ニコニコニュースより。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw29882
(以上略)
また「現実問題、中国が沖縄を占領したら国際世論は黙っていないだろうし、中国も他の国と取引が困難になり経済的に立ち行かなくなる」と、コストを考えれば中国による侵略は現実的ではないという持論を展開した。『朝まで生テレビ』で討論した出演者に対しては、「感情的なナショナリズムみたいなところに完全にいっちゃってる人も多いので、まあ議論にならなかった」と、語気を荒げた。
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先週末は久しぶりに「朝まで生テレビ」を録画して見た。そして見たのが、上の動画である。堀江いわく、「尖閣諸島を中国にとられても問題はない。侵略か何かがあれば国際社会が黙っていないし、国連軍が助けてくれる。今はツイッター革命によって時代が変わっており、人々がツイッターをやることによって、国際社会が侵略した国を攻撃してくれる。国民が外国から国を守ろうなんて思わなくていい。」のだそうだ。
私は唖然とした。まず何から突っ込んでいいのか途方にくれるほどだ。ホリエモンは頭がいいのかと思っていたが、実は正反対であったようだ。少なくとも国際政治などはまったく興味なさそうである。
上のニュース記事を読むと、他のパネリストが感情的で話にならなかった、というようなことを堀江が発言したらしいが、番組を見た私に言わせれば、感情的になっていたのは正に堀江自身である。まあ往々にして、「感情的だ!」といって相手を非難する奴にかぎって、最も感情的になっているものだが。
堀江は、一時期は自民党に持ち上げられて国会議員になる可能性もあったわけで、もしそれが実現していたらと思うと、ぞっとする。国家というものを全く信用していない人物が、政治家などなっちゃいけないだろ。それこそ話にならん。