(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

百両という花木を買う

2011-12-30 16:40:40 | 日記

ふと立ち寄った園芸店で、万両に似た花木を発見しました

名前を見ると、”百両”とあります、これは初めて聞いた名前だし、

葉の形は万両にも千両にも似ていません

どちらかというと、キョウチクトウに似た葉の形です

ところが、赤い実は万両に似ていますが、実をつけた枝は

上に向いています

手頃な値段でもあり、珍しいので、一鉢手に入れました

それにしても、百両とは花木には可哀そうです、

序列があるようでちょっとネという気分です

この花木そのものは気に入りました、

この多難であった年の暮れに、このような百両に出会えたのは

嬉しいことだと思いました

 

さて、今年いっぱい、このブログに立ち寄っていただいた方々に

お礼申し上げます

過去にも将来にも、比べようもない大災難の年でした

生と死とについて考えないわけにはゆかない日々でした

パンドラの箱はひっくり返され、あまたの不幸と困難が

一斉に噴出してしまった年でした

それでも、希望が必ずあるはずです、

それは、一番あとから箱から出てきたといわれています

それぞれの人にとって、希望のかたちは異なっているでしょう

新たな年には、ぜひ一人一人が自分の置かれた立場にふさわしい

希望を見出したいものです

 しばらく年末年始のお休みをとらせていただきます

ことしもありがとうございました


みさおとふくまる

2011-12-29 21:03:10 | 猫、ねこ、ネコの図書館

「みさおとふくまる」 伊原美代子 

株式会社リトルモア発行 2011年10月

みさおおばあさんと白猫ふくまるとの、こころ温まる写真集です

写真を撮ったのはみさおおばあさんの孫であるプロの写真家、

伊原美代子さんです、

さすがにお孫さんの目から見たみさおおばあさんとふくまるは

温かくやさしいアングルで決まっています

写真の一つ一つを見ていると、右目と左目の色が違うふくまるは、

本当に福を呼ぶ猫だという気がします

寄り添って生きる二人が実に幸福そうなのです

田舎の自然の風景がいつでも背景にあり、

郷愁を誘う懐かしさがもあふれています

いつまでも二人にとって、

この幸せが続いてほしいと願うばかりです

 


被災犬をセラピーに活用

2011-12-28 15:41:51 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

12月24日の朝日新聞夕刊によれば、福島県動物救護本部では、

今回の大震災で被災した犬250匹を保護しているそうです

元の飼い主や里親も見つからないと、悲しいことになります

そこで、国際セラピードッグ協会が救いの手をさしのべました

それによると、まずは被災した4匹の犬をセラピードッグに訓練し

育てあげるというのです

育成には2年かかるといわれます

そうすれば、犬たちも救われるし、施設入居のお年寄りや

癌で闘病している人や認知症の人たちに大変慰めが与えられることに

なるでしょう

続けて100匹の犬に訓練を施したいとのことです

これは、素晴らしいことです、もっと多くの被災犬がこの道を歩んで

もらいたいものです

同協会では支援活動の寄付を募っているそうですから、

協力したいと思っています(問い合わせ先TEL03-5537-2815)

ところで、被災したネコたちはどうなっているのでしょうか、

猫たちにも、第二の人生ならぬネコ生を考えてやりたいものですが・・・

 


