いよいよ明日から手術で入院です。
今かかっている”病気という仕事”のクライマックスに臨みます。
わたしとしては、心身ともに最適の調子を保ち、
手術担当医師とそのチームに全幅の信頼をします。
今あるすべてを感謝し、一切を神の御計画におまかせして、
結果を喜んでうけいれます。
そこで、しばらくこのブログを休止します。
いつも見てくださっている方々に感謝し、
またお会いできる日を楽しみにしています。
その時には、今回の仕事の内容をつづります。
いよいよ明日から手術で入院です。
今かかっている”病気という仕事”のクライマックスに臨みます。
わたしとしては、心身ともに最適の調子を保ち、
手術担当医師とそのチームに全幅の信頼をします。
今あるすべてを感謝し、一切を神の御計画におまかせして、
結果を喜んでうけいれます。
そこで、しばらくこのブログを休止します。
いつも見てくださっている方々に感謝し、
またお会いできる日を楽しみにしています。
その時には、今回の仕事の内容をつづります。
映画「ツリー・オブ・ライフ」
評価度★★★
叙情詩のような映画である。
アメリカ人、ジャック・オブライエンは過ぎた子供時代を回想する。
彼の弟は19才で死んだ。
そして、この死は母の心を悲嘆に暮れさす。
母は神に問いかける、それは旧約聖書ヨブ記のことばであり、
この母の苦悩はヨブの叫びと同じだ。
かつ同じ苦しみに会っているすべての人の叫びでもある。
その根元に辿り着くべく、映像は宇宙の始まり、生命の起源、恐竜の出現、
人類の始まりなど、星雲、火山、海、波の幻想的な美しい映像で振り返る。
ジャックの回想の中に、1950年代のアメリカ人の家族の姿が浮かび上がる。
父オブライエンと母との出会い、三人の男児の誕生、成長、父による子、
特に長男である自分への厳しい躾、父の失職と引っ越し、それに伴う父と自分との和解。
これらは、特に選ばれた家族というわけではなく、ごく一般的な家族の姿だといえる。
そして、明るい浜辺でジャックは死んだ弟や多くの懐かしい死者たちと出会い、
家族は互いに抱き合う。
この映画には結論がない、全体が大いなる生と死の黙示録であり、
ヨブの結論が最後を締めくくる。
神は与え、そして奪う、神のみ名は誉むべきかな。
天地創造の神によって、全ての形あるものは造られた。
よって、造られた全ての命あるもの(被造物)は再び神のもとへと還らされるのである。
アメリカ2011年
監督:テレンス・マリック
製作:サラ・グリーン,ビル・ポーラッド、ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、グラント・ヒル
製作総指揮:ドナルド・ローゼンフェルト
脚本:テレンス・マリック
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:
ブラッド・ピット オブライエン
ショーン・ペン ジャック
ジェシカ・チャステイン オブライエン夫人
フィオナ・ショウ 祖母
ハンター・マクラケン 若きジャック(長男)
ララミー・エップラー R.L.(次男)
タイ・シェリダン スティーヴ(三男)
アイリーン・ベダード
ウィル・ウォレス
劇場:TOHOシネマズ
映像:Allcinemaより
恒例の隅田川花火大会をテレビで見ました。
今年は特に、東日本大震災の復興と亡くなった人々の鎮魂のために、
開催されたそうです。
花火の芸術も本当に進歩したものだと、感心しました。
第一会場と、第二会場で同時に打ち上げするのも見事です。
咲いて数十秒で散る火の粉の花は
桜以上の美学が宿っているようです。
行われた花火コンテストの中でも、
”幸福の四つ葉のクローバー”が最も印象に残りました。
四つの葉が緑色にきれいでした。
今日は、外出しました
いろいろ準備がありますので
そしたら、何やら雲行きが怪しい
確か、洗濯物は室内に引きこんだはずだよと、かあちゃん
ついに、降ってきましたよ、雷の轟音一発、
豪雨です、花木に水やりは省けましたが、
たちまち、外気温が5度ぐらい下がりました
とおちゃん、散歩から帰ってきたので、ハナミズキは話しかけた
(散歩って、手術に備えて、体力つけるためにしてるんだろう)と、ハナミズキ
「歩いていたら、面白いアイデアが浮かんだ」と、とおちゃん
(どんなアイデアか、聞かせて?)と、ハナミズキ
「何か、宇宙飛行士の気分だなあ
スペース・シャトルに乗って、宇宙へ飛び出し、
宇宙から地球を見て、
再び無事に地球へ帰還するのが目的だな」と、とおちゃん」
(なるほどなあ、そんな気分、
わからないでもないなあ)と、ハナミズキ
最近の宇宙飛行は、本当に安全に往復できる時代になった
とおちゃんの手術を宇宙飛行と一概に比べられない、
でも同じような気もすると、
ハナミズキはひそかに安心して思ったのです
(とおちゃん!病気も仕事となると忙しいんだね)と、
ハナミズキがささやきました
「病院と、家との往復で大忙しなんだ」と、とおちゃん
「検査が多いし、先週の金曜日からは
3日間の入院検査をしたんだ」と、とおちゃん
(それで、ここしばらくは姿を見せなかったというわけか、)と、ハナミズキ
「ちょっと、家を留守にしていたら、
ゴーヤの実が随分と大きく育ってしまったよ
それにしても、入院したころから、
秋のような涼しい天気が続くなあ」と、とおちゃん
(涼しいほうがとおちゃんの体にも好いのじゃないかい)と、
ハナミズキはほっとしたように言いました
「そうだな、本番の入院手術に備えて
今は体調を崩さないようにしないといかんもんなあ」と、とおちゃん
(でも、あまり神経質にはならないほうが好いよ)と
ハナミズキは言ったのです
この連日の猛暑が続く中、
ハナミズキがやさしい日陰を作ってくれています
とおちゃんは、貧血気味とかで、毎日血中の鉄分を増やす薬を、
朝夕飲み、鉄分を多く含む食品を食べたりしています
手術では、自分の血液を貯えておいて、それを輸血するのです
先週も、400cc貯血しました、
今週も同じ量の血液を採らなければいけません
ハナミズキも、(とおちゃん、こんな時には熱中症で倒れないように、
気をつけなよ)と言ってくれました
この暑い中で、ノリウツギの白い花が盛んに咲き、
緑色の黄金虫がたくさん蜜を吸いに遊びに来ていました
こんな戯れにも、激励され慰められるものですねえ
(とおちゃん、おいらと話すのも、久しぶりだねえ、
何か浮かない顔をしているようだよ)とハナミズキ
「実は成人病検診のことは、以前話したろう、
その続きがあったんだよ」と、とおちゃん
(いったいどうしたんだろうねえ)と、ハナミズキ
「自慢にもならないが、肺のCT検査の結果、
心臓に大動脈瘤というのが成長していたのが見つかったんだ」と、とおちゃん
(ガンでないと喜んだのに、それは大変なものが見つかったんだねえ、
ほおっておくと、どんどん大きくなって突然破裂して死ぬかもしれないんだろう)と、ハナミズキ
「そうなんだよ、それで、手術で治療することにしたんだよ」と、とおちゃん
(ともかく、早めに発見されたってことは、喜んでいいのじゃないのかなあ)と、ハナミズキ
「おれもそう思うようにしたよ、はじめのうちは”知らぬが仏”だとも思ったがね、
家族や友人のためにも、回復しなくてはいかんもんなあ
病気と闘うのも大きな意味で、仕事だもんなあ」と、とおちゃん
とおちゃん、その意気だと、ハナミズキは思いました