Willow's Island

since 2005

おまえが言うな

2011年02月10日 06時18分10秒 | テレビ

ニコニコニュースより。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw29882
(以上略)
 また「現実問題、中国が沖縄を占領したら国際世論は黙っていないだろうし、中国も他の国と取引が困難になり経済的に立ち行かなくなる」と、コストを考えれば中国による侵略は現実的ではないという持論を展開した。『朝まで生テレビ』で討論した出演者に対しては、「感情的なナショナリズムみたいなところに完全にいっちゃってる人も多いので、まあ議論にならなかった」と、語気を荒げた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 先週末は久しぶりに「朝まで生テレビ」を録画して見た。そして見たのが、上の動画である。堀江いわく、「尖閣諸島を中国にとられても問題はない。侵略か何かがあれば国際社会が黙っていないし、国連軍が助けてくれる。今はツイッター革命によって時代が変わっており、人々がツイッターをやることによって、国際社会が侵略した国を攻撃してくれる。国民が外国から国を守ろうなんて思わなくていい。」のだそうだ。
私は唖然とした。まず何から突っ込んでいいのか途方にくれるほどだ。ホリエモンは頭がいいのかと思っていたが、実は正反対であったようだ。少なくとも国際政治などはまったく興味なさそうである。
 上のニュース記事を読むと、他のパネリストが感情的で話にならなかった、というようなことを堀江が発言したらしいが、番組を見た私に言わせれば、感情的になっていたのは正に堀江自身である。まあ往々にして、「感情的だ!」といって相手を非難する奴にかぎって、最も感情的になっているものだが。
 堀江は、一時期は自民党に持ち上げられて国会議員になる可能性もあったわけで、もしそれが実現していたらと思うと、ぞっとする。国家というものを全く信用していない人物が、政治家などなっちゃいけないだろ。それこそ話にならん。

河村たかし名古屋市長の圧勝について

2011年02月08日 21時43分02秒 | 時事

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011020600233
 先日の日曜日は愛知県知事選、名古屋市長選、市議会リコール、のトリプル選挙であった。最も注目された名古屋市長選は、現市長の河村たかし氏が圧倒的な勝利を収めた。予想通りである。
 河村氏はこの結果を受けて、「民主主義の扉を開けた」などと語ったらしいが、民主主義じゃなくて「ポピュリズムの扉を開けた」と言うべきだ。ひたすら「減税日本」とか言って、テレビ等でのタレントまがいのパフォーマンスを繰り返せば、そりゃ間違いなく当選するだろう。減税するということは、確実にその分の行政サービスが減るか、借金をするということになるのだが・・・。その辺りをどうするのか明確な説明がないかぎり、信用に足る人物ではないと思う。議員の報酬を半減したり市役所職員の給与を減らしたところで、そんなものは焼け石に水である。
 日本のポピュリズムは、年を追うごとにひどくなっている気がする。ポピュリズムという点では、民主党も自民党も似たようなものである。現在の民主党政権を批判する人は多いが、これは日本の国民自身が招いた結果なのである。
 ただ、議員の報酬を半減する、という河村氏の方針には私も賛成する。というか、議員の数自体を半減すべきだと思う。日本には国も地方も議員の数が多すぎる。
http://www.soumu.go.jp/iken/pdf/04_1.pdf