心臓のペースメーカーの3か月検査

2011-12-26 21:35:00 | 病気も仕事

いきなりの寒の入りですね、ちょっと早いな

ところで、今日は外来受診の日、体に埋め込んだペースメーカーの

定期検査をしてもらいました

早いもので植え込みから3か月が経過しました

検査は15分ぐらいで終わりました、

衣服の上からセンサーを当てて測定できるのです

簡単でいいですねえ、電磁波的な検査ですから衣服の上からできて

当然といえば当然ですが

結果は安定しているとのこと、まずは一安心です

その場で、例のiパットなどのタッチパネルの使用上の安全性について

聞いてみました

タッチパネルの面には、微小な電流しか流れてないから

ほとんど問題ないとのお答えでした

こっちのほうも、まずは安心というわけでした


今年も、イルミネーションがきれい

2011-12-25 17:44:36 | 日記

今年は節電の年なのか、一般家庭の冬恒例の

イルミネーションが少なくなったような気がします

それでも、お近くのお宅では、きれいなイルミネーションが飾られ、

目を楽しませてくれました

また、デパートのイルミネーションは

相変わらず豪華で目を見張ります

話題の東京スカイツリーのホワイトイルミネーションも見えましたが

ちょっと写真には撮れませんで残念でした


岩合光昭さんのねこ写真展

2011-12-24 21:36:33 | 猫、ねこ、ネコの図書館

いまやねこのみならず動物写真の第一人者である写真家の

岩合光昭さん、

ねこを訪ねて日本中を10年かけて四十七都道府県を回り、

写真を撮られたそうです

日本のみならずヨーロッパやアジア、アフリカまで回ってねこを

撮り続けられたそうです

いままでの40年にわたるその集大成の写真展が千葉県船橋市の

東武百貨店で開催されています

ねこ好きのわたしとかあちゃんはさっそく出かけました

思っていたより作品数が多く、本などで見るよりも写真が大きいので

迫力がありました

この瞬間を永久に留めたというような素晴らしい一瞬のねこの姿

大勢のねこたちが戯れている姿

可愛いねこたちの写真で堪能しました

ねこには県境もなく、国境もないなあと思いました

岩合さんの愛ねこ、「海(かい)ちゃん」の特集もありました

この日は岩合さんのトークもあり一層親しみを感じましたね

サイン会もあったので記念の写真集を買い、イラスト付きサインを

いただきました

会場はねこファンや岩合ファンが大勢集まって熱気に包まれ、

人気のすごさを実感しました

出版:株式会社クレヴィス


心臓のペースメーカーにタッチパネル(スマートフォン)は影響ないのか

2011-12-23 20:57:50 | 病気も仕事

最近のタッチパネル型の携帯端末、たとえばスマートフォンや

iフォーンなどは、心臓にペースメーカーを埋め込んだ人には影響がない

のでしょうか

ちょっと不安ですね、わたしは余り急いで流行に乗らないほうなので

いまだに普通の携帯電話を使用中です

この押しボタン式携帯電話ですら、電磁波の影響を受けないように

30センチメートル以内に体のペースメーカーを近づけないように注意が

必要なのです

ところが、タッチパネルなどは、指タッチ用の液晶の画面には微弱な

電流が流されているということです

指でタッチすると、体に電流が流れ、ペースメーカーに影響がないのでし

ょうかねえ

もちろん、電磁波が危ないことは承知です

ちなみに、体脂肪などが測れる体重計(体脂肪計)には、やはり微弱な

電流が流されているので、わたしのようなペースメーカーを埋め込んだ

人は使うのを禁止されています

わたしも今まで使っていた体脂肪測定型体重計を使用中止して、

簡単な体重計に変えました

この点に関して、ペースメーカーのメーカーやタッチパネル、スマートフォン

などのメーカーの意見を聞きたいと思っています


床屋ですっきり

2011-12-22 21:05:20 | 看取りと介護道

今日は寒い冬至でした

先週は、じいちゃんとばあちゃんはショートステイでお世話していただきました

その際に、床屋さんをお願いしましたが、あいにくとちょっと出張床屋さん、

多忙につき間に合わないとのこと、残念でした

そこで本日、昼の気温も12度ぐらいになるというので、そう寒くなかろうと、

近所の丁寧な理容店へ予約を入れて二人とも連れてゆきました

年末でもあり、すっきりときれいにしてもらいました

二台の理髪台で、じいちゃんとばあちゃん、並んで同時にやってもらいました

終わってすぐに、車で帰ってきました

風邪をひかせたら大変、急いで部屋に入り暖房をつけました


東山魁夷画伯のクリスマスカード

2011-12-20 21:10:34 | 日記

先日、東山魁夷記念館へ行ったと書きましたが、

魁夷さんは学生時代だった頃に、童話の挿絵を描いておられたそうです

色んな作品を観ましたが、どれも実に繊細でかつやさしい絵でした

売店でクリスマスの時季にふさわしいサンタクロースの挿絵があったので

買って帰り飾っております

これはクリスマスカードです

絵の中から、一つのやさしい童話が聞こえてくるようです


「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」

2011-12-19 21:11:15 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

なにげなく立ち寄った書店で、つらつらと陳列されている本を見ていました

すると、一冊の本に目が留まりました

それがこれです「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」(太田康介 飛鳥新社)

