(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

平成は終わる、次代には何を期待するか

2019-03-30 16:16:28 | 雑感・エッセイ

平成という時代がいよいよ暮れてゆく、約3ヶ月前に去年今年を過ぎたばかりで、また大晦日が来たようなものだ、明治が45年、大正が15年、昭和が64年そして平成が30年、元号と西暦をどう使い分けるか、自分はその元号で表される時代の特徴というものを言い表すには便利だと思う、例えば明治は江戸幕府の士農工商身分制度から身分制度のない時代になった時代だ、大正は短かったが大正ロマンという洒落た文化が流行った時代、昭和は2つの大戦と敗戦、原爆の被爆と経済復興の時代だ、平成は地震・津波など大災害多発と最初の原発過酷事故、気候温暖化の激しくなった、戦争は起こらなかったが平和憲法が危機にさらされている時代だった、それは次の元号の時代に引き継がれてゆく、次代には平和憲法が危機を脱し、温暖化が杭止められた、胸をなでおろすことができた時代と言われるようになってほしい、さてこの期待は果たされるか、自分は見ていたいがそれまで命があるかどうか問題でもある


「奇想の系譜展」東京都美術館(2019.2.9.-4.7.)を観た印象

2019-03-04 21:02:33 | 展覧会

「奇想の系譜展」東京都美術館(2019.2.9.-4.7.)を観た、伊藤若冲、曽我蕭白、長澤芦雪、狩野山雪、岩佐又兵衛、鈴木其一、白隠慧鶴、歌川国芳という豪華な顔ぶだ、「奇想」とは因習の殻を破り、意表を突く自由で斬新な発想という、我々を非日常的世界へ誘う絵画(パンフレット解説より)なのだ、

若冲の「鳳凰、鯨、像、虎」、蕭白の「青鬼」、芦雪の「白象」、山雪の「梅花遊禽」、其一の「百鳥百獣」、白隠の「達磨」、国芳の「古内裏」など・・・(正式な題名ではない)、まさしくおどろおどろした、空想の獣、出会ったことのない動物、などが空想力逞しく、迫力満点に細密に念入りに写実的に描かれている、面白く鑑賞した