(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

ことしも前途多難なまま二月に入る

2012-01-31 21:04:23 | 日記

一月もとうとう終わりの日になってしまいました

いつもの年と違って、なにか長く感じました、ひどく寒い日や降雪や地震が多かった

ためでしょうか

ところで東京都23区が大震災後で発生したがれき処理を受け入れたという

ニュース、

放射能を測定しながら問題ないならば処理するということです

岩手県と宮城県だけでも2000万トンのがれきがあり、処理の受け入れで

地方自治体が悩んでいます

日本は国債も1、000兆円もあり、この処理にも大変悩んでいます

そのほか、年金問題をはじめ社会保障の充実など将来へのつけがあまりにも

多すぎてどうなりますか

消費税を上げれば解決するとは到底思えません

今年も二月に入りますが、ますます前途多難です


外出で感じたこと

2012-01-27 20:32:50 | 日記

きょうは私自身の定期の眼科病院へ行く日です

雪道を転ばぬようにバス停へ向かいました

その途中、思ったことはやはり雪が降った後は、

いつもとは違う世界に変わったなあということです

畑も、空も白さに染まり、寒々としています

新聞やテレビで豪雪地帯は大量の積雪で住民の方が

ご苦労されていると聞きます

高齢者が多くて道路の雪かきや、屋根の雪下しで疲労困憊と聞き

心配です 都会にいたのでは分からない苦労です

そんなことを考えながら、転倒しないように注意して歩きました

転倒は、心臓ペースメーカーに致命的な損傷を与える恐れがあるからです

また、電車の中では携帯電話の電磁波から遠ざかるように

座ったり、立ったりする場所にも注意しました

電車の駅のホームでは、最近よくニュースで聞きますが、

携帯電話(スマートフォン)を見ながら歩く人が多いです、

しかも、階段でも見るのをやめません

若い人は勿論ですが、けっこう年配の人もいました

やはり、危ないと感じました つまづいて転んだら将棋倒しになります

どういうもんでしょうかねえ


これが本当の牡丹雪

2012-01-25 21:14:42 | ハナミズキとの語らい

「散歩の途中で粋なものを発見したんだ」、

とおちゃんが嬉しげにいいました

「何だいそれは、きのう降った雪が葉ボタンの上に積もっただけだろう」

と、ハナミズキは思いました

「ハ、ハ、ハッハ!! 葉ボタンの上に雪が積もって

これが本当の”牡丹雪”てわけだな」

とおちゃんのダジャレです

「とおちゃんも相変わらず、シャレが下手だねえ」

ハナミズキがくすっと笑いました

 


夜の降る雪

2012-01-24 22:19:07 | ハナミズキとの語らい

昨夜は9時ぐらいから雪が降り出しました

「どんどん降っているよ、ボタン雪だよ」と、かあちゃんがいいました

「外は寒いよ、ぼくの枝に雪が積もってきた」とハナミズキもつぶやきました

「このあたりでは、何年ぶりかねえ、あしたは雪かきが必要だねえ」

「幻想的だなあ、こんな夜は、雪女の話を思い浮かべるよ」ハナミズキが

暗い空のほうを見上げて思いました


読書「働かないアリに意義がある」長谷川英祐著 印象

2012-01-23 17:42:25 | 読書

読書「働かないアリに意義がある」長谷川英祐著 
      
メデイアファクトリー新書

 筆者は北海道大学教授で進化生物学の専門家である。長年にわたるアリ社会の観察研究から、アリの社会では働かないアリが7割もいることを見いだしたという。

働きアリでありながら働かずただぶらぶらして消費だけして生きているらしい。しかし、働きアリが忙殺され疲れはてた場合には、これら働かないアリが働きアリとして表にでてくるというのである。

 全ての働きアリが目前の業務に追われ、効率一点張りの社会ではなく、もしもの時に備えて働かないアリが控えているというのである。筆者はアリの世界から人間社会が見習うべき点があると主張している。