あのすさまじい地震と津波と原発の放射能汚染で、全く住めなくなった20キロ圏内に放置された

動物たち、犬、猫、そして馬、牛や豚たちの可哀そうな姿が写されています

著者で写真家の太田康介さんは3月末から3か月にわたって、現地に何度も足を運び、

この残された動物たちの現実を撮影したそうです

それと同時に、犬や猫たちを保護して、飼い主を捜したり里親を求めたりしました

津波ですっかり流された土地に、生き延びたものもいれば、残念ながら死んだものもいました

今回の災害の中で、被害者のなかには、このような動物たちも含まれているのだということを

胸に記憶しておかねばならないと思いました

まだまだ状況は続いているわけで、少しでも助けてあげたいものです

その意味で本書は貴重な記録です


インフルエンザの予防ワクチン接種

2011-12-15 18:16:29 | 病気も仕事

インフルエンザの流行期に入ったと、新聞に記事が載っていました

わたしは今までインフルエンザ予防ワクチンを接種したことがありませんでした

しかし、市から届いたインフルエンザ予防ワクチン接種の案内書には、

呼吸器、心臓病や腎臓病などの疾患がある人は、ワクチン接種をしたほうが良いとありました

心臓の手術を受けた病院で、ワクチン接種の是非を質したところ、受けてよいとの返事を得ました

実は、手術後ある日数が経たないと抵抗力がついていないので、

ワクチン接種などはむしろ慎重を要するのです

そこで、今回は接種してみようと、かかりつけの医院へ行き接種しました

それから一日たちましたが、発熱もなく今のところどうやら問題なかったようで安心しました


東山魁夷画伯が愛したモーツアルト

2011-12-14 16:22:51 | モーツアルトの楽しみ喜びそして感謝

千葉県市川市にある”東山魁夷記念館”へ久しぶりに行ってきました

東山魁夷画伯(1908-1999)は青緑色を用いた日本画で有名な方です

魁夷さんはクラッシック音楽もお好きで、中でもモーツアルトがお気に入りだったとのことです

ドイツへ出かけてコンサートにもよく通われたそうです

記念館の売店では魁夷さんが特にお気に入りであったモーツアルトの”第二楽章”を

吹き込んだCDが売られていたので購入しました

魁夷さんはあるときモーツアルトのピアノ協奏曲イ長調(k.488)の第二楽章を聴いていたときに、

脳裏に針葉樹の繋がり合う青緑色の湖畔に、一頭の白馬が現れて横切ってゆく幻想が

浮かんだそうです

これを絵に表わされたのが”緑響く”という作品であるということです(購入したCDの表紙絵)

魁夷さんにとって、モーツアルト音楽との出会いはけっこう年をとられてからで、

画壇でも不遇な時期であったとのことですが、最も幸福な巡り合いであったと述懐されています

魁夷さんのCD解説文によれば、

”人は生涯の旅路の上で幾度か邂逅と別離、親愛と忘却を重ねてゆく。

もし、長い年月を共に歩み、喜びと悲しみを共にする好伴侶に巡り合えたとすれば、

その仕合わせは計り知れないものがあるだろう。

それはこの世に在る人の場合だけに限らない。”

本当に同感です

私も以前に購入したモーツアルトのCDから気に入った第二楽章を抜き出して録音し

就床する前に聞いています

魁夷さんが選んだ曲の第二楽章のいくつかはわたしも共通しています

多くのモーツアルトファンはみなさんも同じ曲を選ぶでしょう

わたしにとっても、モーツアルトとの出会いは真に幸福な出会いといえます

わたしもどういうわけか、40歳を過ぎてからモーツアルトが好きになりました

夜、寝床に入ったらモーツアルトのCDを小さな音で聴きながら眠りに入りますが、

こんなに幸せなことはないというほどに、まさに至福のひと時だと思っています


消えてゆく本屋さん

2011-12-13 12:52:10 | 日記

ここ数年で近所の本屋さんが何店か閉店して消えてしまいました

以前の散歩コース立ち寄り場所には、本屋を自然と選んでいました

それがなくなってしまうと、実に寂しいものです

特に、駅前にあった小さめの本屋さんでは、ちょくちょく週刊誌や雑誌を買っていました

また、けっこう大きめのチェーン店の本屋さんでは、単行本などを買っていました

立ち読みもよくやっていました

最近は、新聞で興味ある本を見出した時は、ネットで買うことが多いです

しかし、本屋さんで中身を見て買うというのも大事です

題名に引かれてネットで買った本が、読んだらがっかりというときもありました

立ち読みだけでもう十分という場合もあります

したがって、小さな本屋さんが消えてゆくのは、本当に寂しいものです


花木との付き合い再開

2011-12-12 22:01:53 | 病気も仕事

冬にしては、今日は天気も良く暖かです

そこで、夏以来、全く手付かずであった庭の花木の剪定や、

パンジーなどのポットの苗を鉢への植え換えをしました

まさに4か月ぶりです

久々に体を動かし、花木との接触に興奮を覚えました

ガーデニングはやはり好いですなあ

それにしても、随分荒れ果てていました、すまなかったと花木たちに

済まない気持ちでいっぱいでした

これも、リハビリに好いものです

健康回復あっての花木との付き合いの再開です


11年ぶりの皆既月食”赤い月”

2011-12-11 17:03:47 | 日記

昨夜は快晴の天気に恵まれて、待望の皆既月食を堪能できまhした

それにしても、寒いので外へ出たり入ったりしながら、デジカメで必死に撮ったのです

月の写真は難しいですね、最大のズームにして手振れをしないように頑張りました

手を頭の上にあげてカメラを構えるので、無理な姿勢を余儀なくされます

ある意味で、これもリハビリ運動の一種ですなあ

9時45分ごろから零時半過ぎまで3時間も粘ったので、大変冷えたし疲れました

このような完璧な皆既月食は11年ぶりだとかで、晴天に恵まれて幸運でした

圧巻は”赤い月”です、

月が欠けてゆくにつれて、地球の影に入った部分は”赤い月”へと変わってゆきます

完全に地球の影にすっぽり入った月は赤銅色にぼんやりとかすんでいました

なんともいえず、幻想的な情景です

再び月の光が見えだして、そこで観賞をやめました

 

欠け始めです、うす雲がかかっていました

 

もうすぐ皆既月食となる瞬間です

 

皆既月食が終わり、月は次第に輝き始めます