(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

五輪開催で感染者が抑止されるのか??

2021-07-29 21:08:38 | 2020年オリンピックと東日本復興

日本における新型コロナウイルスの感染者数が全国で1万人を初めて突破した。主流な都市で人の流れは極めて密であり重病者や死亡者も多くなった。小池知事が感染者数を減らすには五輪が役立つと言った。なぜなら家に籠り自粛しテレビで五輪をみれば街中の人の流れは縮小すると。これは菅首相が感染者の数は増えているが人流は減っていると言ったのとよく似ている。何がよく似ているか、詭弁というつじつまの合わない言動であるからだ。人を迷わせ訳が分からない状態に誘導する。一見なにか理屈があったような錯覚に陥れる。

五輪の開催はテレビやネットでのオンラインで家で自粛して五輪を楽しむことができるので感染者の増加抑止に役立ちというのである。これには「盗人にも三分の理」という諺がぴったりだ。

無観客での開催は確かに人々を直接に会場には入れないことで人流を抑えたかに見える。だが街中には人があふれているのはなぜだ。また選手村というマンションにはバブル方式というものが適用されているようだが、その中で感染がどのように起きているかを公開しないという。ブラックボックスなのである。あの競技会場や選手村で何が起きているのか、直ちには分からない。分かるのは競技のみメダルを誰がとったかのみ。だがいずれ分かる。そこでの感染者数の発生と増加である。その感染の街中への拡散である。それがないと誰が言いえようか。これが五輪反対の理由なのである。今回は台風8号は首都圏を外れた。だが次の台風はどうなるか誰にも分からない。感染増大と台風被害がぶつかる恐れがあるのだ。どんな混乱が待っているのか分からない。


五輪は一旦開始したら途中でやめられない、何故か

2021-07-28 20:13:37 | 新型コロナウイルス感染

兎に角、菅首相の記者答弁にはおかしな点が際立っている。オリンピックを中止する気はないかとの問いに対して、人流が減っている、オリンピックの中止はない。ところが報道機関が発表した人の集まりは主体となる大きな多数の駅で1割ぐらいまたはそれ以上の増加があった。今日28日の感染者数は過去最高であった。東京では1377人であった。3隣県も過去最高数であった。首相はどこを見て人流が減ったと言えるのか。今の状況は首相の言う安全安心なのであろうか。医療現場は既に崩壊している。入院を待つ自宅などでの待機感染者は3千人を超えている。さらに今後感染した人は入院できない。重症化して死ぬ人が続出するだろう。ヨーロッパやアメリカがそうであったように死者の火葬場が満員になって遺体安置に困る事態になる。これは悲惨である。

対策は感染者数を減らすしかない。政府は家でオリンピックをテレビを見て籠っていてくれという。だが、太鼓が鳴って笛が鳴って五輪、五輪と騒ぎ立てるのを見て家に籠るだろうか。聖火リレーに見物者が群がっている様子を報道していた。これをどう見るのか。

さて、五輪を途中で中止できるだろうかという、別の観点がある。それは選手たちの気持である。連日のように日本人のメダル獲得のニュースが華々しい。もし中途で中止したら今後の競技予定の選手は何と思うか。悔しいと思うだろう。なぜ自分たちだけが競技できないのかと。不公平ではないかと。これは難しい問題である。だから一層オリンピックを途中中止できないのである。いったん開催してしまったものを中止するのは至難の業だ。それができるのは想像を絶する感染の爆発と悲惨であろう。だヵらこそ世論の8割はオリンピックの開催に不安を覚え中止か延期を表明していたではないか。

 


ワクチン接種義務化の危険さ

2021-07-26 21:03:02 | 新型コロナウイルス感染

最近はどうしてもコロナウイルスやワクチンへの関心が高くてブログで取上げる頻度が高くなってしまう。私も素人ながら持論を展開する。自分自ら渦中の人であるから。他人事ではない。

新型コロナウイルスが特別役者であるように、遺伝子ワクチンも格別な役者である。そしてその実用化の速度も異常である。従来型ワクチンの実用化から見れば早い話が泥縄式に近い。この異常な速度がパンデミックの拡大、変異種の多様さとしぶとさに対抗するために逃れられないのだ。このためワクチンの適用が待ったなしの速さで合わせてゆかねばならない。それがうまくゆかないと経済が衰退する。ウイルスとワクチンの両方から攻められている。そんな時に五輪開催かよ??!!おめでたいとしか言いようがない。わざわざ混乱の種を造っている。

ヨーロッパではついにワクチン接種義務化が行われるという。非常時の時限立法なのだろうか?