 基礎研究の必要性、一見無駄のように思える研究や仕事や機能など、短絡的にとらえてはならない。長い目で判断することが必要であると訴える。

私の考えでは、会社などでの労働を求められるところでの”働き”は、それによって賃金が払われるわけであるから、”働き”の内容もおのずから賃金に見合うもので計られる。

 しかし、人生において”働き”とは、もっと奥が深く、生きるとはどういうことかという観点からみられなければならないという視点に立つ。


子供と共に生きること、ひたすらに

2012-01-22 21:02:00 | ハナミズキとの語らい

「わからなことはいくらでもある、

わかっていると思い込むことは、うぬぼれじゃあないかな」と、

とおちゃんがいいました

「あのテレビ放送のことかい、野田聖子さんの子育て1年の

記録だろう」と、ハナミズキがいいました

「実に痛々しい一年の記録だったなあ

不妊治療の行きつく先はなんなんだろうな、

おれには分からんよ」

「できることを選択するのは自由だ、

しかし、その選択の結果に責任を持たなければいけないよね」

ハナミズキもつぶやきました

「その結果、生まれたあの真輝ちゃんにはなんの責任もない

両親、特に母親には重い責任と、子供とともにいつまでも歩む

義務があるのだなあ」とおちゃんもつぶやきました

だれにも今後のことはわからないのです ただ見守るしか

「ただ一緒に、ひたすらに生きること、

そして苦しみから喜びが生まれることを祈ろうではないか」

とおちゃんはそういいました

ハナミズキも静かにうなづきました


大寒中の散歩は広いマーケットで

2012-01-21 21:56:13 | 日記

毎日の、リハビリ散歩も、こう寒いとおっくうになります

友達もこんな大寒中の散歩は体に危険だと助言してくれます

自分の部屋に歩行器などおいて、

家でウオーキングできる人は幸いです、

わたしの家は狭く、そんな器具を置く余裕はありません

そこで。かあちゃんがアイデアを出してくれたのが、

大規模スーパーマーケットなどでの散歩です

今日もかなり寒いので、近くの買い物広場”コルトン”へ

行ってきました

ここは暖房もあり、気楽にあれこれ商品を見ながら

ぐるぐると散歩しました

終わった後はコーヒーを注文して一休みし、

帰ってきました

この方法の問題点は、そこへ行くのに車を使ったり、

バスで行ったりしなくてはいけないことです

まあ、ときたまのことですから、ついでに本屋で本を買ったり、

映画を観たりもして過ごせばどうということもありません


自然からの恵みの雪(雨)

2012-01-20 21:12:45 | 日記

初雪ですなあ、寒いです、午後2時に2度あるかどうか

やっと、潤いましたね 

軒下の花の鉢を雨や雪にあたるように出してあげました

自然の植物には、自然から受ける雨が一番好いんです

光だって、太陽の光が一番ですから

人工の光や水やりには、どこか不自然さがあります

人間はただ手を差しのべるだけに留めたいものです

 


じいちゃんの誕生日に際して

2012-01-19 20:24:42 | 看取りと介護道

じいちゃんが94さいの誕生日を迎えたのは一月十一日でした

今も新聞を読み、気に入った本があれば注文してくれと頼まれます

ばあちゃんの話し相手をしたり、冷凍食品をレンジで

温めたりはまだ十分にやっています

男で90さい以上になるのは近年、多くなったとはいいながら

やはり超高齢のうちですから、ここまで長生きできているのは

子として感謝すべきことです

耳も遠くなり、足腰はだいぶ弱ってきましたので、

もう何年も前から買い出しなどはわたしらがやっています

病院通いも自家用車に乗せて行くのは勿論です

わたしら夫婦もともに六十五さい以上です

自分たちの持病をあやしながら、

とにかく老老介護です

新聞の老老介護の欄などは逃さずに読み、参考にしています

あすのことは、当然ながらすべては未知の世界です

ゆっくりじっくり老親とともに歩んでゆきます

 

 


子供のころの凧揚げの思いで

2012-01-18 21:15:17 | ハナミズキとの語らい

「近所の保育園にいったら、奴凧がかざってあったよ」と、とおちゃん

「最近は凧揚げしてる子供もあまり見ないねえ」と、ハナミズキがいいました

「とおちゃんが子供のころには、正月になると凧揚げを必ずしたもんだがなあ」

「とおちゃんは凧を買ったのかい」とハナミズキが聞くと、

「買ったときもあったけど、竹ひごを使って自分で作ったときもあったんだ」

「凧の絵はどうしたの」とハナミズキが聞きました

「自分で紙に描いて貼ったのさ」と、とおちゃんはこたえました

「それもずいぶんと楽しかったんだろうねえ」

「自分の作った凧を揚げるのは楽しいなあ、

まず、揚がるかどうかが問題なんだ

すぐに頭から落下してしまう

だから、揚げるこつは、凧の足の長さを調節するところだ」と、

とおちゃんは懐かしがってハナミズキに話しました


一雨か一雪ほしいところ

2012-01-17 21:05:01 | 日記

寒いし、乾燥していて霜柱も立ちません

常緑樹などは葉がカサカサした感じで可愛そうです

軒先においたパンジーや桜草の鉢植えも土がカサカサです

水をやりましたが、山岳地帯では雪が多いと聞くので、

関東も渇水にはなっていないのかと思います

当地にも、一雨、いまなら一雪ですかねえ、欲しいところです

 


