(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

新世代ワクチンのもたらす未知の影響

2021-05-30 21:17:21 | 新型コロナウイルス感染

コロナウイルスに罹らないように、または罹っても軽く済むように、そういう特効薬がワクチンである。従来のワクチンはウイルスを弱体化させた生ワクチンや活力を奪ってしまった不活化ワクチンが主体であった。いずれもウイルスそのものの活用であり、これらを体内に入れると抗体ができる。抗体が侵入してくるウイルスに抗うのである。従ってまさしく毒をもって毒を制するに等しい。今回に開発された遺伝子ワクチンは新世代ワクチンといわれるが、ウイルスの遺伝子を抜き取ってその遺伝設計図を体内に送り込み、抗体ができるという仕組みである。肉体への作用において毒をもって毒を制する範疇に含まれる。ただし、我々は遺伝子工学という分野を聞いたことがあり、遺伝子組み換え技術という言葉も聞いた。ゲノム編集という言葉もある。遺伝子上の何らかの問題を追及し、その特定分子を削除したり他の分子を追加したりして医療の分野では難病の治療に当たるというものだ。しかしながら倫理上の問題点が解決せず開発を禁止されている分野もある。たとえば羊でクローン羊が作られたが、人では禁止された。農業分野では遺伝子組み換えででかい魚や味の良い野菜が作られ既に売られている。こういう遺伝子組み換え野菜を食したらどうなるか、まだ確認するには年数が足らない。

今やあまり議論されていないが今回のワクチンは詳しくは知らないがウイルスから抜き取ったRNAという遺伝子設計分子を人の体内に入れて免疫細胞と作用させ抗体を作らせる、この抗体の中にウイルスの生の遺伝子が組み込まれてはいないのだろうか。この新抗体は生ワクチンでできる抗体と同じものなのかどうか?大いに疑問が沸き上がる。その抗体はいつかは消滅するのだろうが、その途中で人の遺伝子に影響をもたらしてはいないのだろうか?

疑問ばかりが浮かんでくる。いま人は何らかの変化を与えられつつあるのではなかろうか????ワクチン接種はウイルスに抵抗するためには避けられない道なのだと思うが、覚悟が必要なのだと思う???パンデミックを制するために余りにも性急に進められている点が恐ろしい。


アブ(オリンピック)蜂(ウイルス・パンデミック消火)は両方取れない

2021-05-29 20:34:20 | 新型コロナウイルス感染

オリンピックが今回ほど開催国も含めて選手参加国にとってややこしく迷惑なイベントであると思ったことはないのではなかろうか。オリンピックを計画し開催する、それ自体は好いことだと思う。しかし、そのような時に感染症の大流行が起こりそれの対応に追われるということが起こったのだ。コロナ禍の対応には人の命が掛かっている。だがオリンピックには人の命は掛かっていないというべきではなかろうか。この場合にどちらが人類の大問題であろうか。勿論、感染症の消火である。一応はオリンピックと感染症消火が同時に存在した時には二律背反の関係にあると言える。どちらか一つを選ぶべきであるが今の日本政府はアブも蜂も取ろうとしている。だがよく見ると違ってきている。オリンピックというアブを取るために蜂(コロナ禍消火)を取ることが手段になってきている。それが「コロナウイルスに打ち克った証としてのオリンピック」という政府のキャッチフレーズになっている。だからワクチン接種に慌てているのも打ち克たねばならぬ政策の表れだ。これがその通りに行けば一挙両得という目出度い結果になる。ウイルスが今後インド株という横綱級の奴が大波となってくる気配がする。その時期がオリンピック開催と重なる。さあどうする???


新型コロナウイルスを克服する新世代ワクチン

2021-05-23 07:42:43 | 新型コロナウイルス感染

新型コロナウイルスのワクチンとして日本では厚労省が3種類を承認した。ファイザー、モデルナ、アストロゼネカである。ファイザーワクチンは接種実施中、モデルナワクチンも大規模接種センターにて予定されている。残るアストラゼネカワクチンは血栓が発生するというので当面使用中止中とする。

いずれも新型コロナウイルスの遺伝子を使った遺伝子ワクチンと呼ばれる。これは従来の不活化ワクチン、生ワクチンなどとは異なる。いわばウイルスの無害化を図ったウイルスの利用ではなく、ウイルスの遺伝子を抽出して作ったワクチン、薬といってよい。生ワクチンでは鶏卵などに植えて増殖させ弱体化させ無毒化してて作ったワクチンであり大量生産が困難であった。動物実験と臨床人体実験を経て普通は10年位かけて実用化に至っていた。これに対して遺伝子ワクチンではウイルスのDNAからRNAを取り出してゼラチンなど蛋白質の膜で包み保護する。ワクチン一般についての解説は「7種類あるって知ってた?「新型コロナワクチン」でいま知っておきたいこと参照。

ファイザーワクチンやモデルナワクチンはmRNA型ワクチンであり、アストラゼネカワクチンはワクチンベクターである。ともに遺伝子を用いた新世代ワクチンであり、見方によっては遺伝子操作薬品である。そこで、適用の実績の歴史がなく未知のワクチンであり、遺伝子操作の医学や高額の適用にはそれこそ注意が必要なのだ。だが、いまやインド型変異株の感染が本格化する現状で待ったなしというところである。我々は充分な実績に基づく知見によってワクチン接種をする余裕がない。そこで紹介するのが「ワクチン接種で「遺伝子組み換え人間」になりません」。 
イスラエルやヨーロッパやアメリカのワクチン接種がうまくいっているようにみえるが、まだ結論は早い。ともかくが眼前の危機を乗り越えるためには新世代ワクチン接種しかないようだ。だが、今後長い期間見ていく必要がある。

