徘徊とは言わぬまでも夜中に就床後ベッドから立ち上がって歩かれる
のもたまりません
ばあちゃんは足腰弱く、いわばロコモテイヴ症候群ですから、たとえ立って
もよろっと転倒の危険があります
ベッドの際にはセンサーパッドが敷いてあるので足が接触すると音が鳴る
ので急いでばあちゃんの部屋へ行きます
そして、ベッドの縁に腰かけて、ぶつぶつと独り言を言っていたりします、
どうしたと聞くと、トイレに行きたいと訴えます
そこで、腕を支えてトイレに連れて行きます、とても一人ではたどり着け
ないし、どこにトイレがあるかもわからない状態です
さらに危ないのは、わたしの到着が遅れたためにベッドから立ち上がっ
てよろよろと歩いているのを発見した時です
危ないから歩くなとなんぼきつく言っても所詮は認知症、効き目があり
ません、だからとにかくセンサーパッドが頼りです、できるだけ急いで、
自分が尿意を催していても夜中でも朝方でも何度でも直行しなけれ
ばいけないわけです
毎夜のことなので疲れます、ショートサービスを3日程させてこちらは
休養しあとの4日はがんばるというわけです
他の人の場合を聞いたり読んだりするとまだ楽だなあと思ったり、
いや厳しいなあと思ったりです
大事なのはこちらの体力気力です