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関市上之保のボランティアセンターで仕事をした

2018年07月16日 13時44分57秒 | その他

 今年7月に西日本を襲った豪雨により、私の地元・岐阜県も大きな被害を被った。関市の北部、上之保も被災地区の一つである。関市社会福祉協議会の上之保支部においてボランティアの支援をするよう、職場で命じられたため、昨日は上之保で丸一日、支援業務に従事した。朝7時に集合のため、5時半に家を出た。
 関市社協の職員さんを中心に打ち合わせを行い、8時からボランティアの受付を開始した。それから午前11時までの間だけで、700人以上もの方がボランティアとして登録し、被災者宅の泥さらいなどに従事した。被災地としてはさほど有名とはいえない上之保だけで、これほどの人数(外国人もいた)が集まるのだ。本当に頭の下がる思いである。
 私の仕事といえば、スコップやほうきなど作業に必要な資材をボランティアに貸し出し、作業終了後に同じものを返していただくよう確認する、というものだった。大小のシャベルやスコップ、バール、ほうき、竹ぼうき、デッキブラシ、熊の手、一輪車、土のう袋、ブルーシートなどが大量に地面に置かれており、それらを管理するため、ほとんどの時間を炎天下で過ごさねばならない。昨日もひどい暑さであったため、熱中症を避けるには大量の水分をとる必要があった。持ち込みの飲料もあったが、関市社協が大量に用意したポカリスエットや水もあったので、私一人だけで4リットルは飲んだと思う。1日でこれほどの量を飲んだのは自分でも初めてではないか。それでもトイレに行く必要があったのは1、2回程度であった。それだけの汗が出たということになる。
 なかなかきつい業務ではあったが、実際の泥さらい等に従事したボランティアの皆さんは遥かに大変だった。昨日も、少なくとも2名の方が熱中症で救急車に運ばれていた。その前の土曜日も同じような状況だったらしい。このような災害と、異常に暑い気候とが重なってしまったことの不幸だ。
 あらゆる場で様々な人が既に言っていることなので、私が改めて言うのはどうかと思ったが、それでも強調しておきたい。この季節、気候で外仕事をするのであれば、水分と塩分の摂取は決定的に重要だ。ふだんあまり水を飲まない人も、こういう時だけは無理をしてでも飲まなければならない。あと、帽子も絶対に被るべきだ。
 個人的に有効だと思ったのが、シャツクールという冷却スプレーだ。これを服の上にかけるだけで、自分のかいた汗がまるで冷水のようになって涼しく感じる、というものだ。これを同じ資材係の人にもスプレーしてあげたところ、非常に大好評であった。その人は「必ず自分も買う」として商品名をメモしていた。熱中症予防の対策として、こうしたタイプの冷却スプレーも大いに役立つと思う。

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2 Comments

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Unknown (Caren)
2018-07-22 15:36:23
暑い中お疲れ様です。今日も酷暑! 私も午後から少し洗車しただけで吐きました(^_^;)
Unknown (大砲)
2018-07-24 18:26:12
お疲れさまです。 私もクソ暑い中軽い気持ちで草取りをしたら、めまいに見舞われました。ボランテアの方々には頭が下がります。

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