名古屋・ソウルを往復で2万円以下か・・・

2011年02月06日 16時34分04秒 | 旅行

 昨日はテレビで「ハッピーフライト」なる映画をやっていた。映画そのものはそれほど語るべきものがなかったが、空港や機内の映像を見ると、無性に海外へ行きたくなってくる。何しろここ2年以上、ずっと海外には行っていないのだ。パスポートの期限も切れたままである。とはいえ、今年も海外旅行は無理そうだ。韓国に行きたいなあ・・・。
 海外旅行と言えば、今はLCC(ローコスト・キャリア)と呼ばれる新興の航空会社が人気なのだそうだ。航空券がとにかく安いらしい。どれほど安くなったのか、Yahoo! Travelで調べてみることにした。「3月上旬の土曜日に名古屋を出発しソウルへ行き、月曜日にソウルから名古屋へ帰る」という条件で航空券を検索したところ、以下の結果が出た。
http://abroad.air.travel.yahoo.co.jp/bin/online/oair_search?areacd=0100&countrycd=KR&citycd=SEL&startplace=NGO&startmonth=3&startday=5&endmonth=3&endday=7&adultnum=1&childnum=0&babynum=0&travelform=1&airline=&pricemin=0&pricemax=0&sheettype=1&search=j&search.x=50&search.y=14
 なんと、名古屋ソウルを往復で19900円だ。片道で1万円を割り込むということは、名古屋から新幹線で東京へ行くよりも安い。これはどういうことだ。私が独身のころに一人でソウルに行っていた時は、最も安い航空券を狙っても4万円以上はしていたはずなのだが。しばらく海外へ行かない間に、航空業界も激変したようである。
 なるほどこんな航空会社が続々と出現すれば、JALも潰れかけるわけである。JALの航空券は高いからなあ。CA(キャビン・アテンダント)さんのサービスは良いのかもしれないけど、その高水準なサービスのせいで航空券が高くなるなら、別にそんなもの無くてもよい。世話を焼かれなくても、荷物を上にしまったりシートベルトを締めたり毛布を取り出したりすることぐらいは一人でできるので、CAはもっと少なくてもいいと思う。食事も、名古屋ソウル間だと2時間程度なので、必要ない。たとえ有料で食事をとったとしても、LCCの航空券の安さは、それを補って余りある。まだ実際にLCCに乗ったことがないので断定はできないけど、このままだとJALなど既存航空会社はやばいのでは。

KARAの年収は500万円?

2011年02月05日 03時11分25秒 | その他

 KARAは5人そろって来日し、今後もフルメンバーで活動していく方針なのだそうだ。日本でのドラマ撮影も再開する。とりあえずは分裂とか解散ということはなくなりそうで、安心した。連日テレビでくり返し報道されたせいか、むしろ日本での人気はさらに加熱した、という報道さえある。これが本当ならいいことだが。
 しかし、肝心の所属会社との交渉は、一体どうなったんだろうか。それがさっぱり分からない。もし交渉決裂なら、やっぱり専属契約を打ち切り、KARA名義での活動はできないことになる。この問題が早く明らかになってほしい。日韓翻訳掲示板で韓国人の声を聞くと、KARAの韓国での人気はずいぶん下がってしまった印象を受ける。やはりイメージ低下は避けられなかったようだ。
 ところで、先ほどZAKZAKで面白い記事を見つけた。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110203/enn1102031617014-n1.htm
 これによると、KARAのメンバーの年収は500万円らしい。日本でこれだけブレイクしているのに、普通のリーマン並みだ。正直、私とそう変わらないので、非常に親近感を覚える。(^^)
 先日テレビで見たが、韓国の芸能プロダクションは5年以上の長期に渡ってアイドル候補を養成してから、デビューさせるのだそうだ。オーディションに合格したアイドル候補たちの数年に渡るレッスン費用、住居、食費、その他の生活費諸々をすべて会社が負担するらしい。この中にはデビューに至らなかったり、デビューしても売れなかったりするグループもあるだろうに、ずいぶんとリスクの高い初期投資だ。なるほど、少しでも初期投資を回収するために、タレントのギャラは安くなるわけである。

怨み屋本舗 REBOOT 第9巻

2011年02月01日 23時23分54秒 | 

 以前、このブログでも取り上げた「怨み屋本舗 REBOOT」の最新巻を読んだ。怨み屋シリーズは始まってから10年以上が経っているが、この第9巻が最高傑作ではないかと思う。本当に感心するほどよく練られたストーリーである。今まで「怨み屋本舗」を読んだことがない人でも大体分かるようになっているので、ぜひ読んでいただきたい。
 作者の栗原正尚氏に関心を持った私は、彼の公式ホームページを見てみた。ブログもやっているようで、中でも特に興味深かったのは、12月28日更新の以下の記事である。
http://showshow.seesaa.net/article/177056318.html
 要するに、貸本屋や漫画喫茶では漫画家の著作権が侵害されているということで、相当に怒っているようだ。まあ確かに、漫画喫茶は漫画を売りにしているけど、店は市価で漫画を購入しているのみで、その収益はまったく漫画家へは還元されないので、彼の言うことも一理あるかとは思う。しかし、貸本屋については言いがかりにすぎないと思う。レンタルで漫画を読んでいる人は、もしレンタルというものがなければ、その作品を読むことがなかったであろう可能性が高い。本屋で購入するという選択肢がありながら、あえてレンタルを選んでいるからだ。レンタルが存在することによって読者層が増え、たとえ少額でも漫画家に収益が還元されるのなら、なかなか良いシステムだと思う。