(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

「生誕100年いわさきちひろ、絵描きです」展を観た印象

2018-10-17 19:03:02 | 展覧会

この夏は余りの暑さに閉口しブログの夏休みを取った、その間避暑を兼ねて涼しいところを回ったが、その主体は美術館であった、幾つか見て回ったがブログを休んだのでアップしていない、それを今になって振り返っている、前回の竹久夢二展もその一つであった、時機を逸すると記憶が薄れなにより感動が薄れるのを感じた、自分のような大したことのないブログでもやはり記録は薄れないうちにするべきだ

「生誕100年いわさきちひろ、絵描きです」展は7/14-9/9に東京ステーションギャラリ-で開催された、いわさきちひろ(1918-1974)の絵には以前から魅力を覚えていたので今回の展覧会には是非行きたかった、予想通りの展示200点の豊富な展覧会であった、メルヘンチックで滲んだ画風は独特だ、初めの結婚で夫に伴いに満州に渡った時の強烈な体験が原点になったのではなかろうか、反戦、非戦の思想と子供たちへの愛は生涯続いた、今回は生誕100年記念に相応しい特徴的な約200点はちひろの全貌を知るには打ってつけの展覧会であった


 




竹久夢二展「夢二繚乱」 東京ステーションギャラリーを観た印象

2018-10-13 21:46:30 | 展覧会

5/15~7/1に開催された竹久夢二展(東京ステーションギャラリー)は134点に及び見ごたえのある展覧会であった、夢二の初期から晩年に至る画集、雑誌の挿絵、スケッチ、装幀、絵葉書、絵封筒、自伝小説「出帆」挿絵などであった、夢二的な絵の全てが楽しめ堪能できた、充実の展覧会

下図 左:「ねむの木」実業之日本社 大正5年

   中央:「夢二叙情画集」下巻挿絵 昭和2年

   右 :「絵ものがたり 京人形」挿絵明治44年