放射能除染物質の処理について愚案

2012-01-16 21:26:09 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

地震・津波被災地には速やかな復興が求められ、

原発の放射能被爆地では速やかな除染が求められると思います

除染は地表の土壌、枯葉などの除去が求められます

問題は集めた放射能汚染物質の処理でしょう

今のところ、場所を決めてそのまま保管する方法のようです

受け入れる自治体が難色を示しうまくいっていません

ところで、放射能を出す物質として、半減期の長いストロンチウムや

セシウムが分離・濃縮の対象となります

化学物質の分離や濃縮はいくらでも可能ですから、鉄・非鉄金属の

熔鉱炉をうまく活用できないものでしょうか

木材中心の瓦礫などでは、火力発電所のコークスなどと一緒に

燃焼させる方法も紹介されたようです

いわゆるバイオマスです

既存のこういった炉を有する企業や産業がもっと前へ出てもいいのでは

ないかと思います

濃縮された放射性物質は鉛製の容器に封入してコンパクトにして保管

ればと思いますが

とにかく莫大な量の汚染物質の減量化が求められます

愚提案かもしれません


成人式は一月十五日が好い

2012-01-15 20:04:15 | ハナミズキとの語らい

「きょうは一月十五日だから、かつては成人式の日だたんだなあ」

と、とおちゃんが言った

「このごろはその年によって、成人式の日が変わるから、

だんだん覚えにくくなったよ」とハナミズキがつぶやいた

「土曜日から月曜日の三連休をとることのほうに重きを置いているんだ

そのほうが経済が潤うという思想なんだろう」と、とおちゃんがぽつんと

言った

「本末転倒ではないかねえ」ハナミズキもぽつんと言った

「ゆとり教育というのも、生徒の成績が落ちたというんで、

また元に戻したもんな」

「国民の休日は日にちを重視することが大事だよねえ、

また元に戻したらいいのになあ」とハナミズキもうなずいた


オペラ映画 「ばらの騎士」 

2012-01-14 21:38:34 | 演劇・コンサート

久しぶりに趣味のオペラ映画を銀座ブロッサムホールで楽しんできました

今回の演目は「ばらの騎士」(リヒャルトシュトラウス作曲)、

1960年のザルツブルグ音楽祭記録映画で、管弦楽はウイーンフィル、

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、主演がエリーザベト・シュワルツコップ

というものすごく豪華な組合せでした

全3幕もので3時間に及ぶという大作です

”18世紀末のウイーン、陸軍元帥ヴェルデンベルク邸では遠征中の夫をよそに、元帥夫人マリー・テレーズと、一回りも若く恋に盲目な貴公子オクタヴィアンが逢瀬を重ねている。

今もって典雅な貴婦人であるマリー・テレーズはふと手にした手鏡の中の老いゆく自分を見て、静かにこう悟る「いつか必ず彼のもとを去る時がやってくる」と。

甘味な恋の頂点にあるふたりの間に突然去来する悲しみと諦念、そして不安と動揺・・・・”(楽画会パンフレットより引用)

そしてマリー・テレーズは若い恋人たちに道を譲って去るのである、

こう書くと、随分しんみりしたドラマに思えますが、本作品は実は喜劇です

それが、オックス男爵の役回りであり、彼はいわゆるプレイボーイです、

ドン・ファンです

また、男と女を変装して立ち回る貴公子オクタヴィアンの存在です

貴族のオックス男爵は、女召使に変装したオクタヴィアンを追い回し、

その好色ぶりをばらされて、大いに恥をかいて立ち去ります

何となくモーツアルトの「フィガロの結婚」とも似た感じがあります

オックス男爵を演じたオットー・エーデルマンは「ドン・ジョバンニ」の

レポレッロ役も得意であるというとおり、本作品でも実に親しみやすく

愉快な愛すべき人に思えます(別な意味で)

それにしても、若いときのカラヤンのバリバリの指揮ぶりは強い感銘を

受けました

元帥夫人のエリーザベト・シュワルツコップのきりっとした美貌と表情豊

かな演技と歌唱はは言をまちません、

さすがに世紀のプリ・マドンナです

なかなか楽しい観賞でした


キーホルダーの絵になったチャタ

2012-01-12 15:00:28 | ハナミズキとの語らい

「とおちゃん、うれしそうだね」とハナミズキがいいました

「チャタが帰ってきてくれたんだよ、

キーホルダーの絵になってな」とおちゃんは答えました

とおちゃんとかあちゃんの愛ねこ、チャタが天国にいってから

もう一年半たちます

いま生きていれば9才半になるところです

かあちゃんがチャタの写真をもとに、

キ-ホルダーの皮絵に細工してもらったのです

「いい顔しているねえ、チャタは」とハナミズキがいうと、

「ほんとうにあの頃と変わってないなあ

キーホルダーにしてポケットに入れちゃうと、

傷がついてダメになるから

壁にかざっておこう」と、とおちゃんはいいました

そのほうが好いとハナミズキも思いました

壁のチャタもほほえんでいるようです