 

 

 


映画「タイタニック」今放映されるオリンピックに関わる運命的な意味とは

2021-05-15 21:36:50 | 映画の印象

映画「タイタニック」をテレビで観た。なぜこの時期にこの「タイタニック」が放映されたのか。テレビ局の番組編成方針が知りたいものだ。1997年、ジェームス・キャメロン監督、レオナルド・デカプリオ(ジャック)、ケイト・ウインスレット(ローズ)、もう約25年前の作であるから主人公たちも実に若い。氷海水の遭難から救われたローズの回想が物語となっている。処女航海であるタイタニックにとって2000人以上の客を乗せて快適な速度で進むことは船長にとって誇らしいことであった。だが救命ボートは必要数の半分しか準備されない。その理由は船上の通路を狭めるからというケチな考えであった。それが大惨事を生んだのであった。氷山が発見されたときには船は最高速度で突進していた。氷山をよけ切れず船体を損傷した。乗客たちは事態の容易ならざることをなかなか受け入れられなかった。パニックを恐れて事実を伝えるのに時間がかかった。浸水し船が水浸しとなり、傾き始めて乗客は自分たちの不幸な運命を知るに至る。 
命の選別が行われる。救命ボートは限られている。
最近になってタイタニックの大惨事原因の真相が追加された。それについては以下の本ブログに書いてある。
タイタニック号海難事件では無理を無視して航海に出た。いまのコロナ禍はその教訓を生かさなければならない。

巨大なプロジェクト(計画、企て)は急ブレーキが掛けられない。気が付きかけたときは既に遅い。東京オリンピックは巨大プロジェクトである。開催まであと2か月に迫っている。国民の安心と安全はワクチンというブレーキだけで守られるのだろうか。オリンピックそのものを止めなければ危険は世界に及のではないのか。

 

Titanic(タイタニック)Celine Dion(セリーヌディオン)  HD  高音質

タイタニックを約5分に編集してみました。 1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨ...

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「人流」という品に欠ける造語

2021-05-13 16:35:08 | 新型コロナウイルス感染

最近の報道で政治家の発言に気になる言葉使いがある。それが「人流」だ。ジンリュウと読む。まず結論を言うと、感じの良くない響きを有する言葉だ。なぜだろうか、「人流」を電子辞書の広辞苑で調べたが見つからない。「人流」とはコロナ禍における人の流れ、人出を指す言葉のようだ。静的な人の集合だけでなく、人の動的な流れも含めているようである。「人流」が多いと感染が多くなるという風に使われる。3密を表現したいのであろう。「人流」という言葉と同じ次元の言葉が物流、水流、熱流、血流、濁流、清流、電流、風流などであろう。いずれも物理的な物の流れであると思う。即ち人間を物扱いした表現が「人流」なのである。「人の流れ」といえばいいものを単に短縮させて「人流」と称するのはどうかなと思う。人を物扱いしていいだろうか、という問題である。「者」ならばまだしもと思うが、「者流」という言葉もない。どうにも品を欠く言葉、造語である。


新型コロナウイルス変異に示される生命の神秘と脅威

2021-05-05 14:29:50 | 新型コロナウイルス感染

COVID-19変異株の報道が連日賑やかである。PCR検査の際に遺伝子分析もするので変異株が分かる。実際に存在する変異株は1万種以上もあるらしい。その中でも感染の猛威を奮っているのが、イギリス型、南アフリカ型、インド型、カルフォルニア型である。インド型は南アフリカ型とカルフォルニア型の二重変異、即ち一つのウイルスでありながら異なる二つのウイルスが合体したような株である。二つの性質を有する。これはあたかも人間の血液型、A,B,AB,O型と似ている。AB型はA型とB型の両方の性質を有し、独特の性格を有する。今も血液型で性格を知るという話が人気であるが、COVID-19インド株もまたそういう感じである。

なぜ、ウイルスの変異はその増殖と生存に予想外の変異を行えるのであろうか。人の細胞に入り込み増殖する、その際に白血球やワクチンのような敵対するものに負けないように変異を行う。報道ではウイルスの変異は増殖の時のコピーミスと言われている。なぜ「ミス(誤り)」なのであろうか。生存をより確実に強力に進めるための変異を「ミス」と表現するのはおかしい。広く生物の遺伝に関して突然変異と言われているものだ。「ミス」ならばその種が衰退か消滅する方向へ進んでしまう場合ならば、その表現は正しい。このウイルスの変異は微生物のような細胞を有するものよりもはるかに単純な生き物であり、しかも脊椎動物のような脳という思考と指令の組織を持たない。DNAという遺伝子があるのみであるのに、まるで脳が指令しているような生存のためのより強力な体に変異を起こすのである。ここに生命の不思議が存在する。神秘がある。単純だからと言って決して馬鹿にできない。現に高級な脳を有する人類がこれだけ危機に立たせられて右往左往させられているのだ。

「人類がウイルスに克った記念としてのオリンピック」という話を聞いた。そんなものか?オリンピックとはそんなに高貴なものなのか。単純生命体ウイルスの変異には驚嘆すべき生命の神秘と原則がある。それを恐れ畏敬し且つウイルスとの共存を願って妥協の道を探らねばならない。ワクチンなのか、特効薬なのか、本来備わっている免疫力の強化なのか、よく分からないが、謙虚な気持ちで防疫に励むことが大事であると思う。

 

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風がはこぶもの/本田路津子

1971年2月リリース 作詞:山上路夫/作曲:菅原進/編曲:青木望 ※シングルバージョンではありません。

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