(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

野鳥との付き合いが楽しい

2017-02-24 22:16:01 | 日記

野鳥と親しくなることは楽しい、我が家の庭木に昨年の暮れからヒヨドリやメジロが飛来して万両などの赤実をついばんでいた、ところが赤実の数にも限界がある、ついに食い尽くしてしまって新年になってからは鳥たちが飛来しなくなった、こうなると何となく淋しいものだ、


そこで何気なく木の枝を短く切って、そこにリンゴの食べ終わった芯の塊や柿の実を突き刺しておいた、そうするとまたヒヨドリたちがやって来て盛んについばんでいる、可愛くなってこれを毎日のように繰り返していたら、最近では朝の決まった時間に近くの木の枝に止まってピー、ピーと鳴いて餌を催促しているように思える、


この頃ではバナナの端っこを突き刺してやると物凄く喜んで食っている、しかし良く見ようとして一寸でも顔を出すと忽ちに逃げてしまう、これが野鳥との付き合いの限界だと覚った、余り慣れてはならない、だがある一定の距離を置いて認め合うのは楽しい、


かつて犬も、猫も家族として付き合った、だが今から新しく猫を飼いたいが彼らを責任もって最後まで守ってやれる自信がない、自分もいい歳になっているからだ、そこへ行くと野鳥と仲良くなるのはお互いに加重な責任を負わずに付き合えると分かった、


そろそろ冬鳥たちは山や北国に帰ってゆく、そうすると春鳥や夏鳥が代わりにやってくる、そこでまた新しい付き合いができるかもしれない、どうやって付き合っていくかまた考えてみたい、楽しみが一つ増えた


映画  幸せなひとりぼっち(2015)   スウェーデン

2017-02-22 18:48:53 | 映画の印象

なぜか野良猫がいつの間にかオーヴェの飼い猫になる、この脇役猫は好い存在である、
いま世界的に移民との共存共生が問題となっている、
一つの理想的な姿がこの映画にはありその主張に賛成したい

全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
⇒「映画の真相とその隠された深層」




築地市場、豊洲移転に関する百条委員会への期待

2017-02-21 20:18:15 | 社会診断 政治

築地市場を豊洲に移転しようとしていた経緯がいよいよ百条委員会で明らかにされる、全てが明らかにされるという期待を持つ、かつて都では百条委員会は6回しかなかったという、2005年以来12年ぶり、まさに伝家の宝刀を抜くことになる、

石原前都知事や浜渦前副知事の証人喚問も予定される、益々期待が持てる、東京ガスは工場跡地の都への売却を始めは拒否したという、それなりの独自の跡地利用計画があったという、それを無理やり買い取ったのが元都知事らであった、

しかも売買条件については「水面下」でやると決めて事実議事録もなく決まったという、「水面下」交渉とは益々興味津々、汚染土壌の処理や盛り土浄化や地下空間やら、「水面下」に持って来いのカードが揃っている、これらに伴う資金の流れも当然興味津々である、

是非今回水面上に白日の下に曝しだして欲しいものだ、どんなお宝が出てくるやら、魑魅魍魎が出てくるやら実に楽しみだ、百条委員会の切れ味を期待する、豊洲の汚染土壌は浄化に失敗し、関係する資金の流れも汚染にまみれたものではないのかと疑われているのだ、そこを明白にしてもらいたいものだ



「ティツイアーノとヴェネツイア派展」 東京都美術館を観た印象

2017-02-18 20:26:21 | 展覧会

「ティツイアーノとヴェネツイア派展」が都美+術館で4/2まで開催中だ、ティツイアーノ・ヴェッチェッリオは1488年から1576年の画家、宗教画、肖像画、神話画など広いジャンルにわたって活躍した、今回はティツイアーノとヴェネチア派の画家による絵画51点と版画17点が展示されている、

「聖母子」を主題とした作品は多い、バルトロメオ・ヴィヴァリーニ(1455年)、ジョバンニ・ベッリーニ(1470)バルトロ・モンターニャ(1477)、ボッカチョ・ボッカチーノ(1500)、マレスカルコ(1470)、ロレンツォ・ロット工房(1546)などである、聖母子と洗礼者ヨハネを組み合わせた作品もある、

宗教画として異色な題材としては「キリストの割礼」ベッリーニ工房(1500)、「死せるキリストへの香油の塗布」マルコ・バルメッツアーノ(1500)、「授乳の聖母と聖ヒエロニムス、聖ドミニクス」ジョバンニ・マンスエーテイ(1505)がある、思わずどう描かれているかと見入ってしまう、

