DVDでアメリカ映画「グリーンマイル」を見た。私は6年ぐらい前に劇場で見たことはあるのだが、嫁さんが見たことないから見たい、と言ってきたのである。
3時間以上も続く長い映画だが、私も嫁さんも飽きることなく見続けた。少し暗く重苦しいが、これはやはり名作である。私にとって印象が強いのは、やはりドラクロワが電気椅子の刑を受けるシーンである。あまりの残虐な演技に、劇場で見たときは涙目になってしまった。テレビで見ても、それほどの迫力は出なかったが。
あと一つ印象深いといえば、年老いた主人公が言う最後のセリフである。We each owe a death - there are no exceptions - but sometimes, oh God, the Green Mile seems so long.(我々は皆いつか死ぬ。例外はない。しかし神よ、私にはグリーンマイルがあまりにも長く思えるのです。)という名ゼリフだ。グリーンマイルとは、牢獄から死刑執行場へと続く道のことである。つまり、人間は必ず死ぬのであり、人生とは死(死刑執行)へと続く道に例えることができる。この映画の主人公だけでなく、我々はみな、グリーンマイルを日々少しずつ歩いているのだ。
宅86さん> 今さえ良ければいい、という青少年が増えたのも、日本の教育力が落ちたせいですかね。
経理係長さん> 娘さんは10代でしょうか? グリーンマイルはちょっとつらいかもしれませんね。しかし大人になってから、もう一度見直していただきたいと私も思います。
カテキンさん> DQNの存在は本当に嫌ですね。なぜこんなに増えてしまったのでしょうか。
総務課長さん> グリーンマイルの道程が尽きる時、それは誰にも分からない、ということですね。
伊東さん> 私も生物である以上、なんとか子孫を残したいと思っています。(^^)