朝日新聞の特集「大介護時代(5/16)」を読んでいろいろ考えさせられました、
介護者が働きながら苦しみ悩んでいる実態を知りました、ある47歳公務員の
女性は母がガンと認知症で病院に入院中、父は要介護2でありながら自宅で居住、
アルコール依存症だという、週二回は実家に帰り父母の様子を見る、その父を連れ
て入院中の母に合わせるというのです、こんな生活を12年も続けているというのです、
また介護施設で働く54才の男性は80代の両親が2時間ほどの距離のところに住ん
でいるが遠からず老人ホームに住む意志があるが、施設では慢性的な人手不足で
寝たきりの老人の世話が十分にしてもらえるのかその道の専門家だけに気になる
そうです、こういうニュースを知るたびに実にしんどい気分になります、誰もが避けて
通れない人生の最後の通路はまさに荒れ放題で動物も通れないとは云わぬまでも
障害物が多く存在しており無事に通過できそうにありません
わたしもいまは両親の介護に苦労しておる身ですが、たちまちにして今度はすぐに
自分たちの順番になってしまいます、もうすぐそこに自分たちが哀れにもうろうろ
している姿が見えるようです