男や女の肖像画がも多い、中でも「高位聖職者の肖像」ベルナルティーノ・リチーニオ(1520)、「教皇パウルス3世の肖像」ティツイアーノ(1543)、「枢機卿ピエトロ・ベンボの肖像」ティツイアーノ工房(1547)は当時の高位の聖職者の容貌が覗えて面白い、

さてティツイアーノの目を惹く名作をあげると、「復活のキリスト」(1510)、「フローラ」(1515)、「ダナエ」(1544)、「マグダラのマリア」(1567)である、

特に「フローラ」、「ダナエ」と「マグダラのマリア」は今回の展覧会の華である、これらを観ただけで十分に満足させられ余りの魅力にため息が出るほどだ、「ダナエ」は初来日と聞く、

一見固い宗教的題材の中に女性の艶と美を自由自在に描いているという気がする、しばらく作品の前で立ち尽くしたが動かないわけにゆかず後ろ髪惹かれる思いで会場を出た

   

   

 


 


東芝の原発起因の債務超過が意味するものとは

2017-02-15 19:15:22 | 社会診断 企業

東芝がついに本来の姿をあらわにしだした、赤字の原発部門に固執し虎の子の黒字部門である医療を既に捨ていま半導体を半分も売ってしまう、昨年末に債務超過に陥ったにもかかわらず、この原発を捨てることができない、その姿は異常と言う外ない、家電や医療を放棄し、会社を傾けた元凶の原発を捨てることができない姿は哀れでさえある、

なぜこんな風になったのか、東芝が原発の国策を背負っているからである、家電の東芝を脱皮し原発国策会社のようなものになったのであるからだ、この点で東電と同じである、東芝は原発の廃炉事業を背負っているのであり、廃炉費用が膨れても電気料金に上乗せされるように決して潰れないことが約束されているようなものだ、

東芝の原発赤字は廃炉費用に含まれるようになるのではないか、主要銀行もそのことを知っているからいまは東芝再建の支援をするだろう、

国民としては原発稼働には反対だが、今ある原発の廃炉には手を抜かないでほしいと思う、辛いところだ、ただ40年超の原発稼働は未知であり危険に満ちている、絶対に止めるべきだ、


豊洲の地下水分析値と福島2号炉の放射能レベル、二つの分析値の意味するものは何か

2017-02-10 17:10:08 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

豊洲の地下水分析値が小池知事になってからベンゼンが74倍に跳ね上がって、確認のために分析検査を継続するそうだ、地下水を飲んだり使用したりはしないから食べ物の市場を新しく設定するには問題ないという意見があるようだ、これには全く賛成できない、イザとなれば地下水を使用せざるを得ない予想外の事態が生じるか分かったものではない、揮発性のベンゼンは空気中に拡散する恐れは十分にある、地理的有利性、交通の至便性などで食品衛生上の最重要の条件を犠牲にすることは必ず後顧の憂いを招き必ず再度の移転を迫られることになろう、

それとは全く別次元の恐るべき分析値の問題がある、それは福島原発2号炉だ、つい最近に2回目の原子炉格納容器内にカメラ付きロボットを入れたところ650シーベルト/時だった、前回の530シーベルト/時を100も上回った、ロボットは2時間で稼働不能の恐れが強くなって回収された、

この高い放射線レベルは前回とほぼ同じ場所らしい、とすればなぜレベル値は高くなったのか、測定誤差の範囲を超えている、測定場所によるばらつきなのか、そうでなければ何故高くなったのか、やはりいやな気がする、つまり核反応が起きているのではなかろうかという疑問、東電はもっと詳しい解説をするべきである


福島2号機のデブリの不気味な現状

2017-02-08 20:22:44 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

2/3の朝日新聞の記事に驚く、福島原発2号機の原子炉格納容器の内部を撮影した写真だ、分かりやすく図面で説明されている、それによれば1/30に作業員がカメラを取り付けたパイプを格納容器内へ挿入している、撮影した画像の乱れを利用して放射線量を推測した、

その結果は原子炉の外側でさえ530シーヴェルト/時であるという、この値は運転中の原子炉圧力容器内部と同程度というから脅威だ、メルトダウンした燃料は圧力容器の底部を溶かし、直下の点検用足場を溶かし、更に落下したようだ、疑問は湧き上がる、一体どこまでデブリは溶け落ちているのだろうか、

また炉外でこの高線量が出ているということはいったい何を意味しているのだろうか、まさか思いたくもないが核分裂反応が起きているんではなかろうか、デブリを水によって冷却はしていないはずだし・・・、全く予断を許さない事態が生じている、、

今回の観察の結果、廃炉作業が見通せなくなったと言われているがどうなるのか、廃炉作業は可能なのか、アンダーコントロールなど冗談にも言えない