今日の朝日新聞朝刊の声蘭に掲載された投書が眼をひきました
「自宅介護が一番だけれど」というタイトルでの、
山口県の元森さんのご意見です
元森さんは50代のとき、ご主人を自宅介護で最期まで看取られた
ということです
毎夜の1時間おきのトイレに介添え、これには参ったそうです
デイサービスは利用されたが夜は付き添わねばなりません
自宅での最期までの看取りは共倒れの危険があると指摘されています
理想(建てまえ)は分かるが、本音はもっと違っていいというご意見と見ました
今日の朝日新聞朝刊の声蘭に掲載された投書が眼をひきました
「自宅介護が一番だけれど」というタイトルでの、
山口県の元森さんのご意見です
元森さんは50代のとき、ご主人を自宅介護で最期まで看取られた
ということです
毎夜の1時間おきのトイレに介添え、これには参ったそうです
デイサービスは利用されたが夜は付き添わねばなりません
自宅での最期までの看取りは共倒れの危険があると指摘されています
理想(建てまえ)は分かるが、本音はもっと違っていいというご意見と見ました
認知症といっても、人それぞれでしょうが、寝たきりならばともかく
体が動ける認知症の高齢者の場合、介護者は二十四時間見守らねば
なりません
相手は徘徊老人であったり、訳も分からないことを何度も何度も
繰り返して話しかける、それに対して相手になって何らかの返事を
してやらなければなりません
昼はまだ何とかなりますが、夜はその介護は大変なものとなります
寝たり寝なかったり、トイレにいつ起きるやらわからず、その都度、
様子を見て付き添わねばなりません、こちらは眠くても付き添わねば
なりません
布団の上で転倒しないように介添えをしてやったり、トイレまで連れて
行って用を足す助けもしてやらねばなりません
必要なことは他にもたくさんあり、書ききれません
このために、介護するものは常に寝不足でへとへとになってしまいます
こうして、介護者は昼も夜も介護で疲れ切ってしまうのです
この疲労とストレスから介護者は自らを救わねばなりません
それが好い介護者となる道です
デイサービス、ショートステイ、ヘルパー、地域の助け合いボランテイア
などなど、あらゆるネットワークを駆使して窮地を乗り切らねばならない
のです
介護行政や施設は極めて不十分であるとはいいながら、
道はきっと開けるという希望を捨てずに、
介護の道をゴールに着くまで究めたいものです
相田みつをさんの作品をみると、その字の味わいに惹きつけられます
どうしてこんな味わい深い字が書けるのかと、
もちろん、言葉も素晴らしいです
はっきり言って、下手に見える、しかし、その下手な字がまねできない
一見、下手そうに見える、その下手を超える味わいが真似できないんです
最近は家族の最期の看取りを家でするケースが多いと聞きます
実際、病院に入院していてもある程度家族の介護が可能のよう
ならば、退院させられてしまうのです
老健施設えいっとき待機するとしても、最終的には介護施設や家に
戻って最期を迎えなければならないわけです
ところが、最期を看取ってくれる訪問医が圧倒的に少なく、
大概の場合には家族が危篤状態になったとき、救急車で病院へ運ぶ
という件数が多いということです
これが大きな社会問題になってきているようです
本当に助けなければならない患者が救急車には間に合わず、
もう寿命というべき老人が救急車で病院へ行って延命処置を受けている、
これは明らかに矛盾です
そこで提案したいのは、本当は訪問医の数が増えてほしいですが、
一方で訪問介護をしている看護師にも臨終時の看取りの資格を
与えられないかということです
心肺停止し瞳孔が開いてしまっている高齢者等の臨終の死亡判定は
看護師でも可能であり認められていいのではないかということです
どうでしょうかねえ
骨粗鬆症がこんなに恐ろしいものとは思わなかったです
というのは、じいちゃんの体力は骨粗鬆症という病状から、
いわゆる坐骨神経痛とか肋間神経痛とかいう症状となり、
ついには胸骨圧迫骨折に及び
それは一向に快癒せずますます重症化しつつあります
それはある日突然に海面に現れるクジラのように迫ってくるのです
結局は、最近の腰から両脚の大腿部に起こってきた痛みと
力が入らない症状は、「運動器不安定症」
いわゆる通称ロコモテイヴ症候群という厄介な病気でありました
これは、分かりやすく言うと、老衰の現象なんだそうです
じいちゃんは若いころからよく歩いたし、80才半ばまで自転車にも
乗っていました
全ては筋力や骨粗鬆症からきています
最近まで自立歩行が可能であったのに、車いす状態に陥りました
体力というものは、どれだけ維持に努力しても、自然に衰えてゆく
ものだと思わないわけにはゆきません
介護とは創造活動だと思いたいものです
どの子供も親の介護をしなければならない、
どの夫婦も伴侶の介護が避けられない、という現実
ともすれば、難局に遭い窮地に落ち込んでしまいます
そこで、活路を考える、必死に
そして打開策が与えられれば、それは喜ばしい創造といえるものです
諦めずに、考え抜きたいと思います
今日の新聞のお悔やみ蘭をみて、また残念な訃報がありました
俳優で映画監督の塩屋 健さんが急性大動脈解離で5日に死去された
ということです、まだ56才の若さでした
同じ大動脈瘤で手術を受けて一命を救われたわたしとしては、
CT検査を受けることをすすめたいと思います
大動脈瘤も大動脈解離もほとんど予兆なく進行してしまいます
それを防ぐにはCT検査しかありません
晴れていても東風が寒い日です
ところで、ばあちゃんがあごの下が痛いらしいんです
右下の奥歯が1本だけ残っているんですが、どうやらこの歯が
水を飲むときなどに疼くらしいんです
かかりつけの歯医者さんへ連れて行って診てもらいました
あれからもうかれこれ2か月ぐらいになりますか
認知症のばあちゃんは自分の口の痛みを言い表せないんです
それを、こちらが何とか聞いて推測するわけです
それを先生に伝えます
すると、診立ては「知覚過敏症」ではなかろうかというのです
ようするに、痛みは24時間中しょっちゅうではなく、水を飲んだり、
お茶を飲んだりした時に、初めの1杯目が一番痛く感ずるらしいです
それで、2杯目はそれほど痛く感じないようです
いまは、知覚過敏症を緩和させるために、
商品名「シュミテクト」なる歯磨き粉を用いて歯磨きをしています
幸いにして、いくぶん効果あるみたいです
このまま鈍感になってくれれば好いんですが・・・・・