多分大問題となる。難しい問題を含む。接種したくない人やできない人をどう守るかが準備されていないと大問題となる。少数者や弱者を護らねばいけない。
差別が目に見えている。政治家にはいまはそれを考える猶予もないようだ。

 


自分では自分の声を他人が聞くようには聞こえない、その意味

2021-07-17 21:08:18 | 雑感・エッセイ

声とは不思議なものである。人は誰でも自分の顔を直接に見ることができない。鏡に映る自分の顔は左右が逆である。写真は自分の顔を映す。だが直接的ではない。同様に人は自分の声を他人が聞くように聞くことができない。自分の声は顔の骨を通して聞こえる声と空中を飛び出して耳に入った声とが混合した声である。初めてテープに取った自分の声を聞いたのはずいぶん昔のことであった。その声はどうしてもいつも自分がしゃべっている声とは違っていて妙に可笑しい。どうしてもその声を好きになれない。実におかしな声なのである。カラオケで歌ったときは一緒にいた人たちが拍手してくれた。その時の自分の歌声は自分がテープで聞いた声なのであり、可成り可笑しい。
最近はしゃべっている声が自分の耳に聞こえる声とは異なっているのだという意識が常にある。他人はその声を聞いているわけである。一体真の自分はどっちなのであろうか。
同じように自分が自分をこうだと思い込んでいる姿は、他人が必ずしも自分が思うように思ってはくれていないだろう。肉体でも心でもそれは言えることだ。だから他人の評価を重視してはいけない。どうしても自分の思い込みとはズレが生じる。それは仕方ないことである。だが努力すればそのズレを修正できる。いつかそのズレを意識しないまでになる。

そうなると他人の評価を気にしないようになってくる。自分は自分でいいのだと思うようになる。誤解というものも必然であるので、それを自然の姿であると思えば他人を許せるようになる。他人も自分を許してくれるだろう。

 

YTと文章とは関係ありません。

Edith Piaf - NON, JE NE REGRETTE RIEN - legendado

NON, JE NE REGRETTE RIEN Não, nada de nada... Não! Eu não lamento na...

youtube#video

 

 


昆虫食の時代に戻る時が来つつある

2021-07-15 21:37:09 | 雑感・エッセイ

蝉がある朝、突然鳴きだした。さては梅雨も明けそうであると感じた。初めは耳鳴りが酷いのではないかと思ったがそうではなかった。やはり蝉の声である。ジーーーという鳴き声であるから耳鳴りに似ている。だが熊ゼミはこんな鳴き方をする。熊セミの後からミンミンセミが鳴き始めた。しばらくはこの二種類が蝉時雨を演ずる。天気予報によれば明日16日には関東は梅雨明けしそうだ。

アメリカでは17年セミが今年は大量発生しているという。余りに多いのでセミ料理が流行っているという。セミをパスタに混ぜて食べる。エビのような味で美味だそうだ。今でも地方によっては昆虫食が行われているが将来は昆虫食がたんぱく質摂取の割合を大きくすると言われている。17年セミや去年から大量発生のアフリカ飛びバッタなどは格好の食料になるかもだ。日本でもイナゴは昔から良質の食料として長野県では食べられてきた。今でもそういう料理屋が東京にある。昆虫の成虫はまだしも、蛹や芋虫は抵抗感がある。だが魚や鳥はこれらが大好物である。ヒトは海から陸に上がってきた後、進化の過程で芋虫が嫌いになったのだろうか。再度魚や鳥であった頃に戻らざるを得ない時が来ているらしい。


