(童話)万華響の日々

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前途多難なのに馬耳東風のオリンピック責任者

2021-03-27 21:43:18 | 新型コロナウイルス感染

報道に寄ればオリンピック・パラリンピック、この夏の大会を中止または延期を求めるという人が8割以上いるというのに、菅政権やJOCは馬耳東風と、聞く耳持たぬらしい。ついに聖火リレーも始まってしまった。何が何でもという悲壮感が見える。

コロナウイルスの感染者は漸増しつつある。変異種が首をもたげ始めている。更に、異常気象の続発の気配と地震の多発、など前途は不安に満ちている。どの一つが起きても社会は混乱を免れない。


変異種に対する対策とは何か

2021-03-23 21:09:16 | 新型コロナウイルス感染

新型コロナウイルスははっきりと変異種になって感染拡大を始めたようである。まるで去年の感染はCOVID-19にとっては小手調べででもあったかのようだ。かつて映画「エイリアン」を観たが、このエイリアンは変異しながら猛烈な怪物へと変わった。思うに昆虫は卵から幼虫、蛹を経て成虫へと変態する。エイリアンは昆虫の段階的変態を模して作られたように思う。COVID‐19も昆虫とは異なった変異を続けて成長する。いま世界的には4種類が認められていてイギリス型、ブラジル型、南アフリカ型、最近になってフィリピン型が伝えられた。開発された各社のワクチンもその効果が変異種にはどの程度なのかまだはっきりとは分からない。また、変異種の最終型がどのようなものか、変異がいつまで何代続くのか分からない。どのようにして感染が収まるのか、それはいつどのように変異が終息するかという事でもある。もともとは蝙蝠か何かの動物に宿していたのが、他の動物に移りそこで増殖を始めた。蝙蝠に宿っていた時には安定してその体の中に存在していたはずである。なぜ他の生物に移動したのか、不思議だ。その相手とはどこまで増殖すれば平衡に達するのであろうか。それは生物の大問題である。昨年にはアフリカ飛びバッタが大発生した。緑色のものを食いつくして飛び去るという。やがて収まるらしいが何がどうなって収まるのか。ウイルスの感染もバッタと似たものなのか。

COVID-19を侮ってはならない。集団免疫という現象はこのウイルス増殖と人類存在との平衡の問題なのだとしたら、大いに恐ろしい意味を有する。

ともかく現在の変異種にどう対策するか。感染力が1.7倍と言われている。3密回避を少なくとも1.7倍に増加しないといけなかろう。換気量を1.7倍とし、人との隔たりを1.7倍にする。もっと有効な対策はないものか。

 

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Barbra Streisand "The Way We Were"

The Way We Were, scritta da Alan Bergman e Marilyn Bergman, ed arrangi...

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緊急事態宣言解除は感染状況を一層悪くする

2021-03-17 17:27:35 | 新型コロナウイルス感染

非常事態宣言を政府は解除しようとしていると報道された。賛否両論が出ている。賛成する意見ではこの宣言が出ていても無視するあるいは鈍感になってしまい不要不急の外出や外食をなんとも思わないというのが多い。反対意見では、解除によって気持ちが一遍に緩み不要不急の外出や外食を堰を切ったように行うというものだ。どちらにせよ、人出が多くなり3密状態が増加する。結局宣言を継続しても解除しても結果は3密増加により感染者が増加するということになる。そして医療現場をひっ迫させるのである。こういう緩んだ緊張感の時を狙ったかのようにコロナウイルスが変異している。感染速度が数倍化し、重症化が増加し、死亡者が多くなる。より身近に危険を感ずるようになる。かくして、多数の人たちが再び身近に恐怖を感ずる日々が近づいている。一つは宣言の解除による解放感による外出増加、一つは変異種の感染拡大によって、恐怖感を一層加速するだろう。

ワクチンはその効果がまだ曖昧である。血栓ができて死亡する例も出た。結局一人一人の意識が重要となる。マスクや手洗いや自粛と家籠りが最善の策なのである。テレワークをさらに推進させな一層といけない。感染者が増えず低水準をずっと保つようになったときにこのウイルスは鎮静化するだろう。そのためのある程度の年単位の時間がやはり必要なのである。その間、生活困窮者への国や自治体の支援が息長く続くことが必要である。生活困窮による死者を出してはいけない。


変異型ウイルスに要注意

2021-03-04 17:25:06 | 新型コロナウイルス感染

第4波が襲来しているのではないか、という観測をして第4波の主は変異型ウイルスではないかと推察しブログに記した(2021.1.15.)。いささか勇み足的であったが、その予測は正しかったようである。むしろ今からが本番であり、今日には菅首相が緊急事態宣言の延長(2週間)を表明したのは正しい決定である。だが2週間で何か今後の予測に資する傾向が得られるだろうか。フランス、イギリスやスペインでは昨年の秋にこの変異型の感染に遭っていた。現在の変異型ウイルスの感染者はいずれも渡航の経験がないそうで、どこから持ち込まれたものなのか、不気味である。今後の一層の注意が必要である。

ところで新型コロナウイルスの感染制御は水道の蛇口の開け閉めに似ている。ロックダウンは完全な蛇口閉め止めであり、GOTOイベントなどは完全の蛇口開放であり、その間には閉め方に程度の差がある。水にはウイルスが混入していて、水流が大きいとウイルスも大量に水と共に一緒に流れる。水の流れは人の流れであり、人の流れ(移動)が大きいとウイルスも大量に流れて広がる。水道の水にワクチンや特効薬を注入するとウイルスの動きが阻止される。そうなれば蛇口をもっと開けてもかまわないだろう。ワクチンの効果次第である。

 

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グリーンフィールズ ブラザース・フォア 1960

CD The Brothers Four Best of Best より

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