モーツアルトは1791年12月5日に亡くなった。35歳、若すぎた天才の死だ。没後231年となる。最後の作曲がこのニ短調レクイエムK626 であった。しかも未完成であり弟子のジュスマイヤーが補完したと言われている。
12月5日はモーツアルトの命日だからこのレクイエムを毎年聴いてきた。今日もNHK FMで放送してくれた。補完されたとはいえ全曲にモーツアルトの切迫した緊張感がみなぎっている。北極星の彼方から響いてくるような凛とした清らかな調べだ。
モーツアルトが最後に残してくれた安らぎの調べであった。
ケフェ星雲
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