Willow's Island

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平身低頭

2007年10月21日 23時58分33秒 | 時事

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=91994&servcode=200§code=200
 上の記事は、福田首相の政治姿勢について中央日報が書いたものだ。普段は日本の政治家には悪口しか書かない中央日報も、珍しく好意的に書いている。
 やはりどんな相手に対しても低姿勢でいることは、物事を円滑に進める上で最も低コストなやり方なのかもしれない。外国人に言わせると、日本のサラリーマンはいつもペコペコお辞儀をしている、と揶揄されることも多いが、低姿勢でいれば無用な仕事上の摩擦を避けることもできるため、これは日本人の編み出した知恵ではないかと思う。社会で高い評価を得るための最短距離は、やはり礼儀を身に付けることではないだろうか。
 本国でサッカーに興じた朝青龍といい、「別に」の沢尻エリカといい、「俺のパンチは宇宙一」の亀田大毅といい、どれほど傲慢さや不遜さを売りにしている者であっても、結局は社会の厳しい批判にさらされ、謝罪せざるをえなくなった。礼儀の心がなければ、どんなに能力のある者であっても本当に尊敬されることはないのだ。実るほど頭を垂れる稲穂かな、とはよく言ったものである。