド・ローズです。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

 

□ 黄色のモッコウバラの終わった辺りに、白い半八重のオールド・ローズです。

 

  

□ アルバ・セミプレナ (Alba Semi-plena A before 16th century)

 

□ ピークを過ぎたハゴロモジャスミンの間からも顔をのぞかせて…。

 

□ そう言えば、コーネリア(HMsk)もこんな感じです。

 

□ ピークを過ぎたと言っても、まだまだ開花が続いています。

 

□ 雨の降りだす前に玄関軒下に避難した鉢植えです。

 

□ これまでやや不調でしたが、日当たり絶好の場所に移しました。

これが開花の始まりの朝でした。

 

□ 二輪咲いて、しっとりと美しい花の色に惹かれます。

 

□ 一昨年でしたか、遠くからやって来たバラです。

美しさにただただ見惚れています。

 


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6 コメント

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嬉しいです^^ (milky)
2013-05-11 21:25:50
いたんですね、あの子^^
美しい私の超大好きな子です!
私はグルスアンアーヘンだと信じています。
タグ捨てちゃって、笑われましたが(^m^)、あの時ドイツ語?って思ったんですよね。
なんとなくアンネの日記を連想したのを思い出します。
それはアンという響きからか、ドイツ語の雰囲気もあってか。
名前なくてもいいかもしれませんが、一度検索してみてくださいね^^
画像検索すれば、きっと「おー、これだ!」って思われるかも^^

折節さんのお宅の一員として元気でいてくれて良かった♪
我が家でもスウェーデンの女王様が今年はいいシュートを地面から出していますよ^^
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ずっといたんですよ! (折節)
2013-05-11 23:23:41
milkyさん、こんばんは。

さっそく見にいらしてくださって、どうもありがとうございます。
こんなに微妙な色合いの花だったんですね。
いやぁ、もうすっかりとりこになってしまいました。
これまでは花が咲いてももっと小さくて、何だか別の花が咲いたようです。
きっとまだまだ株の成長途上だったんですね。
グルス アン アーヘン (Gruss an Aachen)とありました。
「おー、これだ!」って、しっかり思いましたよ!
これからは咲きたいように咲いてほしいと心底思います。
この花のおかげで、バラの庭の雰囲気がぐっと豊かになった感じがします。
これからの花が楽しみでなりません。
どうもどうもです!

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どの薔薇も素敵です! (アンジェラ)
2013-05-12 16:28:15
折節さん、こんにちは~

どの薔薇も完璧な見事な美しさです~~♪

今朝趣味の園芸を見ていましたが、折節さんと同じ薔薇がありましたね。どの薔薇もうっとりシビレル美しさです。
折節さんの薔薇への情熱が伝わってきます。

素晴らしい一番花です~~♪

エブリンは素敵な色ですね。アブラハム・ダービーも素敵だわ~♪
返信する
あれ、それ会話… (折節)
2013-05-12 19:58:39
アンジェラさん、こんばんは。

この時季らしい気温の上昇で、庭のバラが次々に咲き始めました。
もうさすがに付いて行けないくらいです。
いろいろとお褒めいただきましてありがとうございます。

今回ご紹介のバラでは、エブリンなどは本当に美しいですよ。
最初の花はやや傷みがありましたが、それでもこれまでにも見たことのないようなグラデーションでした。
明るいオレンジ色と黄色が微妙にミックスされて、特に開花途中が美しいと思いました。

ガートルード・ジェキルは、オールド・ローズみたいな趣きで、香りもよくて大好きなバラなんです。
けさの趣味の園芸で、ガーデニングショーの様子が放映されてましたよね。
私がテレビを見ていて、家内が掃除機をかけてましてね。
ガートルード・ジェキルが映し出されたところで、私が左手でテレビ画面を右手でリビング外のバラを指差して…。

「ねぇ、あれはね、これ!」 「えっ、これ? それ? 何?」

日曜日の朝から話は全くかみ合わないのでした。

アブラハム・ダービーは、株そのものはそんなに大きくは育ってないのですが、大輪の花がゴージャスです。
お気に入りのバラの花盛りで、バラを始めてから5月が最高の季節になりました。


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こんばんは~! (Haru)
2013-05-12 23:43:16
今日はこちらもとっても気持ちの良い日でしたよ!
昨晩にこちらを読み逃げしてしまったのでまずはこちらから~

ピンクの色のバラがいろいろと咲いてきましたね!
こうして見せてもらうとピンクと一口に言っても様々な色があることがよく分かりますね~♪
ガートルード・ジェキルの鮮やかなローズピンク、少し紫がったピンクに見える コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン(難しい名前でとてもおぼえられませんが・・・)、
そしてアブラハムダービー、エグランタイン、そしてアプリコットの入ったエブリンなど優しいピンク・・・
バラの色ってほんとに素敵で眺めていて飽きませんね~♪
そして最後のはグルスアンアーヘンですよね?
先ほどmilkyさんのところで魅了されてまたここでも ̄~♪
今日はすっかり誘惑されてしまいそうです~♪

でも一番気になったのはやはりカルディナル・ドゥ・リシュリューのこの紫のバラ!
去年からずっと迷いながらですがやはり素敵な色ですね~~
ウチの庭にもお迎えしようかなと本気で思い出しました・・・
植え場所もないのに誘惑されて困ったものですよ~!
あちこちで誘惑されていたらどうしようもないですよね・・・(笑)
返信する
魅惑のバラ、誘惑のバラ (折節)
2013-05-13 21:31:05
Haruさん、こんばんは。

お返事が大変遅くなりまして、どうもすみません。

バラの花の色って、やはりピンクが多いのでしょうね。
それに自分の気に入った色がやはりピンクですから、それを庭に多く迎えたこともあって、ピンク中心ですよね。
おっしゃるとおり、ひとくくりにピンクと言っても、どのバラも微妙に違いがあります。
私はオールド・ローズが好きですから、少しナチュラルさのある、明るいピンクがいいですね。
そうそう、ガートルード・ジェキルの鮮やかさ、深みもあって、とても上品な感じなんですよね。
それと、アプリコット・ピンクが基調ですが、最低七色はあると思われるエブリンも、花びらの濃淡が美しいですよ。
季節によって微妙に色合いを変えて咲きますから、蕾の段階で早くもわくわくしますものね。

コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアンは、少し藤色が入ったような、都会的な(!?)雰囲気のしゃきっとしたピンクです。
私が勝手にそう感じているだけなんですが、イメージはパリの街にお似合いだなんて…。
一季咲きであるのがもったいない(!?)くらい、せめて6月にもう一度見てみたいと…かなわぬことですけどね。

紫のカルディナル・ドゥ・リシュリューも、わずか2週間で終わってしまいます。
バラ科のソメイヨシノと同じような花の期間、だから短いと言えば短いですね。
桜と違って、儚さはあまり感じませんが…。
庭に迎えているバラはどれもお気に入りに違いありませんが、このリシュリュー枢機卿は上位ランク、5本の指です。
とにかく、株全体の雰囲気、素朴なのにちょっとおしゃれな感じもしてましてね、とても気に入っています。
Haruさん、どんどん誘惑されて下さいね!

グルスアンアーヘンには驚かされました。
実物の花が、あまりに素晴らしいんですよ。
昨年まで不調でしたから、品種が変わったような心地がしています。
3つ目の花が咲き始めました。

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