老人ホームに入所しているばあやん(母)に体調異変が起きたのは先週の土曜日4月11日でした、
発熱し血中酸素濃度が低下していているというのです、それから昏睡状態になりたちまち血圧が
低下して15日に亡くなりました、あれよあれよという間のことでした、93才の誕生日は元気で迎え
その後もいくぶんは活気がないかなと思われるようになりましたが、まさかこのように早く最期が
来るとは全く思ってみなかったです、老衰が急に進んだためという医師の説明でした、
ばあやんは安らかで穏やかな顔でした
じいやんのときと同じようにキリスト教会で葬儀をおこないました、
ばあやんの突然の死で締めくくられた父母の介護と看護の生活でした、わたしら夫婦は体力がなく
不測の事態に対応することはできないと判断し、デイサービス、ショートステイ、老健、介護付き老人
ホームなど順次利用させてもらいやってきました、なるべくできるだけ自宅介護の時期を延ばして
後ろへずらしてホームなどの完全な居住型介護は本当にばあやんもじいやんも90才をとうに超え
て最近になってからでした、それでも自分たちの介護はこれでよかったんだろうか、もっとしてやれ
ることがあったのではなかろうかなどいまは後悔や反省などで頭が一杯です、しかし、人間が
することだから限られた時間や体力や経済力やもろもろ勘案してやれることはやはり限られます、
何でもこなせられた完全な介護や看護は所詮できないとあきらめの感慨に襲われます
しばらくは心も体もぼんやりして過ごしたいとおもいます