(童話)万華響の日々

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入院・施設より在宅医療というやり方のしわ寄せの犠牲は十分に論じられていない

2016-02-16 20:59:26 | 看取りと介護道

この4月から紹介状なしで大病院を受ける場合には診療代以外に5千円以上を、再診でも2千5百円以上を請求されるという、今までも金額は低いとはいえこのやり方であった、値上げされたわけだ、

更に大病院は重症患者中心とし、ベット数も減り、その代りにリハビリ病院へ回される、つまり入院期間が縮小される、従来も病院入院期間は少なく退院を迫られた、その結果老健(老人保健施設)へ行くか家に戻るかの選択を迫られた、

国は在宅医療すなわち在宅看護・介護を推進したいのである、そしてかかりつけ医師や薬局を重視したいのだと、だが、このやり方だと行き場のない病人が数多く発生するだろう、老健に行ければまだいい、

仕方なく家に戻っても看てくれるかかりつけ医師や看護師がいなかったり、ヘルパーが来てくれる時間が少なかったり、つまりは家族がほとんど常に付添っていなければいけない、それも老老介護だったり、病人が病人の世話をしたり、まだ若すぎる孫や子が親や祖父母の世話するケースがきわめて多くなるだろう、今でも多いのだから、その結果言いたくもないが無理心中などといった悲劇が後を絶たないだろう、最近でもそういった事件が報じられている、

国のやり方にはどこがしわ寄せの犠牲にあうかが論じられていない、あるいは分かっていても見て見ぬふりをしようとしている、望ましくは特養や老健が充実すると良いのである、だがそれすら全くのお粗末な現状である、4月からどうなるか極めて心配である


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