(童話)万華響の日々

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視覚障害者と盲導犬との痛ましい死

2015-10-04 20:34:30 | 生と死を想う

これは大変に痛ましいニュースをみました、朝日新聞10/4日朝刊から以下に引用します

「3日午前8時ごろ、徳島市新浜町1丁目の市道で、歩いていた同市昭和町8丁目のマッサージ師

山橋衛二さん(50)が、同市八万町の自営業手伝い福本亮さん(38)運転のダンプにはねられ、

胸などを強く打って約1時間後に死亡した。山橋さんは視覚障害者で、連れていた盲導犬も一緒に

死んだ。 徳島東署によると、現場は建設資材置き場の入り口付近。ダンプは当時、資材置き場に

バックで入ろうとしていたらしい。山橋さんは勤務先の医院に出勤する途中だった。

 「徳島の盲導犬を育てる会」の杉井ひとみ事務局長(56)によると、一緒にいた盲導犬は県から

貸与された10歳のオスのラブラドルレトリバー、ヴァルデス号。山橋さんは約9年間行動を共に

していた。ヴァルデス号が11日で引退することが決まっており、山橋さんは新しい犬との出会いも

楽しみにしていたという。杉井さんは事故現場に駆けつけ、「ショックだ。盲導犬の判断ミスは考え

にくい。どうしてこんなことになったのか」と話した。」

 不幸な事件でしたが、痛ましいのは盲導犬ヴァルデス号がいわば殉職したこと、丁度かれの11才

の誕生日に死んだ、現役引退の1週間前に死んだことです、こういう不思議なめぐりあわせの生涯に

は何かしらの運命的な意味を感じます、盲導犬を街で視覚障碍者とともにいるところを見るとき、

その従順で主人を守ろうとする誠実な姿に深い感銘を常に覚えます、

亡くなった山橋さんとヴァルデス号の天国での平安を祈ります


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