ブックオフにて100円で購入したエッセイ漫画「わたし、公僕でがんばってました。」を読んでみた。作者の古林海月さんは1993年から2002年までの9年間、兵庫県(おそらく)の県職員として働いており、当時の苦労を漫画の中で存分に語っている。十数年前の話なので少し古いと感じるものの、「ああ、こういうこと、あるある。(^^)」と思える内容が多い。地方公務員の世界がよく分かる本であり、一度のぞいてみたいと思う方にはおすすめである。
現在は漫画家として活動している古林さんだが、12年前に生活保護のケースワーカーとして働いている時に、心労から体調を大きく崩してしまい、辞職することになったようだ。私も7年前にケースワーカーをやっていたが、妻と「もう仕事を辞めよう」などと真剣に話していたことを思い出した。私は漫画家になれるわけでもないので、辞めずに思いとどまってよかった。
この漫画の中で、「公務員がなりたくない職種ベスト3」なるものが紹介されていた。いわく、「生活保護のケースワーカー」「用地交渉」「収税」の3つ、とのことである。私は3つとも全部やってるよ・・・。