緊急事態宣言を出しつつ進める五輪の矛盾

2021-07-09 20:26:47 | 2020年オリンピックと東日本復興

一都三県では無観客で五輪をやると、ついに決定した。開会の2週間前にである。かつ緊急事態宣言4度目が出された。期間は8/22迄だ。実に実に驚き以外の何物でもない。緊急事態宣言に五輪はする、これおかしくないか。理屈が通らない。世界中の人が嗤っているのが聞こえるようだ。世界への迷惑を考えていない。この責任をどうとるのか。 
 今週になって東京都や隣接県の感染者が前の週を上回る勢いで増加した。その正体はデルタ株だ。無観客といえども五輪関係者が10万人ぐらいいるらしいではないか。PCR検査を毎日やって対策するらしい。五輪競技は都と隣接県以外の他県でも実施される。そこへは客が行くだろう。五輪開催中に暴れるコロナウイルスはデルタ株、デルタプラス株やラムダ株だ。感染者や重傷者や死亡者という火災犠牲者が現れ続く。ウイルスは火である。ワクチンや緊急宣言で消火しようとしている。五輪は選手はもちろん準備、管理、医療など関係者が続々と集合する坩堝となる。お祭りであり火災現場となりうる。果たして消化できるか、ボヤ程度に収められるか。逆に混乱の大火となるか。まだ不明。失敗は許されず失敗した場合の責任は到底とれるものではない。責任が取れないことを始めてしまったのである。五輪を実施するようにやって来た政治家とそれら関係者の傲慢と驕りがどう裁かれるか、見るも恐ろしい。

YTと本文は関係ありません

Bibbidi Bobbidi Boo - Louis Armstrong

 

youtube#video

 

 


リニア新幹線計画は進めていいのだろうか

2021-07-06 09:16:19 | 社会診断 企業

リニア新幹線の企画はどんどん進んでいるようである。朝日新聞夕刊2021.6.28.~7.2. の記事「現場へ」によるとリニアは2027年開業の予定である。東京と名古屋を40分で結ぶ。経営主体はJR東海。東京駅から神奈川駅まで5㎞おきに9個の非常口用の大穴が構築される。名古屋までいくつあるのか。大深度40m以上で直径40mの大穴である。中には換気口や非常口が設けられる。問題は地下水脈への影響である。地下水脈の切断や土地地盤沈下が懸念されている。山梨県では川の水枯れが発生している。農業用水や生活用水に深刻な影響が出ている。長野県でも池の水が干上がった。また岐阜県ではトンネル掘削の残土が問題となっている。瑞浪市にある日本最大のウラン鉱床をリニア線が横切るという。リニア線はウラン鉱床を避けているという。しかし、トンネル直上で放射能が検出されるらしい。残土は健全土と有害物質(ヒ素、ホウ素、フッ素)を含む要対策土に分けられ要対策土は瑞浪市内に仮置きされてあるという。恒久的な置き場が産業廃棄物処理の観点から難行している。リニア線が地上を走る高架では騒音問題が云々されている。

このような訳でリニア線には環境破壊と水脈を破壊するなど難題山積である。南アルプストンネルの工事は中断されている。大井川の水枯れが懸念されているために静岡県知事が工事着工を認めていないからである。

そもそも東京と名古屋を40分で走る必要があるのか。このプロジェクトが計画された当時(工事着工認可2014年10月)と現在では事情も大きく変わってきた。

イギリスのコンコルドは超音速旅客機という事であったが、燃費が悪い、メンテナンス費用が高い、需要が悪くなった、騒音問題などから創業から25年で運行終了した。超高速が決して時代の要求にあっているかというとそうではないという実例である。環境破壊のリニア線はそれでもやるのだろうか。

 

YTと本文は関係ありません

【英語】すべての山に登れ (Climb Every Mountain) - サウンド・オブ・ミュージック (日本語字幕)

ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック(The Sound Of Music)』(1965・米国)より。見習い修道女から家庭教師とな...

youtube#video

 

 


UFO映像公開のニュースはなぜいまなのか

2021-07-01 21:21:19 | その他

最近のニュースで気になるものの一つがアメリカ国防総省のUFO映像公開であった。2004年と2015年の3本映像である。UFOは回転したり高速で飛行した。正体については不明と結論されたままである。従来はアメリカ国防省はこうした映像を秘密として扱って、公開などしなかった。いろいろな分析によると地球上の飛行物からは考えられない飛行の特徴を持つのだそうだ。問題はなぜ今、公開されたのであるかということである。今までは軍などの特定な関係者しか見られなかったものだ。今回の公開で巷間さまざまの目撃情報があったのだが、初めてはっきりとUFOの存在が明らかにされたことである。日本でもUFOの目撃できる可能性が高いゾーンがあるという。目撃者も多いらしい。私は見たことがない。だが今回の公式なアメリカの公開で本当にUFOがいるということが分かった。地球外文明があるかもしれないということに関係する。それも地球よりも極めて高度な文明である可能性が高い。それは地球人にとって脅威であり、運命を左右しかねない認識を持てということだ。